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2024年2月 5日 (月)

縮命 クレジットカードで飽食、一杯食わされる

 

マイクロプラスチックは人体に危険である。解説と防御策を記する。

 

 平均的な人間は、一週間でクレジットカード1枚分のマイクロプラスチックを摂取しているというオーストラリア・ニューカッスル大学の研究結果が発表された。それから計算すると、成人の50年後の古希には、食べた量がクレジットカード2600枚と一杯である。

 

人間が日常生活で飲み込むプラスチック、週にカード1枚分 豪研究 - CNN.co.jp

https://www.cnn.co.jp/fringe/35138381.html

 

 今まで(2021年現在)、63億トンのプラスチックが廃棄され、リサイクルされたのは9%だけ。海洋に投棄されたプラスチックは太陽光の紫外線等で劣化して、微細なマイクロプラスチックに分解し、海の中を漂う。それを魚介類が食べて、それを人間が食べる。それで食物濃縮が行われる。

 マイクロプラスチックの成分は、PETが半分、ポリスチレンが1/3、ポリエチレン1/4の比率である。PETはペットボトルの材料になる。ポリスチレンはカップ麺等の容器に使われている。ポリエチレンは、スーパーやコンビニで買い物で使うレジ袋や食材を保存する際に使うラップフィルムの素材である。

 

 マイクロプラスチックは人工物であるので、体内では異物として免疫細胞が排除するため闘う。しかし無機質物体のため、免疫細胞には無為の戦いで、排除できない。そのため免疫細胞は疲弊する。その分、免疫機能が低下する。

 プラスチックにはホルモン攪乱剤(環境ホルモン)を放出する種類もある。それが不妊や癌、アレルギー、早期成熟、発達障害等を発症する。

 免疫機能が低下すると万病の元になる。コロナ感染、がん、認知症、糖尿病、血管障害、不妊症、鬱病、発達障害等である。

 

 今までの研究で、実験用マウスにマイクロプラスチックを5週間食べさせたら、腸内の炎症が起き、腸内細菌が異常になることが分かっている。更に心臓血管のトラブルも発生した。心臓の筋肉が炎症を起こして、筋肉が死んでしまった。要は内臓が機能不全を起こした。これと同じことが人間の腸内でも起きていると推定される。

(YouTube 「血液中にプラスチック 腸に悪影響」Dr.ishiguroより)

 

マイクロプラスチックの流出量

 ペットボトル500mlの水から    240,000個  

 ホットコーヒーを紙コップから    25,000個

 プラスチックまな板から(1年間で) 7,000万個

 プラスチックティーパック1杯から    100億個

 

水のペットボトル1本に24万個のプラスチック片が含まれていた…ナノプラスチックへの暴露を低減する3つの方法 | Business Insider Japan

https://www.businessinsider.jp/post-280971

 

紙コップでコーヒーを1杯飲むと2万5000個のマイクロプラスチックを摂取することになる - GIGAZINE

https://gigazine.net/news/20201220-coffee-tea-paper-cups-microplastic/

 

プラスチックのまな板を使うと「年間7000万個以上のマイクロプラスチック」にさらされる可能性があるとの研究結果 - GIGAZINE

https://gigazine.net/news/20230702-boards-microparticles/

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プラスチック製ティーバッグが100億個以上のプラスチック粒子をカップに放出していると判明 - GIGAZINE

https://gigazine.net/news/20190927-plastic-teabags-release-billions-microparticles/

 

 

自己防衛

 マイクロプラスチックの恐ろしさを知って、自己防衛として、下記の対策を取った。マイクロプラスチックは一度、体に入れると排出が難しいので、少しでも体内に入れないような予防的な取り組みが必要だ。現代社会では完全な排除はできないが、少しでも被害を少なくと、取り組んでいる。

 

 テレビを見ない

  テレビのCMでは、プラスチックで包装された食品ばかりである。

  テレビでは、あれ食え、これ食え、と洗脳教育である。

  毒物ばかりのCMで、それがガンになる原因である。

  美味しいものには毒がある。美しいバラにはトゲがある。

 ペットボトルの飲料水は飲まない。

   唯一対象外としたのは、非常用長期保存水。

   非常時だから仕方ない。まず生き延びることが大事だ。

   幸い大災害が来ず、賞味期限が来たら未開封でも捨てる。

   2ℓで100円の安いペットボトル水を、2年保管する。

   それで1年に一本を廃棄するなら防災用として許せる費用である。

 

   ペットボトル製造過程でアンチモンが使われる。そのペットボトルを、防災用として夏の暑い状態の保管庫に保管する場合や、炎天下の車の中に放置するとアンチモンが発癌性物質に変わり出てくるようだ。ご用心。

 

 紙コップでのホット飲料は飲まない

   自販機のホットコーヒー、スターバックスの紙コップコーヒー、

   新幹線内販売のホットコーヒー

 プラスチックまな板を木製に変更

 プラ容器入りの醤油をビン詰めの醤油に変更

 プラスチックのタッパーを全廃

 プラスチックの容器を全廃

   ガラス製、陶器製に変更

 プラスチックのおしゃもじを木製に変更

 プラスチックのスプーンを全廃

   金属製のスプーンに変更

 サランラップを全廃

   直接食品と接せると、マイクロプラスチックが移る。

 大型の魚の摂取を控える 

   魚の体内に多量に入っているようだが、私は肉はあまり食べないので、せめて大型の魚は止めて、小さな魚を選んで食べている。大型の魚には、生物濃縮の法則で、汚染物質が大型魚に濃縮されている。

 

 

以下 Wikipediaより                                                        

マイクロプラスチック - Wikipedia

マイクロプラスチック 

 マイクロプラスチックは、(生物物理学的)環境中に存在する微小なプラスチック粒子であり、特に海洋環境において極めて大きな懸念材料となっている[1]。一般には、直径 5 mm 以下のプラスチック粒子または、プラスチック断片と定義されている[2][3][4]。海洋研究者の一部は1 mmよりも小さい顕微鏡サイズの全てのプラスチック粒子[5]と定義している。この定義は、現場での採取に一般に使用されるニューストンネットのメッシュサイズが333 μm (0.333 mm) であることから適切でないとの議論もあり[6]、5 mmよりも小さい粒子と定義している研究者もいる[7][8]。

 

 マイクロプラスチックは、 もともとは、レジ袋、コンビニの弁当箱、ペットボトルの蓋などの[要検証 – ノート] プラスチックゴミ(一般的にプラゴミと呼ばれる)である。プラスチック製品の大半は石油を使われているが、そのまま固めるのではなく、石油にさらにエネルギーを加えて化学合成して作られる。全世界で年間[いつ?]に製造されるプラスチック製品は約4億トンであり、その用途は、約半分が容器、包装などに使われている。これらの製品は一度使用すると捨てられる「使い捨て製品」が多く、代表的なものはレジ袋である。現在[いつ?]日本では全国で年間約300億枚のレジ袋が消費されている。その他のプラスチック製品としてペットボトル、食品パッケージ、コンビニの弁当箱などがあり、これらを合計すると、日本では1世帯1日あたり約数百グラムのプラスチックゴミが発生する。プラスチックゴミは人間が的確に処理していれば海に影響を及ぼすことはない。ポイ捨てされたもの、ゴミ箱からあふれて処理されず放置されたものなどが河川や下水に侵入したり、風に飛ばされたりして最終的に海へ流れ着いている。海洋を汚染するマイクロプラスチックの大半は人間が日々の生活で排出されたものに由来している。[9]

 マイクロプラスチックは、マイクロサイズで製造された一次的マイクロプラスチックとより大きな二次的マイクロプラスチックに区別できる[10][11]。一次的マイクロプラスチックの例として、化粧品があげられる。二次的マイクロプラスチックは大きなサイズで製造されたものが、自然環境中で5㎜以下に破砕・細分化したものである主に、ペットボトルやビニール袋が紫外線などに晒されて劣化することで発生すると考えられている。どちらも人体・環境に甚大な悪影響を与える。

 

 

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 メーカの炊飯器に付属してたプラ製おしゃもじ

 

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 プラ容器を廃棄

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2024-02-05  久志能幾研究所通信 2819号  小田泰仙

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