泣いて罵食を斬る、鳴いてプラ容器を切る、接して漏らさず害
今回、廃棄処分とした自宅内のプラスチック容器、紙製容器
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危険なものに接すれば、その危険性が身に及ぶ。
美味しいものには毒がある。美しいバラにはトゲがある。
確かに、魅力的な女性は危険かも? ハニートラップにご用心。
現代では貝原益軒の養生訓「接して漏らさず」には無理がある。便利なプラスチック容器や紙容器には危険が潜む。それで家にあるにプラ容器、紙コップを捨てることにした。便利ではあったが、知らない間に、自分の体を傷つけていた疑いがある。
一部、小物の事務用品入れに再利用する予定。
疑わしきは使用せず、君子危うきに近寄らず、泣いて馬謖を斬る、の心境である。
私が御幼少(60年前)の頃には、癌や糖尿病、アレルギー症、認知症の人など滅多に聞かなった。当時の医療費は10兆円以下だったが、現在は43兆円を超えた。なぜ? 日本に、なぜがんがこれだけ増えたのか、なぜアレルギーが出てきたのか、認知症がなぜこんなに増えたのか。
真の原因はわからない。凡人が出来る唯一の方法は、疑わしきものを遠ざける、である。大河の一滴かもしれないが、やらないよりはましである。私が鳴いて、一人でもそれに賛同してくれれば、少しは廃プラスチック問題が減るはずである。
動けば、何かが変わる。私の信条である。
プラスチック製タッパー
プラスチック製タッパーは、そのプラスチックからは有害なBPAが溶け出す恐れがある。
ビスフェノールA(BPA)は、肥満、糖尿病、高血圧、心血管疾患など、あらゆる原因による早死のリスクの増加に関連している。
BPAが腎臓や肝臓を傷つける。またそれががんの要因とも噂される。それが原因で、学校の給食容器からプラスチック製が排除された。
ペットボトル飲料
「500mlのペットボトル1本に、平均50個程度のマイクロプラスチックが含まれている。これらは自然界にない異物なので、生物が消化できない。体内に蓄積されていけば、炎症性の腸疾患などの病気のリスクにもつながる。」(東京農工大学 高田秀重教授談)
紙容器のホットコーヒー
同じように紙コップには、プラスチック皮膜が施されている。そうしないと紙材だけでは、高温の液体を保持できない。そのコップからから平均20個程度のマイクロプラスチックが含まれると推定される。特に、ホットコーヒーで飲む場合はその危険性がある。
2023-11-01 久志能幾研究所通信 2767号 小田泰仙
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