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2023年10月

2023年10月 8日 (日)

いい日旅立ち、否断捨離、睡眠、永眠、遺品整理

 

 私は還暦を過ぎても、断捨離はせず、モノを買いまくっている。とはいえ、年金生活者の財力と持ち家の広さと体力には限界があるので、買っても多寡がしれている。私は分相応で買っている。

 いいものを買って、長く大事に使う、が私の方針である。車は1999年に購入し、現在、24歳で現役である。スピーカYAMAHA NS1000 Mは現在、メインのスピーカではないが、まだ現役である。買ってから48年が経った。40年前に買ったラックスのアンプも修理をして現役である。ラックス社は30年経っても、そのアンプを直してくれた。

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 長く大事に使える品を選別していると、そんなに多くの品は買えない。買いまくるといっても、それでバランスが取れている。

 

 私は思い出の品は捨てずに、60年間でも保存している。写真記録は、100年前の祖父祖母のアルバムから今までの分を保存している。思い出の品こそ、人生である。今自分が生きているのは、ご先祖の存在があったためだ。その記憶が無くなったら、生きている意味がない。思い出の品に人生の記憶が籠っている。

 だから断捨離は我が家ではやっていない。両親も断捨離などしなかったから、昔の資料が残っていた。よくぞ、残してくれたと感謝である。昔気質の両親は、モノを捨てずに溜め込み過ぎであった。両親は、モノがない時代を生きてきたのだ。今のモノが溢れた状況が異常である。そのお陰で家系図を1734年没のご先祖までさかのぼれて、作成できた。

  2年前に祖父の100回忌を執り行った。今年は祖母の50回忌である。私は法事をきちんと執り行っている。法事を出来るだけ、幸せである。それはその齢まで生かされていることだ。死んでいれば、それは執り行えない。

 断捨離の人生とは、切ない儚い人生だ。思い出は、品物に形を変えて「思い出のお墓」として残っている。その思い出が自分の人生を創ってきた。そのお墓を捨てることは、はか無い、である。断捨離を自慢するミニマリストを観相学でみると、人間として下品な趣がある。

 

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動物と人間の違い

 動物が巣をつくり縄張りを確保すると、そのエリア中にトイレ(巣の外の決まった場所)と寝床と保存食置き場を確保する。人間様は人生檻の自宅を建てると、トイレ、ベッド、そして生存には必要ない思い出の品を家中に保管する。人はパンだけで生きているわけではない。それが畜生と人間の差である。その差の象徴の想い出の品を断捨離するのは、畜生の浅ましさである。思い出こそ人生である。

 人生の伴侶が認知症になり、一緒に過ごした思い出を全て失ってしまったら、それは妻の格好はしていても、妻とは思えないだろう。一緒に居ても楽しくないだろう。それでは、彼女と楽しい昔話が出来なくなる。それと同じである。思い出を共有してこそ、長年連れ添った妻である。思い出が身近にあってこそ、吾が人生である。放浪者のように、何ももたずに生活するのは、社会性のある人間ではない。人間とは人と人との間で共生できる生き物だ。行動をすれば何らかの足跡が残る。その証しが思い出品である。

 

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 上図は、50年分のスクラップ記事情報を納めた本箱。

 今までの50年分で62個のボックスファイルに整理した。それを日々見直している。そうすると当時のことが思い出されて、「よくやったね、頑張ったね」と自分で自分を褒めて、いつ死んでもいい気持ちになる。

 一つのボックスファイルは約10kgである。62個で、総重量620kgであり、思い出は重いで...?

 

6S

 6S(整理・整頓・清掃・清潔・躾・睡眠)を徹底する。

 6Sであれば、断捨離なしでも、家がゴミ屋敷になることはない。

 必要なものがすぐ出せるようにすることは、整理整頓である。

 不要なものやゴミを捨て、住む家の中を清掃して清潔にする。

 ご先祖の恩に報いる生活をする。そういう躾が人生を豊かにする。

 それは断捨離とは違う。今の断捨離ブームでは、人生で大事な思い出まで捨てている。

 睡眠は脳内の老廃物の整理整頓清掃清潔である。十分な睡眠が健康維持に必要である。睡眠不足が認知症を招く。

 毎日の睡眠とは永眠の事前練習である。その日に、やることをやり切れば、後は安らかに眠ることが出来る。人生の使命を果たせば、安らかに永眠できる。

 よく働いた一日は、安らかな眠りを賜う。

 よく働いた一生は、安らかな永眠を賜う。  ゲーテ

 死は睡眠に似ている。眠りにつき、人生でただ一度だけ目の覚めない時がある。それが永眠である。そのままいつもの眠りについて、朝になったら死んでいたというのが、理想である。

 

理想の死にかた

 『幸福論』を書いたカール・ヒルティは77歳まで現役で働いていた。1909年没だから、現在なら100歳に近い年齢である。彼は、朝、いつものように散歩に出かけ、帰ってきたら、疲れたと言って横になり、そのまま永眠した。

 

 やるべきことをやっていれば、何時旅立っても後悔はない。その日がいい日で、旅立ちの日である。やるべきことをやらず、やり残すから、後悔が残る。

 私は今はやることが多すぎ、忙しすぎて、死んでいる暇がない。死ぬんだって、その準備に時間がかかる。死は人生で最大で最後のイベントなのだ。

 

お迎えはカンバン方式(トヨタ生産システム)

 カンバン方式とは、後工程が必要な品数を前工程に要求して、その分を生産するシステムである。お迎えが来たということは、あの世が、貴方を必要としているのだ。お迎えが来たら、すぐ行かねばあの世の管理者が困ることになる。あの世だって、閻魔様の裁判スケジュールがある。閻魔様も忙しのだ。三途の川の河の渡し舟だって、運行スケジュールがある。あの世でも生産計画(死亡計画?)があるのだ。だから、お迎えがきたら、何時死んでいいように、下準備をしておかねばならない。

 

遺品整理

 遺品は遺品整理屋に頼めば、10万円~20万円ほどでやってくれる。ある人の遺品整理の費用見積もりを取ったら、10万円だった。その金額を比較すると、断捨離する時間が勿体ない。時間は命である。その分の時間を有意義に使おう。20万円程の金を残して、モノを買いまくればよいのだ。

 

 カネはあの世に持って行けない。何時死んでもいいように、カネを使いまくろう。使わないと悔いが残る。高齢者がカネを使えば、日本経済が復活する。それが高齢者の世間への御恩返しだ。カネを持っている高齢者が金を使わないのが問題なのだ。カネを子孫に残せば、子孫が堕落する。

 

 

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2023-10-07  久志能幾研究所通信 2756号  小田泰仙

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2023年10月 7日 (土)

フランシス・ベーコン成功哲学、YouTubeは非推奨

 

フランシス・ベーコンの成功哲学

「読むことは人生を豊かにし、話し合うことは人を機敏にし、書くことは、人を確かにする」。これらの技能の組み合わせは、トップを目指す人にとっては絶対確実な三種の神器である。

 

 Francis bacon’s formula for success. He writes,”reading maketh a full man, conference; a redy man; an exact man.” Now there’s a combination of talents; a sure-fire trio for anyone aiming for the top!

 

 キングスレイ・ウォード著 城山三郎訳『ビジネスマンの父より息子への手紙』 新潮社 1987年

 

フランシス・ベーコン

 フランシス・ベーコン(英: Francis Bacon, 1561年----1626年)は、イギリスの哲学者、神学者、法学者、政治家、貴族である。イングランド近世(ルネサンス期、テューダー朝(エリザベス朝)からステュアート朝)の人物。イギリス経験主義の祖。

「知識は力なり」(Ipsa scientia potestas est)の名言や、「イドラ」の概念で有名。

 Wikipedea より

 

 私は35年前、この原本を英語の勉強の為、音読して暗唱までした。人生の本として価値ある本である。そのお陰で、その10年後、私はテクニカルライティング検定試験(TEP)で1級を取得することが出来た。それで会社費用でミシガン大学へのセミナーに派遣させてもらった。1997年当時、この試験が始まって20年だが、私は累計で367番目の合格であった。私は47歳で、3度目の挑戦で合格であった。年に15人程しか合格できない難関試験である。今でも合格者は累計で800人くらいしかいないはずだ。英検1級なら合格者は年間約2,500人である。TEP合格者はその100分の一である。

 この試験は、英語のレポート作成の試験で、論理構成が出来ていないとTOEIC900点獲得者でも、合格は難しい。この試験は英会話ではなく、ビジネス文書の論理構成が必要とされるライティングの試験である。日本語を上手くなるには、英語の論理構成の知識が必要だ。

 私はこの能力を取得して、論理的に考えることが出来るようになった。そのきっかけは『ビジネスマンの父より息子への手紙』の原書を読んだことだ。

 

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 何回も読み返したので、手垢が付いてしまっているが、今でも大事に保管している

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お喋り

 フランシス・ベーコンの成功哲学の3項目は、読む事、書くこと、話し合いではあるが、一歩的な「お喋り」の能力はない。YouTubeは一方的なお喋り動画である。物語を伝える動画は、相手に考えさせず、一方的に話して、洗脳させる手段である。それはヒトラーの演説に似ている。

 それに対して、読む事、書くことが一番確かである。読むことで考えることが出来る。書くことで、緻密な推敲をして自分の考えを確実にすることが出来る。その能力を基に人と話し合うから会話が成立する。言葉を発した後で、推敲や言い直しなどできない。だから私はYouTubeへの参入を躊躇している。

 しかし私は、ついYouTubeに見入ってしまい、自分の意思の弱さを反省している。無防備に聞くだけなら、楽なのでつい見てしまう。それは地上波のくだらない番組に通じる。

 私がブログを上げる仕事は、金儲けの為ではない。エディオンブログは、宣伝もないし、いくら閲覧数を稼いでもお金は稼げない。しかし書くことは、自分自身の人生を振り返り、未来を熟慮することで豊かにしてくれた。

 下記は関連記事ブログ 

感謝 累計閲覧総数40万回超え 書く目的

 

 

 

2023-10-07  久志能幾研究所通信 2755号  小田泰仙

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2023年10月 5日 (木)

外国肉すき焼き、「蛇似鬼多川」の性加害と同じ、日本弱体化PJ

 

 先日、高級和食店Kで国産和牛肉のすき焼き定食を注文して食べた。美味しく食べたのだが、会計時、それが米国産の牛肉の定食であったことが露見した。ウエイトレスが注文時に間違えたようだ。その値段差は300円である。苦情を言ったら店長は平謝りであった。

 私は安い肉を食べたいのではなく、安全な肉を食べたいので和牛肉の定食を頼んだ。高級和食店で安全な肉を食べたつもりで、裏切られ、まるで性加害暴力を受けて、更にホルモン剤を打たれたジャニーズタレントにされた気分である。

 私は以前にガンに罹患していたので、食の安全には人一倍気を使っている。だから明確にメニューで「国産和牛」と明記されたものしか食べないようにしている。何も指定されていないのは、外国産である。それは避けている。外国産は原価が安い。その安さにはワケがある。当然安いレストランでは外国産の肉である。

 私は昔はよくチェーン店で牛丼を食べていたが、その危険性を知ってから、牛丼は食べなくなった。国産和牛の牛丼は、街頭のお店ではまず見かけない。

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米国産の牛肉とは

 国産の肉には、飼育段階で多くの抗生物質や成長ホルモンが使われている。それが人間の免疫力を破壊する。効率的に早く成長させるためで、金儲けのためだ。拝金主義に染まった米国畜産業者は、消費者の命への危険性など知ったことではないのだ。

 米国産の牛肉の約90%は、エストロゲンと言う女性ホルモン剤が成長ホルモンとして投与されて飼育された毒肉である。その肉には、その残留が明らかである。それが国産肉の600倍も残留していることが検査機関によって明らかにされている。エストロゲンに発癌性があることは明らかにされている。

 

 EUでは、ホルモン剤を使用した米国の牛肉の輸入を禁止している。日本は米国の属国であるので、ホルモン漬けの牛肉は、日本の検疫をスルーである。アメリカの圧力に負けた汚役人の仕業である。

 

ジャニーズタレントの受難

 ネット上では、ジャニーズ喜多川の性加害問題で炎上している。ジャニーズタレントは、ジャニーズ事務所に入所すると、合宿場でジャニーズ喜多川のおそましい儀式を受け、そのあと、怪しげな注射を打たれたという。それは多分、若者を中性化するホルモン剤であろう。

 

日本弱体化プロジェクト

 ジャニーズ喜多川は、CIAの日本弱体化プロジェクトを実行する密命をおびていたと噂される。ジャニーズ喜多川は、日本国籍以外に米国籍も持っており、外交官特権さえ所持していた。だからCIAから特命を受けたようだ。外交官特権があるので、日本でやりたい放題である。だからジャニーズ喜多川の性加害問題が隠蔽された。腐ったマスゴミは、それを知っていても、最高裁で判決が出ても、それを報道しなかった。

 米国は、太平洋戦争での日本の死に物狂いの戦いぶりに恐れをなした。米国は二度と日本と戦いたくないと思い、戦後、日本人を弱体化させるプログラムを実行した。その一環で、軍隊解体、憲法偏向、家制度の解体、天皇制の解体、財閥の解体、教育の洗脳改革等を推し進めた。

 その一環で、日本人の理想の人物像を、中性化した華奢な少年を憧れの人にするイメージ戦略を推進した。そのタレントがテレビ上で乱痴気騒ぎの演技を垂れ流す。それを、日本人が熱狂的に観劇し、その結果、虚弱になり、軍事を毛嫌いし、国際情勢を考えなくなる。若者はテレビを痴呆的に見る人間になり、無気力で軽薄な人間になる。そうすれば二度とアメリカに盾つかないようになる。アメリカの意図した人体人格改造の完成である。

50年後の成果

 そして50年が流れ、日本の若者は虚弱化し、中性化し、覇気が無くなり、本を読まなくなり、自分に誇りをもてなくなった。自分に誇りを持てなくなった若者の比率は先進国中で最低である。中韓のそれよりも低い。

  それは日本の若者の自己肯定感の欠如である。それはアメリカの日本人劣化プロジェクトの成果である。その手先がジャニーズ・喜多川であった。その成果の象徴がジャニーズタレントである。その軽薄な歌と踊りで国民をテレビの前に釘付けにして、日本国民を痴呆化にした。国際情勢は、ウクライナ侵攻を筆頭に緊迫しているのに日本人はジャニーズタレントに夢中で、ノー天気である。それは日本人がテレビの洗脳で生きる軸を失わされたからだ。

 国際比較調査では、欧米諸国の自己肯定感の高さに比べて、日本人の自己肯定感が極端に低い。各種国際比較調査のデータを見ると、日本人の自己肯定感の低さは際立っている。

 平成30年度(2018年)版の内閣府調査

 「自分に満足」という人の比率は、欧米諸国で80%台なのに対して、日本では40%台、「自分には長所がある」という人の比率は、欧米諸国では90%前後なのに対して日本では60%程度となっている。

 そんな状況では、若者は日本を守るという気概が持てまい。

 ジャニーズ喜多川の作戦は大成功である。彼は草葉の陰で喜んでいるのだろう。

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敵国への攻撃武器

 ジャニーズタレントに打った注射は、憧れのタレントを優しく美しい姿にするためのホルモン剤注射であったようだ。

 戦争とは、鉄砲や戦闘機だけでするものではない。色仕掛け、薬漬け、情報、演芸でも武器になる。中国のハニートラップは有名だ。アメリカや敵国は、空気、フェイニュース、薬、政治圧力で、戦いを挑んでくる。敵国の意を受けたマスゴミを使って世論の空気を操作するのも武器使用と同じである。日本人よ、目を覚ませ、である。

 私は母から、「男は外に出れば7人の敵がいる」と教えられた。日本も外には7つの敵国がいる、と認識すべきだ。敵は虎視眈々と日本を狙っている。その敵は国内でも、獅子中の虫として跋扈している。

  

日本人の癌の増加

 今、それと同じように、日本人の免疫力を低下させるホルモン剤が打たれた牛の肉が、日本に流入している。日本人の癌が増えているのは、その一因であろう。それを認可したのは日本の汚役人である。

 

提案

 その店は高級和食店を売り物にしているのに、なぜ米国産の汚れた肉をメニューに載せているのか。その店は全国チェーン店なので、店長権限では、それをメニューから除外はできないだろう。店長もサラリーマンである。

 しかし私が店長なら、米国産肉はメニューには載せるが、注文を受けた時、「品切れです」と言う戦術を取るだろう。嘘も方便である。そうすれば、単価の高い国産和牛の商品がより多く売れるので、利益率は上がり、店長の成績も上がるだろう。日本人も毒肉を食べなくて済む。客、店長、チェーン店本部、三方得である。それは日本を守ることなのだ。

 

 

2023-10-04  久志能幾研究所通信 2754号  小田泰仙

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2023年10月 3日 (火)

感謝 累計閲覧総数40万回超え 書く目的

 

 本日、2023年10月3日、当ブログの累積閲覧総数が400,000回を超えました。皆様の閲覧にお礼を申し上げます。

 

 2017年5月26日から本ブログを初めて6.3年(通算2322日)、記事総数が2,752通になりました。一日当たり平均1.18通の記事を書いてきた計算です。

 

自分を変える         

 この6年間、多くの事件がありました。師が2名も亡くなり、自分もがんになり、死線をさ迷いました。師との別れ、病気との出会い、お墓造りでのご先祖との出会いがありました。そして「フリーデス」の言葉との出会いがありました。言葉にも出会いがあります。その言葉に出会っても、自分が成長していないと、見過ごしてしまう。たった一言で人生が変わる場合もあります。言葉は言霊なのです。

 出会う事件とは、自分のレベルに相応した事象しか遭遇しません。その事件を通して自分の立ち位置を確認し、自分を見直し、課題を見てきました。それを文章化で視える化で明確にすることは、自分の生き方を見直すことにもなります。それで皆さんの参考になれば幸いです。 

  フリーデス(死の解放)をフリーセックスから学ぶ

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付加価値

 世のブログやYouTubeでは、だらだらと書いてあるブログや無作為に話す動画が多いのが現実です。動画では、カネ稼ぎが目的で、視聴者の時間を無視した作品が多く、二度と見たくもない動画が氾濫しています。私は50年経っても、皆さんが何らかの付加価値を見出し、かつ古さを感じない緻密な文章にすべく、読み直しに耐えるべく、何度も校正を経てから上げています。

 私も人間ですので、多少の誤字脱字の見落としはご了承ください。気が付いた時点で、内容を含めて更新しています。写真の追加も頻繁にしています。

 その点で、YouTubeでは撮り直し、動画修正には時間がかかり過ぎます。そんなことに命を使いたくない。だからそれへの参入に二の足を踏んでいます。

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2023-10-03  久志能幾研究所通信 2753号  小田泰仙

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2023年10月 2日 (月)

フリーデス(死の解放)をフリーセックスから学ぶ

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 先週、私の町内で2名の方が連続して亡くなられた。季節の変わり目の夜に鳴る救急車のサイレント音はその知らせである。お二方とも94歳、85歳で、天寿と言えるお歳である。その音は自分にも迫ってきた「死」を予告する。人は古希を超えると、余命は統計的に10年以下である。いつお迎えが来ても不思議ではない。ましてや、がんを罹患していれば、なおさらその思いは強い。

 

 生あるものは、生老病死である。生は偶然だが、死は必至である。頭では分かっていても、何とか死から逃れたいと思うのが人間の性である。その死の束縛からのがれることが、フリーデスである。

 お迎えは、突然に来る。いま忙しいからと、拒否はできない。それは私が前職で働いていた期間、20名余の仲間が、還暦前に世を去ったことでも身に染みている。死はいつも突然である。

 だからいつお迎えがきても良いように、事前準備をしっかりして、いつ死んでもいいように毎日を充実して生きることが大事だ。それを私は下重暁子著『明日死んでもいいための44のレッスン』(玄冬舎)を読んで再認識した。毎日を最期の日として、心残りが無いように生きる。それがフリーデスである。

 日本は災害の多い国である。その準備をしておけば安心である。死も同じく災害である。その事前準備をしっかりとしよう。死はいわば、真夜中の停電である。死は停電だから、懐中電灯に相当するものを準備しよう。

 

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死の懐中電灯

 具体的な死後の準備と、死の前の心の準備が必要だ。私はお墓の準備した。そして戒名を授かり、戒名を墓誌へ刻字(字に朱を入れた)した。葬儀と死後50年間の法要を菩提寺に依頼済みである。後は安心して死ぬだけである。そうなるとなかなかお迎えが来ない。皮肉である。

 心の準備は宗教である。私は曹洞宗と自分教に帰依している。それが心の安らぎを与えてくれる。宗教はそれで十分である。自分が信じれるならどんな宗教でも構わない。それが死生観である。

 お釈迦様はあの世が有るともないとも言われなかった。「人生は無常、ただ精進せよ」とだけ言い残された。最期の日まで、人間として正しい道を歩み、精進をするだけ。その途中で突然に死が訪れる。人は生まれ、死んでいく。その途中の道で、幸せであれば十分である。それで死の恐怖から解放される。それがフリーデスである。

 

Free: (to do smoothing) not under the control or in the power of somebody else     (Oxford現代英英辞典)

自由とは、誰かの力で支配されない状態。

 

自由とは

 ものごとの決定の自由とは、「自ら」に「由る」ことである。どんな決定でも、自分に自由がある。自らがしっかりしていれば、どんな決定でも、その先の延長線上に死がある。その死には自分の責任がある。その歩いている途中で幸せであれば、何時死んでも悔いはない。

 

 

フリーセックス

 スウェーデンのフリーセックスでいう「Free」とは、性の拘束、社会規則や昔の慣習からの自由・開放という意味である。日本で取り立たされている淫乱不埒なセックス風俗の推進ではない。スウェーデンでは援助交際もヘルスないし、ポルノショップも大都会で数軒しかない。

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 スウェーデン ストックホルム駅 1985年9月14日 著者撮影

 日本の繁華街とは比べるべくもない。これではポルノショップも商売にならない。  

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 例えばsmoking freeとはタバコの煙からの自由という意味で「禁煙場所」である。スウェーデンでは、小学校から性教育がきちんとされている。この国では愛がないと何事も進まない。結婚も離婚も自由だから不倫もない。結果として、望まれないで生まれてくる子供はほとんどない。Freeだから愛に自己責任がある。一人の人間としての人生時間を両親から愛を持って育てられるから責任ある人生を送れる。日本の親が躾け教育を放棄した現実が、「切れる」子供の多発である。無責任な親が日本の社会の時間を奪っている。親が子供の教育に責任をもたなくて子供の将来の時間はない。

 日本では金があり、上級国民であれば、性の世界で何でもありだ。例えば木原誠二のご乱交ご淫行は週刊文春で告発されているが、日本最高権力者の岸田首相は目て見ぬふりである。それが日本の恥ずかしい実態で、汚職フリーセックスである。公務員の正規の給与ではそんなことはできない。やましい所から金が出てないと、あり得ない話である。

 

Photo

 馬場恵峰書

2023-10-02  久志能幾研究所通信 2752号  小田泰仙

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