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2023年3月 7日 (火)

柴田節郎陶展 作品紹介 器 

 3月5日~3月28日、岐阜市川原町 Gallery Saganで「柴田節郎陶展」が開催されている。そのうちの器関係を紹介する。

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 「器」とは、会意文字である。「祭器の並べられた」象形と「いけにえの犬」の象形から、祭りに用いられる「うつわ」を意味する「器」という漢字が作られた。「口」部は、生贄の犬を置く台(祭器)の象形である。

※「器」は「器」の旧字で、「器」は「器」の略字である。中央の「大」は「犬」の簡略形である。

 「器/器」という漢字の意味・成り立ち・読み方・画数・部首を学習 (okjiten.jp)

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 その器は、自分教の教祖様(自分)に捧げる食事の容器である。毎日の食事とは、教祖様へ食物を捧げるお祭りなのだ。その器が祭事に適切か、考えよう。貧相な器では、貧相な食物しか似合わない。神様に捧げるのに、尾頭付きに鯛ではなく、カップ麺では粗末な器しか似合わない。食事が自分の体を作り、活動エネルギーとなる。それが自分の人生を全うする術なのだ。

 よい器で食事をすれば、よいエネルギーをもらえる。良い家に住めば、よい暮らしが出来ると同じである。器は食物の着物である。野獣の生活ではないのだから、芸術の香りある芸術品で食事をしたいもの。そうすれば、食べる質も向上する。それが心を養ってくれる。

 貧相な器では、地獄で与えられる餌の器である。それでは心は豊かにならない。

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 岐阜市 川原町 Gallery  Sagan

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    ¥100,000

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  ¥80,000

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  茶碗を解説する柴田節郎氏

 この茶碗は、普通の茶碗と違い、口に当たる部分になだらかな凹凸がある。その作り方を説明された。

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  銘 キンキラキン

   この茶碗で緑の液体を飲み干すと、底から黄金の色が現れる。

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  小皿5枚セットで¥10,000

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2023-03-07  久志能幾研究所通信 2634  小田泰仙

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