免許証返上より、マイナンバーカード返上
私はまだマイナンバーカードを作っていない。その申請直前で思いとどまって、マイナンバーカード返上に傾いている。マイナンバーカードを取得した知人に聞いても、一度も使っていなくて、金庫にしまったままにしている人がほとんどだ。
YouTubeの「マイナンバーカード返上」の動画で、窓口のお役人が固まってしまった話を聞いて、私は笑ってしまった。
マイナンバーカードを強制的に作らせるために、消費税1%分の費用を使っている。それまでして、その必要はあるのだろうか。税金の無駄遣いではないのか。もっと別にやることがあるだろうと言いたい。
運転免許証返上
高齢者は運転免許証返上が「脅迫?」されることも多い。それより、マイナンバーカード返上が推奨される。運転免許証返上は、認知症への近道になる。やらないほうがよい。お役所は免許返上が必要な老人をきちんと把握して、免許更新をさせないことだ。老人の交通事故は、お役所の怠慢が原因である。
マイナンバーカードは当面見合わせ
私もマイナンバーカードを検討したが、その必要性の薄さとセキュリティの脆弱性の問題で、当面見合わせることにした。2万円の餌に釣られるのは、何か合点がいかない。政府もマイナンバーカードを作る真の目的の対策が、現状はまるでザルである。まず現状の問題を解決すべきだ。要はお役人が真因の対策を放棄しているのだ。
マイナンバーカードの利点
下記は、総務省が発表しているマイナンバーカードの利点である(青字記)
個人番号を証明できる
マイナンバーの提示が必要な様々な場面で、マイナンバーを証明する書類として利用できます。
古希を迎えた老人に、そんな場面は想定できない。住民表を取れば、マイナンバーが記載されている。それで十分。
1枚で本人確認ができる
マイナンバーの提示と本人確認が同時に必要な場面では、これ1枚で済む唯一のカードです。
私にはその場合が想定できない。それは免許証かパスポートを使えば済む話だ。本人確認が必要な場面は、10年に一度くらいだろう。その時は、相応の対応するからいいではないか。
それより一枚で証明される点で、セキュリティが心配だ。現状は甘いセキュリティであるため個人情報が抜かれることが懸念される。
証券口座開設など民間のオンラインサービスで使える
オンラインバンキングをはじめ、各種の民間のオンライン取引等に利用できるようになる見込みです。
私はいまさら、そんなサービスを受ける気はない。
コンビニで住民票の写しなどの公的な証明書を取得できる
コンビニなどで住民票、印鑑登録証明書などの公的な証明書を取得できます。
詳しくはコンビニエンスストア等における証明書等の自動交付【コンビニ交付】へ
住民票を必要とする事態は、10年間で1度くらいである。その時は市役所へ行くし、それが面倒とは思わない。それがセキュリティとなっている。
健康保険証として利用できる
対応する医療機関・薬局は順次拡大していきます。
詳しくはマイナンバーカードの保険証利用についてへ
マイナンバーカードが無い場合は、従来通り、紙の健康保険証が使えるはず。マイナンバーカードに切り替えなら、その時に対応すればよい。
マイナンバーカードの取得は、自分の頭で考えて対処するべきだ。
2023-03-07 久志能幾研究所通信 2633 小田泰仙
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