« 「ペーパーレス」が認知症への道 | メイン | 宗教団体から脱会後(2/12) 自分ファースト »

2023年3月24日 (金)

宗教団体から脱会後(1/12)カラスは黒という

 

 新興宗教団体に入会しても、何時かは脱会する時が来る。入会・活動・脱会という事象も生老病死である。その脱会後の私の生き方を記する。 

 

 日本の有名大企業と言っても、いわば新興宗教団体と同じである。会社の経営理念は宗教の教義である。企業の創業者は教祖さまである。その経営理念を見ると、言っていることは、その辺の宗教団体と変わりがない。

 トヨタ自動車教団でさえも創業74年の新興企業である。松下電器教団(現パナソニック)でもわずか創業61年である。仏教やキリスト教の創業2000年に比べれば若輩新参ものである。日本最古の会社は「金剛組」で、創業は西暦578年である。創業以来1445年が経つ。

.

 宗教と会社

 宗教の「宗」と言う字は「家の神様」を表す象形文字である。「ウ冠」は家を表し、「示」は神様に捧げものを置く台の象形である。つまり宗教とはその家の教えである。企業なら、その組織の教えである。

 会社とは、創業者の理念に共感して、その夢を実現するために信徒が集った集合体である。会社とは宗教団体と同じ仕組みである。だから経営理念と教祖がしっかりした会社は成長する。会社は、営業して得た利益で社員を幸せにする。「利益(りやく)」は仏教用語からきた言葉で、「利益(りえき)」という娑婆で使う言葉になった。

 仏教用語の「利益」とは、「ためになること、益を受けること、功徳、利徳」をいう。 特に仏の力によって授かる恵みである。

 

 私もトヨタ教団のファミリー教団に入団して38年間、信徒として奉仕してきた。還暦を迎えて総本山から脱会した。今、私はその後の生き方を模索している。

 

1 カラスは黒と言おう

 いままでは教祖様の配下の上司が「カラスは白」と言えば、「カラスは白」と言わねばならなかった。宮仕えは辛いのだ。しかし教団から脱会すれば、「カラスは黒」と言える。

 教団から脱会後は、ワクに囚われた生き方から解脱しよう。「上司は正しい」との洗脳を解こう。何時までも考えない羊の信徒ではいけない。

 

 その感性のままでは、教団外のマスコミ、政府、各自治体に騙される。それは昔の上司が「カラスは白」と言っているのと同じなのだ。なにせ教団の外は、魑魅魍魎が住む世界である。

.

事例 

 2011年、民主党の枝野官房長官が「福島原発は安全」と言って、福島原発事故が起きても住民をすぐには避難させなかったが、実際は原子炉爆発の寸前であった。当時の超官僚組織下のソ連で、チェルノブイリ原発事故には、ソ連政府は速やかに住民をバスで避難させている。2011年当時の民主党政権は、1986年のソ連よりお粗末であった。

 その民主党は消えるべくして、消えた。その後を継いだ政党も更に酷くなった。元の母体が社会党だから、そうなるのが宿命である。

 その前から、政府は「原発は絶対に安全」とほざいていた。原発の利権のためである。原発の仕事は儲かり、利権の宝庫であった。

 

 東日本大震災でも、政府は30mを超える津波は来ないと高をくくり、防波堤を整備しなかった。政府専門家が大嘘を言ったのだ。

 

 「消費税は上げません」と何度も言って、何度も消費税を上げて、景気の足を折ってきたのは日本政府である。財務省の利権の為である。

 日本政府は大借金があり大変だと嘘を言って国民を不安にさせている。財政破綻すると脅していって増税している。しかし政府は負債の件ばかり言って、資産のことは何も言わない。バランスシートで負債に言及すれば、資産にも言及しないのは、大嘘をいっているのだ。

 しかしそんな日本政府の国債の金利は、低い。それは市場が絶対に破産しない安全国債と認めているからだ。破産寸前の国債の金利は高い。

 

 10年前に対して35%もゴミが減っているのに、「ゴミが増えた」と大嘘をついているのは大垣市長の石田仁である。そしてごみ袋有料化をごり押しである。要は、この狂乱物価のおりに増税である。石田仁市長とそれに賛成した議員は市民の敵である。

 

 新型コロナでワクチンを一度打てば大丈夫だと言って、嘘いう。それが2度になり、3度になり、4度目の正直と限りが無い。要は嘘を言ったのだ。

 全世界が新型コロナを5類に管理を下げているのに、医療関係者の利権のため2類に留めているのは、日本政府である。日本政府は、新型コロナの正しい情報を流していない。嘘ばかりである。

 

 

2023-03-23  久志能幾研究所通信 2649  小田泰仙

「久志能」↖ で検索

著作権の関係で、無断引用を禁止します。

 

コメント

コメントを投稿