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2022年12月31日 (土)

カルト教団の手口 地獄ツアーへのお誘い

カルト政党 

 統一教会の被害者救済法案では、公明党からの骨ぬ抜き工作が酷く、政府の法案が有名無力になっている(週刊誌報道)。なぜ自民党はそんな危ない宗教団体の党と連立を組むのか。自民党が情けない。創価学会は、フランスでカルト教団として認定されている。統一教会、創価学会の信徒は、脱会しようとすると、「地獄に落ちるぞ」と脅迫されるそうだ。

 

カルト教団からの勧誘

 2011年頃、私は定年退職後、経営の勉強をしようとG経営研究会(会員100名ほど)に入会した。私が総会後にクロークでコートを取り間違えた縁がきっかけで、元会長氏からN新興宗教団体に誘われることになり、入会寸前まで行った。なにせ紹介してきた相手がG経営研究会の元会長さんで会社の社長ある。信用しないわけがない。その教団は日本13大宗教の一つという。試しに入ってダメならすぐ脱会すればよいと安易に考えて決断した。

 入会金は38万円と微妙な金額である。京都で3日間の秘密の入会儀式があるという。安すぎると安っぽい教団と思われるし、50万円以上なら、躊躇してしまう。それで試しの入団を決めた。

 

暗転

 その後、その元会長に某会計事務所に連れていかれ、そこでその教団の詳細説明を受け、入会を勧められた。その所長は、その地区のボスのようだ。その後、その会計事務所の所長から「ネット情報は嘘ばかりだから、見ないように」と注意をうけた。

 しかしネット記事を見るなと言われると、逆に怪しく感じネット上で情報を確認した。そしてその教団の酷さを発見して、慌てて入会を思いとどまった。くわばらくわばらであった。

 

ほめ殺し

 元会長は「小田さん、貴方は選ばれたのです。選ばれる人は稀有なのです」と私の自尊心をコチョコチョとくすぐり、言葉巧みに入会を勧めてきた。「貴方の家は未来永劫救われるのです」と。この手法は商売でも応用できそうだ。

 そう、信徒には新会員獲得のノルマがあり、必死なのだ。それだけ必死になれば、どんな商売でも成功する。彼は選ぶ道を誤ったようだ。人生では努力よりも、選択が大事である。間違った道を選択し、そこでどれだけ頑張っても絞首台が待っているだけだ。

 

入会儀式

 その秘密の入会儀式のため京都に行く道中、紹介者が監視役のように付き添い、他人とは接触しないようにするという。気が変わり途中で逃げられることを防いでいるようだ。

 その紹介者も新信徒獲得のノルマがあるようだ。正式の仏教、キリスト教では、信徒の獲得は戒律で禁止されている。だから新興宗教は怪しい。

 秘密の儀式内容は、心理学を悪用した洗脳教育のようだ。真っ暗な部屋の中でガンガンと音楽を流し、思考を停止させて洗脳させる方法である。その方法は、米軍がベトナム戦争で精神を病んだ軍人を社会復帰させる為に開発された心理学応用の治療手法の悪用である。

 私も1999年頃、ある自己啓発セミナーで同じような手法で「洗脳」された経験がある。それは考え方を前向きにする正当な方法であったので、私には良い影響を与えた。たぶんオウム真理教も同じ手口を悪用したと推定される。

 

脱会すれば地獄行き?

 その教団では、脱会を申し出ると、地域の信徒が大勢で自宅に押しかけてきて「脱会すれば無間地獄に落ちるぞ」と家の回りで大騒ぎをして脱会を阻止するという。信徒も真面目に脅迫しないと、教団から睨まれ、過度な寄進を強要されそうになるので、真剣に脅迫してくるという。そうやって相互監視、相互脅迫の自縛システムで教団を守っている。オウム真理教も、麻原が大勢の信徒の前で脱会しようとした人を集団リンチ死させている。同じ手口である。一緒にリンチに手を貸さないと、今後は自分が集団リンチの憂き目にあう。その場は世間から隔絶した教団内部である。だれも助けてくれない。だから脱会は難しい。

 無間地獄に落ちるのは、大変なのだ。親殺しをしないと無間地獄には行く資格がない。それを脅しで使うのはブラックジョークである。

 

真の地獄

 地獄はあの世にはない。狂った新興宗教団体に入会した状況が地獄なのだ。思考停止で、教団のロボットになることが地獄である。その地獄の中で、サリンを撒いて、絞首刑台に上った高学歴の若者が多数いた。バタフライ効果で、安陪さん暗殺のような事件が起きる。自民党とカルト教団の公明党が組んで、日本を間違った道に進ませることが地獄への道なのだ。ウイグル族を強制労働で強制収容所に隔離し、生きたまま臓器を取り出すことをしているのが中国共産党である。その中国共産党を擁護する公明党と組む自民党では、日本は地獄に落ちる。

 

入会費用

 入会後も、色んな名目でカネをむしり取られる。入会前の説明では、年間で数万円程度のはずが、結果はとんでもない金額になる。そんなことは事前には何も教えてもらえない。教団本部の建設費用、信徒数から計算すると一人1千万円を超える金額がむしり取られている。

有名企業の会長とかも信徒に名を連ねているが、宣伝塔である。彼らは教団から優遇され、嫌な思いはさせられていない。真剣に入団を進めている。有名人には天国で、一般信徒は地獄である。宣伝塔の桜田淳子は天国組なのだ。それはK国の将軍様用の歌姫扱いとよく似ているようだ。

 オウム真理教では、全財産を教団に貢いで入団である。それが出家である。だから脱会しても帰る場所もない状態である。残るも地獄、去るも地獄である。

 またご奉仕の名目で教団本部の掃除に駆り出される。それも本部の本殿の一般見学者達に目に触れられないように、とんでもない時間指定で遠方より駆り出される。その肉体的疲労で、その帰路に交通事故で亡くなられた方もいるという。奉仕地獄である。

 その後の情報で、新本殿建設の為、富士山麓に土地を入手したとの週刊新潮の記事にあった。

 以前、岐阜県で町長が襲われる事件があった。どうも新本殿を建てるための土地の入手を巡っての因果のようだ。あくまで噂であるが、そんな噂が出るだけ、怖ろしい。火のない所に煙は立たぬ。

敵もITを駆使

 ネット上のヤバい情報では、教団のIT部隊がその書き込みを削除するという。また教団のIT部隊によりWikipedia情報も書き換えが頻繁にされている。私もその情報の書き換えを目のあたりにした。教団に都合の悪い情報は直ぐ消されるのだ。

 お葬式があると、教団がそれを取り仕切り、香典は全て持って行ってしまう。それでは死んでも浮かばれまい。

 信徒獲得のため、一般向けに教団の本殿の見学会が開催されている。その見学会では、一般見学客が信徒の掃除する場面とかち合わないように、調整がされている。また信徒は一般見学客と口をきいてはならない戒律があるようだ。ご奉仕の名目の強制労働がバレては困るからだ。その見学ツアーも、各所で頻繁に点呼が行われ、見学者が勝手に境内を見て回れないように監視されている。何も知らない見学者は極楽のような本部本殿を見学して感激だけすることになる。地獄で知らぬが佛である。

地獄

 自分が考えることを止めた時、地獄が出現する。自分が破産しても、1億円を統一教会のような団体に寄進するのだ。自分を信じず、安易に他に頼り、自惚れもせず、自分の思考技を磨く精進をしなかった罰である。それが「佛様のお裁き」である。因果応報である。自分の頭で考える訓練をしていれば、どこかで踏みとどまれる。

 

普賢菩薩

 人生で必要なのは知識ではなく、智慧なのだ。賢さなのだ。私は毎日、普賢菩薩様に手を合わせている。頭が悪くても、賢さがあれば地獄は避けられる。私はオダ仏教の教祖だと自惚れている。オダ仏教は曹洞宗トヨタ教の末寺である。法典はトヨタ生産システムである。神仏を敬えど頼らず、自分で解決する。自工程完結で、何故なぜを5回繰り返し、答えを出す。

 

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 松本明慶大仏師作 普賢菩薩

  多くの選択肢から正しく選択し、賢く決断せよと教える佛様。

 

2022-12-31  久志能幾研究所通信 2579  小田泰仙

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