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2022年10月 3日 (月)

つる草の生命力は恐ろしい、大垣市役人と同じ

 

 町内の人から依頼を受けて、10月2日、その人の家の屋根に生い茂ったつる草の除去をした。私自身では除去ができないので、知り合いの業者に依頼をした。彼とは懇意であるので便利屋の仕事として安価でやってくれた。

 

 そのつる草を除去して驚いた。その分量が45ℓのゴミ袋に8個も出た。その家の高齢の方も、少しずつつる草を除去してはいたが、屋根の上に繁殖したつる草の完全な除去は無理であった。もう3年程、そのつる草が屋根に居座っていた。つる草の繁殖力のすさまじさを実感した。

 たった一本の小さな幹(太さ1㎝)が、壁の中から生えて屋根に上り、屋根全体を覆っていた。その幹も藤の幹のように頑丈な幹ではなく、小刀で簡単に切れる弱さであった。

 この種の植物は、早期に発見して除去する必要がある。大きくなると素人では手に負えない。

 ここには小さな虫が多く住み着き、それをエサとして狙う蜂が寄ってきて、近くに蜂の巣をつくる。だからこの種のつる草を放置すると危険である。

 

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 左部が幹(太さ約1㎝)。これから屋根全体を覆うまでつる草が繁殖した。

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   45ℓのゴミ袋に8個分

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大垣市政

 このつる草の状態を見て、大垣市の役人の繁殖ぶりを連想した。50年前、私が就職する時、公務員は選択の対象外であった。仕事が公務員では面白くないだろう。給与も安かった。だから少し成績がよい学生は公務員にはならなかった。

 それから50年、お役人は臥薪嘗胆して蔦草のように、じわじわと自分達の勢力を伸ばしていった。天下り先も確保して優雅である。外部団体を少しずつ増やしていき、退職後の生活も確保した。その外部団体に多くの税金が投入され、寄付金の名目で市民から金が吸い取られるシステムを作り上げた。今や、公務員の給与は、平均的な市民のそれの2倍となっている。

 それも全国平均と同じレベルならまだ許せるが、大垣市はそれから大きく乖離しており、大垣市役人の給与は高すぎるのだ。昨年までは県下一高かった。

 

 大垣市一般市民の平均年収は 340万5998円(全国225位)

 大垣市役所職員の平均年収は 679万4900円(全国119位) 2021年

 

 つまり50年前は、大垣市役所役人の年収は、市民年収の平均により少なかったのに、今や市民の2倍の高給取りである。それもお手盛りで、巧妙に、50年をかけて少しずつ増やしていったのだ。

 だから今や、大垣市役所の職員給与は、市民年収が全国225位なのに、全国119位(全市町村800中)と突出している。その分、過剰に給与をふんだくっているのだ。その成果が、自分達の勢力の拡大に精力を使い、大垣の発展のために力を入れず大垣市を没落させた、である。

 

ゴミ袋有料化の悪政

 そんな輩たちが、新型コロナウイルス騒動で景気が落ち込み、給与も下がり、雇止めも発生している中、ウクライナ戦争で物価が高騰しているのに、ゴミが増えたと嘘を言い、ゴミ袋有料化の悪政を実施する。商業のゴミはふえているが、市民の出すゴミは減っているのにだ。そのゴミ袋有料化推進の首謀者は、石田仁市長と近沢正議員(ゴミ袋有料化推進委員長)である。二人は市民の敵である。次回の選挙では、投票してはならない。

 このまま市民に寄り添わない汚役人や汚議員が繁殖すると、大垣市は滅亡である。

  

2022-10-03  久志能幾研究所通信 2507  小田泰仙

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