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2022年8月 3日 (水)

日月易流

 

仕事(本業)以外に自分は何が出来るか

一 学んで来たか、また学び続けているか

二 良き師・友に学びつづける道歩め

三 仕事外のリーダーになる学びを

四 人間らしくの良志求を考えた事ありますか

五 三ム道ダラリに心して生きるべし

   89歳翁 恵峰考

   2016年4月14日 知己塾にて

 

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 書類を整理していたら、上記の書を見付けた。この言葉を噛みしめている。

 定年を迎えてから、いつの間にか干支・十干が変わり(易)、月日が流れた。自分は本業以外で何が出来るか、それを考え続けた日々であった。

 

過去現在未来

 今更、過去のことをクヨクヨしても始まらない。未来の事はガタガタしまい。どうせ長くはないのだ。いつかはお迎えがくる。恵峰先生は先に逝ってしまわれた。日本人男性の健康平均寿命は72.68歳(2019年厚生省発表)だ。平均健康寿命から言えば、私が元気に動き回れるのもあと僅かだ。日本人男性の平均寿命は81.41歳だが、健康平均寿命はそれより9年も短い。

 だからこそ、今の動ける間に、よく見て、よく聞いて、よく考えて、後悔なきように行動すべきだ。真の師を探すべきだ。しかしそんな良き師はなかなか見つからない。だから、当時わざわざ九州まで月一で飛んでいた。行っていなければ、今は後悔だろう。

 

 馬場恵峰先生に師事して良かったと思う。歳月は人を待たず、馬場恵峰先生が2021年1月1日に亡くなられて、早や1年半が過ぎた。九州に行きたくても、今はその師がいない。良い時に九州に通った。

 

長崎便廃止

 いつも九州の先生宅を訪問し、夜に知己塾を聞き、その翌日、先生の書を撮影した。その後、夜のANA便で長崎空港から出発して岐路についた。その日々が懐かしい。今は先生もいないし、コロナ禍で長崎空港と中部空港間の夜の便が廃止になっている。時は流れ、世は無常である。

 今のうち、生きているうち、今ここ、今なすべきことを為せ、である。

 

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  馬場恵峰先生 2016年4月14日 知己塾にて

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 長崎空港 中部空港行きANA便  2016年4月15日 夜

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2022-08-03   久志能幾研究所通信 2451  小田泰仙

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