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2022年7月15日 (金)

「木育 ものつくり展」 見学記

  本日(7月13日)、主催者の山路徹先生の案内で、池田町で開催されている「木育 ものつくり展」に行ってきた。

 

会期:7月9日~18日(月)

場所:岐阜県揖斐郡池田町宮地930 土川商店 内

ギャラリエ さかじゅう TEL:0585-45-2120

 

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 展示作品は、山路先生の絵や木製品、地元の芸術家(アートな仲間)の作品で、それらを古民家のギャラリーに並べて展示してある。気に入った作品があれば、格安で購入できる。

 テーマは、「木を通して人間性を育てよう」である。

 

 土川商店は、いわば昔ながらの何でも屋、コンビニ店で、創業150年のお店である。昔からの懐かしい商品が並べられている。その同じ建屋の横の部屋に今回の展示会の芸術作品を並べている。即売もしている。値段は書いてないので、気に入った作品があれば、お店の人に相談してください。

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「絵画や陶芸アート多彩」

 池田町で8人展

 県内外のジャンルを問わない作家8人による「ものつくり展」、池田町宮地の土川商店であり、絵画や陶芸、彫刻に木工と多彩な作品50点以上が所狭しとひしめき、訪れた人の目を引いている。18日まで。

 元高校美術教論で退職後は造形作家として活動する山路徹さんが、手仕事による創作に励む作家に焦点を当て、より多くの人に知ってもらおうと企画、知人に参加を呼びかけ実現した。

 会場では、多治見市の陶芸家柴田節郎さんによる人間の頭部を抽象的に仕立てた作品や大垣市を拠点に活動する彫刻師後藤大地さんの竜をかたどった作品に加え、山路さんの百面相のような画材いっぱいに頭や顔をちりばめた油絵や、木育の一環で取り組む積み木を展示。木製の椅子や時計、樹脂のブローチも並べた。山路さんは「作家の生活実感から湧き出た、作品に込められたメッセージを受け取ってほしい」と話した。(柴田洋希) (岐阜新聞 2022年7月10日)

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  山路徹先生 土川商店で  2022年7月13日  著者撮影

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エコプロダクト賞の優秀賞

 木のブロックを使って自由に作品を作る絵やブロック木を積み上げて造形美を作る作品群は、2009年、幕張メッセで開催された環境展で、山路先生が、エコプロダクト賞の優秀賞を頂いた作品である。この種の賞で、個人が授与されるのは珍しいとのこと。その年に、マツダのアイドリングストップ技術が1位の賞を貰った。

 

 角ブロックを参加者が自由に積み上げて、塔を作るイベントは何時も大人気である。子供たちが何処まで高く積めるかを競って熱中する。

 

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   彫刻師後藤大地さんの竜をかたどった作品

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 注目のモジリアーニの「裸婦」とレオナルドダヴィンチ作の「女性画」は模写で、アマチュアの作品である。アマチュアでも、ここまで描けるのかと感心した。

 

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 多治見市の陶芸家柴田節郎氏作  人間の頭部を抽象的に仕立てた作品

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2022-07-14  久志能幾研究所通信 2432号  小田泰仙

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