破綻調 - 統一凶会狂葬曲 信者が来りて 笛を吹く
現在、安倍元総理を暗殺された事件をめぐり旧統一教会との関りが取り沙汰されてマスコミは騒々しい。
その旧統一教会の信者の夫婦(私の遠い親戚)が、3年前に、私の自宅に来りて笛を吹いたことを思い出した。今思うと、まるで悪魔が来りて笛を吹く有様であった。この件で、今までの因縁に驚いている。
それは2019年6月19日のことである。私が愛知県がんセンターから退院して、自宅で静養している時であった。血のつながらない遠縁の親戚から連絡があり、私に会いたいという。私は彼とは親戚関係であるが、今まで一度も会ったことがない。それよりそんな親戚がいることさえも知らなかった。何でも、私が作った家系図を従弟の家で見て、ぜひ作成した本人に会いたくなったという。
今から考えると、私が家系図を作るほど信心深く、その教団への入会のカモだと思ったのだろう。彼にも信者を獲得するノルマがあったのだろう。
家系図作成
その家系図は、私がお墓造りをする際、過去帳を調べ、戸籍を調べて、親戚に聞き取り調査をして、10世代前に遡り、約150人分、1734年没のご先祖まで調べて作成した力作である。関係親戚に配布した家系図である。
そのお陰で立派なお墓を改建することができた。ご先祖様に感謝である。そのおまけの騒動で、今回の事件が起きた。
家系図
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信者来訪
それで遠方から来宅した彼らと話に花が咲き、食事もして和やかに会談は終わった。今から思い起こせば、彼の訪問目的は、統一教会への勧誘であったようだ。彼にとっては残念なことに、私と私の家の状況を確認して、それは無理と諦めたようだ。その時に私が覚えた異常さは下記である。
異常さ1
私の家には、松本明慶師の仏像が置かれている。私の家の状況と私の仏教への信仰の様を見て、これは統一教会への入会は無理と悟ったようだ。
彼はお土産で韓国製のお土産のお面セットを持参したが、出すのが恥ずかしいと、躊躇しながら差し出した。そりゃあ、巷の土産屋で売っているレベルの商品では、松本明慶師の仏像の前では確かに恥ずかしい。またこの嫌韓感情がある日本でそんなお土産を持ってくる神経が異常である。
このお土産品は、型で作られた樹脂製品で、日本のこけしの様に手作り品ではない。日本の製品なら、大量製作はするが、職人が人形の眉毛や目などを一本一本手書きである。それなら許せるが、この製品にはその繊細さも無く、ガサツでますます有難味が感じられない。
賤民、愛妻、貴族の仮面のミニチュアの額、大きさはA4ほど
不気味で飾る気になれない
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異常さ2
それで帰宅時に、「小田家のためのお祈りをしてもいいですか」と聞いてきたので、面食らった。その異常さを感じたが承諾はした。彼は、私の目の前で呪文を唱え、私の家の為のお祈りをしてくれた。不気味であった。今だかって、そんな祈りをした来訪者はいない。常識ある日本人なら、見えないところで私の家の安全を黙って祈ってくれるだろう。それが日本人の陰徳である。それを見せびらかして祈るとは、日本の文化に合わない。
帰り際に、統一教会のパンフレットを置いていった。夫婦で来たことも、異常な姿である。それで彼らの真の訪問目的を知った。
異常さ3
彼は韓国系の組織で働いており、その名刺を渡してくれたが、肝心の自宅住所は教えてくれなかった。かれは親戚として訪問したのに、自宅住所を教えてくれなかった。その後の連絡は全くなく、今でもどこに住んでいるかは不明だ。
異常さ4
「韓国伝統の仮面」のお土産を持参した意味が異常である。彼が持参した「伝統のお面セット」は、韓国での仮面劇で使われるもののミニチュアである。日本の能と違い、その仮面劇は、性的なモノや、政治批判で少し下品である。
この仮面劇は、タルチュムと言われ、その主な登場人物は、両班や僧侶、夫婦、翁などである。中には妾やハンセン病者などが登場する演目もある。
また過激な性描写や障害者の描写など、現代の我々からするとタブーと思われる場面が描かれている。しかしタルチュムの韓国観客はそれらを躊躇なく見ている。
朝鮮時代、人々は4つの身分階級に分かれていた。庶民は、一番身分の高い「両班」などによって虐待を受けていた。朝鮮時代の支配層は、ただ庶民から強奪するだけの貴族で、庶民のために徳ある政治を行うものではなかった。タルチュムの劇は、そうした支配階級への批判や皮肉が込められている。これは日本の能とは別次元の不満解消の民芸であった。だから韓国伝統の仮面には、能面の美術性はない。この仮面セットも貴族と妾と奴隷の面の取り合わせなのだ。見ていて不快である。だからそんなものを貰っても嬉しくない。
またその異常さは、その製品の製造元がどこにも書いてない。「大辰」と書かれたのが製造元のようだが、住所も電話番号も書いてない。「Made in KOREA」と書かれた言葉が異常である。例えば、日本なら漢字で「日本製」と書く。なぜ英語で「Made in KOREA」なのだ。
また裏面にある「重要無形文化財 第69号 河回別神神落仮面劇 指定年月日 1980.11.17」と記載があるが、何故ここだけ日本語なのだ。なぜハングル語でないのか。
手土産なら常識的に、「新品」の銘菓の菓子折りを持って行けばよいのだ。それがグロテスクな「中古」の仮面では興覚めである。
仮面の額の梱包箱。どう見ても中古品であり、傷んでいた。
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異常さ4
その梱包箱のタイトルが「大韓民国重要無形文化財伝統仮面」である。その文言だけは漢字で、あとは全てハングル語、英語で、日本語はない。なぜタイトルだけ漢字なのか、違和感を覚える。だからこれは日本向けのお土産品と断定した。
ご丁寧に、その梱包箱は明らかに使い古しのようにくたびれていた。人は些細なことに気が付くのだ。それに気が付かない人間が罠にかかり地獄に落ちる。
異常さ5
彼の妻は私の書棚に置かれたマーフィーの著書に興味を惹かれ、彼女もその本を読んでいるという。その訳者が、ペンネームで表に出ていないが、渡部昇一先生であることも知っていた。彼女は、かなり精神文化に造詣の深い人のようだ。異常ではないが、私は彼女からかなりの特殊性を感じた。
マスコミ情報
この数日のテレビ報道で、下記の情報を得て、私はビビっている。
教団に入会すると、信者の義務として収入の10分の一を寄進する生活を送る。
それはあくまで建前で、お金は全て神様のものが原則である。
全てのお金を神様に捧げるのが信者の務め。
信者は一冊3000万円の聖書を、一人一冊で購入する。3人家族なら3冊必要で合計9千万円、ローンの支払いである。
渡辺博弁護士が証言 2022年7月12日
過去最高の寄進額は54億円。その家は破産したそうだ。
その教団の寄進総額は1兆円を超える。
ある普通の元信者は6年間に500万円を貢いだと証言している。
お守りの印鑑は40万円で買わされたとか。
2000万円、3000万円を寄進した信者などゴロゴロいるという。
そのカネは家屋敷を担保にし、家族に無断で土地を売って作った金である。
山上容疑者の母は20年前に寄進のし過ぎで破産しており、兄は自殺している。
父も自殺をしており、山上容疑者も過去に自殺を図ったことがる。
その母は、最近、信者の活動を再開したようだ。
山上容疑者の母は教団に1億5千万円を寄進したようだ。そのうち5千万円を取り戻したという週刊誌報道がある。これで統一教会の神様は、お金大好き神様であることが暴露された。
「デイリー新潮」記事
「統一教会」から5千万円返還させていた……「山上容疑者」が抱えていた教団との金銭トラブル(デイリー新潮) - Yahoo!ニュース
統一教会の田中富広会長は「過去には過剰な寄進があったが、今はない。」と記者会見で証言した。つまり過去は、過剰な寄進が横行していたのを認めている。
それを告発している弁護団は、今でも過剰な寄進は続いていると、田中会長のウソを告発している。
オウム真理教でも、全財産を教団に差し出して出家する。どの新興宗教の教団もやり方は同じである。出家すれば、もう帰るところがないから、教団の言いなりである。だから教祖から命令されれば、サリンだって撒く。撒かないとポアされるのだ。目の前で仲間が教祖から言いがかりをつけられ、つるし上げされ、殺される姿を見せられれば、嫌でも従うしかない。明日は我が身なのだから。
危機管理
私も統一教会の餌食になりそうになったが、それを防いでくれたのは、常識と正しく素直な観察眼である。そして正しい信仰心であった。
訪問してきた人の異常さを見抜けば、危険は回避できる。真の佛様は金儲けには興味があるわけがない。無制限な寄進を勧める非常識さを佛様が言うわけがない。それでは神様が信者が不幸になるのを望んでいるようなものだ。それが分からないように信者は洗脳されてしまうのだろう。洗脳された人間は、常識ある人間ではなくなっている。洗脳されれば、サリンでも撒くのだ。相手が破産するまでカネをむしり取るのだ。
洗脳の恐ろしさ
その洗脳が遠因で、安倍元総理が殺された。最近の日本には新興宗教のグローバル経済教、拝金教が浸透している。昔は年功序列教、利他教、道徳教が普及していたが、それが軽視される時代となった。グローバル経済教、エリート教に洗脳されれば、毒の商品添加物を大量に認可する利己主義の官僚が出来上がり、金儲けノルマで、がんを発病させる食品を製造、販売、宣伝する奴隷人間が溢れる日本が出来上る。それで年間38万人が、がんが原因で殺されている。それも増加の一途である。
食品への注意よりも、精神の食べもの「宗教」、「洗脳」に最大の注意を払おう。悪魔に洗脳されれば、脳死である。人生が終わる。
2022-07-13 久志能幾研究所通信 2431号 小田泰仙
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