老化とは病気。70歳の貴方の余命は2年。
日本人の平均寿命は80歳だが、健康寿命は72歳である。健康体でまともに活動できるのは、72歳まである。それ以降は突然死や寝たきりや、病院通い、認知症の発病でまともな活動に制限がかかる。
だから70歳なら、余命2年である。もう時間がないのだ。その余命を伸ばす手段が老化の進展の遅延化である。そもそも老化とは悪性の病気なのだ。
老化という病気
つまり、人は老化という不治の病に侵されて、60歳を超えると健康体でいられる人の数が激減する。10年後の70歳でも、その老化の程度は人により大きな格差がある。要は老化という病気の程度が違うのだ。それは老化を防ぐ生活を送ったか、老化を促進させる生活を送ったかの差である。
老化の原因
要は、自分の細胞を添加物の処理、アルコールの分解処理、煙草の毒消し処理、運動不足で骨のカルシウムが脱走するのを支援した結果が、細胞が過労死となり、普通以上に骨がもろくなり、老化が進んでのだ。
アルコールは肝臓で薬物と同じプロセスを経ないと、無毒化されない。その過程で、肝臓の細胞が酷使される。酷使とは、細胞が死んでアルコールを無毒化する。しかし肝臓の細胞の再生回数は限度がある。それを超えると肝硬変、肝臓がんに発展する。他の臓器も同じである。アル中の人の顔はどす黒い。それが全身で老化が進んでいる証拠である。
酒は薬物である。タバコは毒である。暴飲暴食、等の狂った食生活や狂った生活は緩慢なる自殺である。老化を加速させる習慣である。
老化が加速する原因
添加物の取り過ぎ
酒の飲みすぎ
タバコの吸い過ぎ
運動の少なさ
ストレス過多の生活
暴飲暴食
散歩とは治療である
散歩をすると体の活性化になる。じっとしていると、体は筋肉や骨のカルシウムが不要だと認識して、組織の再生成を止めてしまう。だから私は散歩は老化防止の治療だと認識して、体を動かしている。
脳活よりもボランティア活動
同じように脳も使わないと、不要として脳のネットワークが寸断されてしまい、認知症にまっしぐらである。脳活としてゲームやパズルをするより、社会奉仕でボランティアをして多くの人と交流したほうが、脳にためにはより。ボランティア活動を治療と考えて行うと良い。
食事を作る楽しみ
料理を作るのも、脳活になるし、加工食品を食べる機会を減らすので、治療として行うと苦痛でなくなる。
リストラで廃線
なんでもそうであるが、使わない器官は退化する。これが人間の体の原則だ。老化とは使うべき器官を適正に使わなかったので、体の自律神経が、不要な器官のリストラを断行しただけだ。言わば収益の上がらない鉄道線を廃線にしたと同じなのだ。
2022-04-28 久志能幾研究所通信 2373号 小田泰仙
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