桃栗3年、柿8年、達磨は9年、俺は一生
人の完成はない。死ぬまでが成長で、死んだ後でも来世で菩薩として、佛道を歩む。弥勒菩薩は如来様に一番近い位置まで昇格された仏さまだが、それでも如来様に昇格するまで、あと56億7000万年間も修行を続けられる予定である。人間の分際で10年、20年の修行など数の内に入るまい。
辛いことの多い人は感謝の心を知らないから
利己主義者は幸せになれない。もらうより、与えるほうが幸せである。
苦しい事の多い人は、自分に甘いから
苦を避けるから、余計に苦が降ってくる。
人生の全エネルギーの総和は等しい。若くして楽をすれば、後は苦労があるだけ。その実例をKK息子は示してくれている。
共産党中国が尖閣諸島を攻めてきても、民主党は自分達が火の粉を被るのを嫌がり、なあなあで事を済ませようとしたため、現在、中国共産党は遣りたい放題である。
ウクライナはロシアの侵攻に対して毅然として市民が立ち上がり死を厭わず戦っている。攻められて苦しくても、自分達にも厳しいのだ。他山の石とすべきだ。ウクライナ問題は、明日の日本が侵略される姿である。
悲しい事の多い人は、自分の事が分からないから
自分よりもっと悲しい目にあっている人がいる。
自分の置かれた幸せが分からないのは、痴呆である。
頭がお花畑状態である。
心配事が多い人は、今日一日を大切にしないから
危機管理をきちんとすれば、やるべきことが見えてくる。
危機管理とは、今が大切である。
今やるべきことを、今なせ。そうすれば心配ごとは起こらない。
きちんと自分と家と会社と国を守れば、心配事は起こらない。
正しく憲法を定め、自衛隊を整備すれば、他国から侵略されることは起こらない。その憲法解釈を曖昧に放置するから、他国に攻められるのだ。
自宅でも正しく戸締りをすれば、泥棒に入られることはない。自宅で今日やることは、就寝前に施錠すること。国民が安心して眠られるように、国境に施錠をすること。当たり前を当たり前にする。
ウクライナが侵攻されても、国連もウクライを守ってくれない。米英仏ロ中が結託して、ウクライナから核兵器を放棄させた。しかし、ロシアがウクライナ攻めても、米英仏は知らん顔。中国は国連決議に拒否権を発動。そんな状況で、日本が守られるはずがない。自分の城は自分で守る。それは、今日やるべきことを大切にしてこなかったツケである。
行き詰る事の多い人は、自分が裸になれないから
体裁を取り繕うから、弱点があらわになる。万物は、応力が弱い箇所に集中する。機械力学の基本的な真理である。何が問題かを、自分が裸になって考えることだ。裸とは素直になること。
馬場恵峰書 日中文化資料館蔵 2012年11月9日、撮影
2022-03-13 久志能幾研究所通信 2331号 小田泰仙
「久志能」↖ で検索
著作権の関係で、無断引用を禁止します。
コメント