幸運方程式 「自分は運がいいと信じる」と成功する
幸運の方程式
運の良さ=μ×C
μ=一定(成就する確率)
C=出会いの回数
C∝フットワーク力、取り組み回数
結論: 運を良くするには、C値を大きくすればよい
つまり多くの人に会い、多くの本を読み、数多く旅行をして見聞を広めれば運が良くなる。
運が良くなってくると、μも大きくなってくる。つまり出会うご縁を幸運に変換する能力が大きくなる。相乗効果である。
その逆は負のスパイラル降下である。
チャンスは平等
日頃の行動の積み重ねが運に影響する。自分は運がいいと信じて、フットワークを良くるすること。オダ仏教を信じて、前向きに行動すること(トヨタさんなら豊田教。つまり自分教)。その自己暗示力が人生を開拓する。思いがあるから行動に出る。そう思わない人は行動などしない。
沢山の人と出会い、沢山の取り組みをして、沢山の失敗をする人が成功する。全てで成功するはずがない。失敗分は勉強代、損切分と思えばよい。それがあるから知恵がつく。そのうち一つでも成功すれば、大成功である。
「成功する人の習慣」
日本は災害の多い国である。そのため慎重な性格な人が生き残っている。不安遺伝子を持っている人は70%近い。米国では20%もいない。
自分が運のいいと思っている人と運が悪いと思っている人に、クジを購入させたら、当たった確率はどちらも同じだった。
科学的には運の良し悪しは平等である。チャンスはその人がどれだけ運を掴む振る舞いをしているかで決まる。確率の問題である。
脳科学者・中野信子氏の講演会「成功する人の習慣」
十六経済懇談会で 2019年10月3日
ダーウィンの法則
変革期には多くの人と会うことだ。幕末期、倒幕で活躍した英雄は、多くの国を回り、多く人と話し合い、情報収集をしていた。
変革期は優秀なエリート人材が運を掴んだのではなく、最もその環境に適合した人が、新天地で生き延びて新しい世をリードした。その人たちは、多くの経験をして、多くの本から知識を得て、多くの世界を見たので、その運を掴めたといえる。
当時のエリートはその地位に安住して動かなかった。エリートは地位が安泰で、動く必要がないのだ。エリートは動いてはダメなのだ。体制の現状維持してこそエリートの座が維持されるからだ。
これはスペンサージョンソン著『チーズはどこに消えた?』の江戸幕末期版の寓話である。
ドーパミンによる快感
「自分は運が良い」と思うと、ドーパミンが分泌されて、幸せな気分になり積極的な行動がとれるようになる。そのためも自分は運がいいと思い、人に夢を語ることだ。それは自分自身への暗示ともなる。それが自分を活性化してくれる。それで運が良くなる。自分教を信じよう。
2022-03-17 久志能幾研究所通信 2335号 小田泰仙
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