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2022年2月21日 (月)

日本人として恥 歴史が恥を記録する

 

 自分の城は自分で守る。自分達の誇りや恥を忘れると、日本という城も消滅する。恥を忘れた日本人は、日本人ではない。日本人は卑しくなってしまった。日本人として誇りを胸に心して、世の動向を観察したい。

 

企業の恥、日本人の恥、悪魔のサイクル

 ユニクロも無印良品も新疆ウイグル自治区の新疆綿の使用に対して、ノーコメントで通している。要は、彼らは人権よりも金儲け最優先なのだ。日本の経営者は金儲けの才覚は一流だが、倫理観は最低レベルである。ユニクロや無印良品の経営者を名経営者として褒め称えるビジネス雑誌は下劣である。

 多くの日本人はそれを知っていながら、製品ボイコットもせず、その製品を使い続けている。恥である。

 安い製品は、日本人の雇用を減少させて、日本人を貧しくしている。この30年間、日本人の給与は上がっていない。他の先進諸国は2倍にもなっている。我々は知らないうちに我々は悪魔のサイクルのスパイラル降下である。我々が何故そうなったかを考えないからである。そういう政治を許し、そういう政治家を選んできたのだ。

 

静かなる侵略

 C国の安い外国製品は、日本を没落させるサイレントインベーション(静かなる侵略)である。それが日本の繊維産業が消滅したことで、明確である。私を育ててくれた父が勤めていた会社(繊維産業)が消滅させられた。私が小さい頃の昭和40年頃、大垣市の基幹産業は繊維産業であった。しかし現在、消滅して影も形もない。あるのは跡地に建った新興住宅地だけである。

 

マスコミの恥

 マスコミは、東京オリンピックでは事前に大反対のキャンペーンを張っていたが、オリンピックが始ると、賛美報道一色になった。今回の冬季オリンピックでは、C国への気兼ねか、反対報道はなくなり、冬季オリンピックが始ると、前回の東京オリンピック同様に賛美一色となった。マスコミは人権無視で、金儲けに忙しいのだ。本来のオリンピック開催の趣旨からかけ離れた現実である。

 

政府の恥

 冬季オリンピックに対しても、橋本聖子は元閣僚の一人として、冬季オリンピックに政府代表として出席して、ボイコットは実現しなかった。彼女はボイコット運動の真っ最中、C国からの接待ゴルフの興じていて、篠原常一郎氏から「彼女の脳味噌は筋肉」とまで酷評されている。彼女の倫理観のなさで、同じ日本人として恥ずかしい。

 そういう政府を選んで、抗議の声を上げない我々は恥である。我々が媚中派の議員に投票するのは、国賊行為である。

 

スポーツマンシップの恥

 オリンピック選手が技能優秀で、人格も優秀とは考えるのは間違いである。これは誹謗中傷ではない。世界の多くの先進国が、C国のジェノサイドに声を上げているのに、媚中派の日本政府が、ジェノサイド国を後押ししている。橋本聖子は、その非難の嵐の中での冬季オリンピックの政府代表である。

 我々日本人は、後世の歴史から非難されない態度を取りたい。それに反した政府や企業が出現したら、抗議表明をすべきだ。それが人間としての尊厳である。

 

GAFAの恥

 最近のYouTubeでは、ある禁止ワードと特定人物の発言で、AI判定されて、その動画が頻繁にブラックアウトされるという。いつからこの世は、戦前の恐怖政治、検閲社会になったのか。だれも止めることが出来ない恐怖社会になったのだ。

 LINEでは、そのデータはK国やC国に筒抜けになっているとか。

 最近はコロナ対策で、各施設で体温を自動で測定する装置が設置されている。それも必ず、顔を撮影して自動表示である。体温測定だけなのに、なぜ顔写真を撮るのか。その顔写真データがAI判定されて、データ蓄積され、個人情報として某国に流れているという。最先端の技術が人を不幸にすることに悪用されている。

 

人類への罪

 1945年11月20日にニュルンベルク裁判(ナチスのユダヤ人虐殺への裁判)が始まり、ジャクソンは検察を代表して論告を行った。

 我々が批准し、罰しようとしている悪行は、極めて計画的であり、文明世界はこれを見逃すことはできません。もしその悪行が繰り返されれば、文明世界が存続し得ないからであります。

   ロバート・ジャクソン (法律家)

 

 ロバート・ホウアウト・ジャクソン(Robert Houghwout Jackson, 1892年2月13日 - 1954年10月9日)は、アメリカ合衆国の法律家。訴務長官(1938-1940)、司法長官(1940-1941)、最高裁判所判事(1941-1954)を歴任。ニュルンベルク裁判の主任検事も務めた。

 

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 馬場恵峰書 

2022-02-21 久志能幾研究所通信 2311号  小田泰仙

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