働かないIT音痴オジサン、本当に2万日も生きてきたの?
成人になって社会人として80歳まで生きると、21,900日間である。成人から還暦まで会社に勤めて、14,600日間である。
入社後、毎日一回、40年間、成長の努力を継続すれば定年までに14,600回の繰り返し訓練で、能力が高まったはずだ。生まれてからなら18,250日も時間があったのだ。なぜ、それで成果が出ないのか。なぜ定年近くになると「働かないIT音痴オジサン」に落ちぶれてしまうのか。それは、成果を出すための方程式を知らないからだ。
成果の方程式
成果の値は、掛け算である。足し算ではない。ゼロをいくら2万回かけても成果はゼロである。マイナスの思考なら、結果はマイナスである。
麻原尊師を信じて、死に物狂いの努力をして教団の最高位の上り詰めても、絞首台に上ったオウム真理教信者もいたではないか。彼らは将来を嘱望された優秀な青年達であった。私より優秀な青年達であった。全ては考え方が間違っていたからだ。下記の「α」(佛の力)を間違って解釈したのだ。
松下電器教
成功の方式を正しく解釈して、己の力を万倍にしたのが、松下幸之助翁であった。松下幸之助翁の学歴は小学校卒で、体が弱く、身よりもない身であった。彼は、その条件下で、松下電器(現パナソニック)を世界の電器会社に育てた。松下幸之助翁は、自分は運がいいと信じていた。彼は宇宙根源の理(根源様?)を信じて経営を行った。それが持てる力を万倍にしたと推定される。
松下幸之助翁は、会社の迎賓館である「真々庵」の庭に「松下真々庵根源社」を建て、悩みがあると、その前で一人長時間祈っていたという。
それと同じ「松下真々庵根源社」のミニ版が、京都PHP本社の最上階に作られている。私も、松下幸之助経営塾で学んだ折、松下幸之助翁の成功にあやかろうと、お参りさせていただいた。
https://www.php.co.jp/seminar/m-keieijuku
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熱意
松下幸之助翁が京都の財界人を集めて講演をしたとき、「成功の秘訣はなんですか?」との質問があり、その答えが「強く熱望することです」で、あまりの予想外の返答で、会場は笑いの渦となった。しかし、一人だけ笑わず、感銘を受けた人がいた。それが、京セラの稲盛和夫氏であった。稲盛氏はこの熱意で、小さな京都のベンチャー企業を世界規模の会社に成長させた。
オダブツ教の成功方程式
【成果】=【α】×【考え方】×【熱意】×【能力】×【環境】×【IT】
α: 神仏のバックアップ力
(鰯の頭も信心から。オダブツ教を信じよう?)
考え方: 価値観、教育レベル
熱意: 情熱の高さ
能力; 運命・宿命、自分の強み
環境: 環境は自分で作り出すもの、変えるもの
IT: IT化、意図×方法
インテリジェンステクノロジーは智力でもある。
ITは単なる道具であるが、智力は人格である。
稲盛和夫氏の考えた成功方程式
【成果】=【考え方】×【熱意】×【能力】
馬場恵峰書、東山魁夷作の「道」のポスター
2021-12-29 久志能幾研究所通信 2253号 小田泰仙
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