« 感謝 閲覧総数30万回超え  | メイン | 働かないIT音痴オジサン、本当に2万日も生きてきたの?  »

2021年12月28日 (火)

清富になるための10の習慣

 

1 値切らない、余分に払う

2 安ものを避け、最高を求める

3 仁義礼智信を求める

4 義務を果たし、権利として人生を楽しむ

5 人生トレーダーを目指す。デイトレーダーはダメ

6 薄縁を避け、ご縁を大事にする

7 貧乏性を避け、合理的節約を選ぶ

8 時間は命とする人と付き合う 

9 情報の価値を認める 

10 浮利、腐利を追わず、根利を植える

 

 人生で豊かになる方法として、私は、下記を守っている。「大富豪」も「清貧」も目指さず、「清富」を目指す。先年亡くなられた渡部昇一先生のような生き方が私の理想である。

 

私の具体的な実践例 

1 値切らない、余分に払う

   そうすれば、相手が勝手に最大限の値引きをしてくれる。私は、行きつけの店と店員を決めているので、「まけろ」と言ったことはない。それでいつも最大限の割引を受けている。お店でも「一見さん」では、値引き率が違うのだ。

   私は、自分のために仕事をしてくれた職人さんには、少し多いお礼をする。気は心である。そうすると利子が付いて、後から返ってくる。

 

2 安ものを避け、最高を求める

   高いものを求め、長く使う。

 

3 仁義礼智信を求める

   日本人として、人生を全うしたい

 

4 義務を果たし、権利として人生を楽しむ

 社会人としての義務を120%果たす。そこまでやってくれるのか、と相手を感激させる。息抜きとして、自分の趣味を楽しむ。責務ばかりでは長続きしない。

 仕事のためなら過労死を厭わず。私にとって仕事こそ人生である。仕事で死ねるなら本望である。1985年、スウェーデンの自動車工場に出張中に、担当機械が故障して徹夜で機械の修理をしたら、スウェーデン人から You are crazy. と言われた。機械は壊れて当たりまえ。それを徹夜なんて、と。西洋人とは日本人の価値観が違うのだ。そこで新しい人生に目が覚めたが、日本に帰国して、すぐまた日本の価値観に戻ってしまった。やはり仕事こそわが命である。

 

5 人生トレーダーを目指す。デイトレーダーはダメ

   超短期にドンパチやっても、儲かるはずがない。儲かっても一時的で、最期はすってんてんとなる。それよりも、長期的な視点で人生投資である。

 

 遠きをはかる者は富み、近くをはかる者は貧す。 二宮尊徳

 

6 薄縁を避け、ご縁を大事にする

   大才は袖すり合う縁も大事にする。

   縁ありて花開き、恩有りて実を結ぶ。

 

7 貧乏性を避け、合理的節約を選ぶ

   貧乏性は伝染病のように感染する。「気」は空気感染をするのだ。豊かな波動を発する人と付き合うと、こちらの心も豊かになる。その逆は……

   無駄を省いて贅沢を。安ものを避け、最高を求める。最高のモノには職人の魂が籠っている。それが自分に乗り移る。だから私は、高いものを買って、長く使う。

 

8 「時間は命」を理解する人と付き合う 

   ある人と1時間面談するとは、その人の命を1時間頂くこと。

   殺時罪を犯してはならない。

 

9 情報の価値を認める 

   スパイには「情報は命」。スパイの刑罰は死刑である。モノやカネを盗んでも、死刑にはならない。それほどに情報は命に値する。それを多くの人は理解していない。情報をくれた人や人生の師にはお礼をしよう。

 

10 浮利、腐利を追わず、根利を植える

   天網恢恢疎にして漏らさず

   バクチの金、不正の金で財を成しても、何時かは露見する。それでは小金持ちにしかなれず、幸せには成れない。

 

   冬の日は、下へ下へと根を下ろせ  道元禅師

Dsc002361s

 馬場恵峰書

Photo

 加藤梅香先生書

   

 

2021-12-28  久志能幾研究所通信 2252号  小田泰仙

「久志能」 で検索

著作権の関係で、無断引用を禁止します。

 

コメント

コメントを投稿