清富になるための10の習慣
1 値切らない、余分に払う
2 安ものを避け、最高を求める
3 仁義礼智信を求める
4 義務を果たし、権利として人生を楽しむ
5 人生トレーダーを目指す。デイトレーダーはダメ
6 薄縁を避け、ご縁を大事にする
7 貧乏性を避け、合理的節約を選ぶ
8 時間は命とする人と付き合う
9 情報の価値を認める
10 浮利、腐利を追わず、根利を植える
人生で豊かになる方法として、私は、下記を守っている。「大富豪」も「清貧」も目指さず、「清富」を目指す。先年亡くなられた渡部昇一先生のような生き方が私の理想である。
私の具体的な実践例
1 値切らない、余分に払う
そうすれば、相手が勝手に最大限の値引きをしてくれる。私は、行きつけの店と店員を決めているので、「まけろ」と言ったことはない。それでいつも最大限の割引を受けている。お店でも「一見さん」では、値引き率が違うのだ。
私は、自分のために仕事をしてくれた職人さんには、少し多いお礼をする。気は心である。そうすると利子が付いて、後から返ってくる。
2 安ものを避け、最高を求める
高いものを求め、長く使う。
3 仁義礼智信を求める
日本人として、人生を全うしたい
4 義務を果たし、権利として人生を楽しむ
社会人としての義務を120%果たす。そこまでやってくれるのか、と相手を感激させる。息抜きとして、自分の趣味を楽しむ。責務ばかりでは長続きしない。
仕事のためなら過労死を厭わず。私にとって仕事こそ人生である。仕事で死ねるなら本望である。1985年、スウェーデンの自動車工場に出張中に、担当機械が故障して徹夜で機械の修理をしたら、スウェーデン人から You are crazy. と言われた。機械は壊れて当たりまえ。それを徹夜なんて、と。西洋人とは日本人の価値観が違うのだ。そこで新しい人生に目が覚めたが、日本に帰国して、すぐまた日本の価値観に戻ってしまった。やはり仕事こそわが命である。
5 人生トレーダーを目指す。デイトレーダーはダメ
超短期にドンパチやっても、儲かるはずがない。儲かっても一時的で、最期はすってんてんとなる。それよりも、長期的な視点で人生投資である。
遠きをはかる者は富み、近くをはかる者は貧す。 二宮尊徳
6 薄縁を避け、ご縁を大事にする
大才は袖すり合う縁も大事にする。
縁ありて花開き、恩有りて実を結ぶ。
7 貧乏性を避け、合理的節約を選ぶ
貧乏性は伝染病のように感染する。「気」は空気感染をするのだ。豊かな波動を発する人と付き合うと、こちらの心も豊かになる。その逆は……
無駄を省いて贅沢を。安ものを避け、最高を求める。最高のモノには職人の魂が籠っている。それが自分に乗り移る。だから私は、高いものを買って、長く使う。
8 「時間は命」を理解する人と付き合う
ある人と1時間面談するとは、その人の命を1時間頂くこと。
殺時罪を犯してはならない。
9 情報の価値を認める
スパイには「情報は命」。スパイの刑罰は死刑である。モノやカネを盗んでも、死刑にはならない。それほどに情報は命に値する。それを多くの人は理解していない。情報をくれた人や人生の師にはお礼をしよう。
10 浮利、腐利を追わず、根利を植える
天網恢恢疎にして漏らさず
バクチの金、不正の金で財を成しても、何時かは露見する。それでは小金持ちにしかなれず、幸せには成れない。
冬の日は、下へ下へと根を下ろせ 道元禅師
馬場恵峰書
加藤梅香先生書
2021-12-28 久志能幾研究所通信 2252号 小田泰仙
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