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2021年7月 6日 (火)

太陽光発電 殺人事件 熱海の土砂崩れ

熱海土砂崩れ災害、「未必の殺人事件」

日経新聞は「奥歯にモノ挟まり記事」忖度

 2021年7月3日に発生した熱海の土砂崩れ災害の報道で、日本経済新聞は角度25度の斜面に土砂を大量に放置した状況の説明図を大きく掲載(7月6日付)した。しかし、その報道をしながら(真因が分かっているのに)、その主犯達に忖度して、その真因、犯人の追及は無しである。

 土砂崩れを起こした堆積土砂は、ソーラーパネル設置で出た土砂を捨てたから形成された。すぐそばにソーラーパネル発電設備がある。それを日本経済新聞はあえて書かない。真実を報道する新聞社の道義に反している。

 それを指摘しているのは、産経新聞、J-CASニュースくらいのものである。多くのマスコミが、メガソーラー発電所の件を回避して報道している。いかに日本のマスコミが忖度の記事に終始しているか、歴然としている。

 

未必殺人事件の犯人

 熱海の土砂崩れ災害は、誰が見ても崩れるのが明白な土砂の廃棄方法で、大雨が降って崩れたのは、自明の理である。それはグーグルアースの地図から観察しても自明である。これは未必の殺人事件である。

 結論から言えば、今回の災害は人災で、真因は脱炭素化として国が推進した太陽光発電政策の失敗である。

 ソーラーパネル設定、輸入で利権をフル活用して大儲けをした賊議員が犯人である。太陽光発電設備の設置は、豊かな環境と国土を破壊し、山の保水力を破壊し、大雨で下流に大災害をもたらした。それは「未必の殺人事件」である。

 太陽光発電設備の設置は、少しも脱炭素社会に貢献しない。10年後には、カドニウム等の公害物質を含むソーラーパネルの廃棄処理で、多大な後処理費用が発生する。カドニウムはあの水俣病、イタイイタイ病を生んだ猛毒なのだ。末恐ろしい結末が待っている。

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小泉劇場は悲惨な未必殺人事件で崩壊 

 脱炭素社会を掲げ、太陽光発電を強力に推進している環境大臣小泉進次郎は、どう責任を取るのだ。父の小泉元首相は太陽光発電を強力に推進していた。

 静岡県知事の川勝知事は伊東市にメガソーラー発電所建設を推進した中心人物だ。彼は毛沢東信者で、中国との関係が深いと言う。習近平国家主席とも親しいと言う。メガソーラー発電所建設で出た土砂放棄で、業者にやりたい放題を許した川勝知事はどう責任を取るのだ。川勝知事は、許可したことがばれたくないので、とって付けたような後手後手の調査指示を出している。醜態である。

 川勝知事はリニア建設に反対で、静岡県内の工事が滞っている。川勝知事はメガソーラー発電所の建設で県内の森林の破壊は大賛成だが、リニア建設には反対なのだ。川勝知事は中国に忖度しているようで、中国の新幹線の世界への売り込み、中国製リニア開発の推進で、日本のリニア技術の独走を邪魔したいとしか思えない。

 2018年7月2日、静岡県の川勝平太知事は2日、同県伊東市で建設計画がある大規模太陽光発電所(メガソーラー)について、森林法に基づく林地開発の許可を出した。事業者の伊豆メガソーラーパーク合同会社(東京・中央)に同日、通知した。(2018年7月2日付、日本経済新聞より)

 ソーラーパネルの原材料は中国ウイグル地区の産出物で、奴隷労働の問題が露見して、米国は輸入を禁止した。そのため世界がそれ以外の原料をもとめているのでポリシリコンの価格は5倍に高騰している。パネル価格も日本で3割から4割も値上がりしている。それでは太陽光発電にしても採算が合わなってきた。メガソーラー発電ビジネスモデルの崩壊である。多くの利権に群がっている鬼畜たちの断末魔の叫びがこれから起こる。

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真の対策

 我々は真の環境保護とは何かを自分の頭で考えるべきだ。太陽光発電も電気自動車化も大嘘の対策である。特定の国や業界が儲かるだけで、単なる対処療法の手段にすぎない。却って地球環境を汚すことになる。そして特定の国の支配力が増大する。それは人類にとって不幸である。それはウイグル族の虐殺を手助けすることになる。地球環境保護なら、もっと他にやることがあるだろうと言いたい。

 フェイクニュースを流すマスコミを無くすのも大きな省エネである。報道すべきことを忖度して報道しないのも、フェイクニュースである。それで無駄な対策エネルギーが浪費される。

 体に悪い食品を大々的な宣伝で売り、多くの人を病気にするのも地球環境の破壊である。そのため医療に膨大なエネルギーを使わざるを得なくなっているのだ。この40年間で、4倍の地球資源が医療のため必要となってきている。日本の医療費が43兆円とは、43兆円分の地球資源が使われたのだ。日本の税収は60兆円である。医療費が日本国予算の4割を占める。その削減対策こそが、脱炭素である。

 それをポリ袋の有料化でお茶を濁すから、本末転倒の結果となるのだ。そんなレベルの人間が環境大臣で威張っている。世も末である。

 

下記は1年前に、太陽光発電の殺人事件を予言したブログ記事である。

久志能幾研究所ブログ

 太陽光発電 殺人事件」2020年5月17日

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   日本経済新聞 2021年7月6日

 

2021-07-06   久志能幾研究所通信 2081  小田泰仙

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