« 河村義子先生の本気と覚悟 | メイン | 西濃の小京都・大垣  栄光とその没落、夜明け »

2020年11月14日 (土)

放浪記 ⒋2 ボストン旧跡探索

 

 このボストン市の観光案内には、米国独立ゆかりの史跡を歩いてたどるウォーキングルートがフリーダム・トレイルとして推奨されている。このルートを廻るとここの歴史的場所や記念碑の16か所を歩いて訪れることができる。

 多くのお上りさんや家族連れが、ラフなウォーキングスタイルで同じ方向にぶらぶらと歩いているので、安全でもあり私もお勧めしたい無料の観光方法です。このコースの歩道には、約20センチ幅で、案内地図と同じ赤いペンキがベターと延々と塗ってあるはいかにもアメリカ的合理主義? とはいえ下手な案内看板よりはるかに分かりやすい。また旧市街は赤いペンキの代わりに赤い煉瓦が歩道に埋め込んで多少気をつかっているのが分かるのだが、日本の京都なら環境破壊と文句が出そう。とても私の感性からはこんな発想が出で来ない。

 

踏破挑戦

 このコースを回るのは、観光ガイドブックに1日がかりを覚悟と記載されていた。私はボストン美術館に行っての帰りに、このコースに行くことを決めたので、17時半から2時間半の大忙しの行程となってしまった。そのため各史跡では閉館になっている場所も多々あった。しかし米国の京都のような古都としての雰囲気が各所に残っており、総じて良い思い出となった。次回は、各史跡を見学しながら、このコースを回りたいと思う。

 この緯度の高いボストンは、サマータイムの関係もあり夜9時まで明るいので助かる。この日の歩行数は35,000(約25km)を越えた。ああ疲れた・・。

初稿 1994年8月7日

 この項を再校正しながら、かつて西濃の小京都と呼ばれた大垣を思い出してしまった。それは次原稿で記す。

00050024s

 図⒋5 コースの赤い目印 

00050025s

00050026sjpg

00050028s

 図⒋4 古い錨と帆船 

00050031s  図⒋6 バンカー・ヒル・モニュメント 

S

 図⒋7 フリーダム・トレイル(市の観光案内より)

 

2020-11-13 久志能幾研究所通信 1823  小田泰仙

著作権の関係で、無断引用を禁止します。

   

コメント

コメントを投稿