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2020年11月 7日 (土)

狂密からの解脱  乳がん防止策、男性の癌対策

 

 乳がんの死亡者数は、この30年間で3倍に増えた。増えたのにはワケがある。狂った習慣(食生活、生活習慣)に密接してきたからだ。乳がんは女性だけだから男性は関係ないというわけではない。男性はその影響が前立腺癌や他の癌として現れる。日本人の2人に一人が癌になる時代だ。敵を知り、己を知って自己防衛をするしかない。

20160208  日経ビジネス 2016年2月8日号

 下記は私が実行しているガン再発防止策である。

 

1 肥満にならない。

  肥満は乳がんの発生を1.6倍増やす。

  肥満は心血死(心筋梗塞、脳梗塞)のリスクを上げる。

  お腹の出っ張りは、仏様からの癌の予告メッセージである。私は癌が発見される前は腹囲が90センチ近くあった。手術後の現在は75センチほどに減った。体重も25キロ減った。体脂肪率12である。もっと太りたいが、なかなか体重が戻らず悩んでいる。人から見れば贅沢な悩みだが、体重減と共に体力が無くなったので辛い。死んでもいいから健康管理である。

 

2 糖分(炭水化物)を取り過ぎない。

  癌は甘いものが大好物である。

  私は現在、ご飯一食分で、100gに計量して食べている。それで十分に満足している。いかに今まで食べ過ぎていたかを思い知っている。

  お饅頭も原則禁止である。(なかなか難しい)

  美味しいモノには毒がある。しかし毒を食らわないと、極楽は手に入らない。

 

3 脂肪分を取り過ぎない。

 

4 脂肪分と糖分の同時摂取を避ける。

      同時摂取は相乗作用で肥満になり勝ち。それが癌の遠因。

  だからケーキ等の洋菓子は、肥満の元で厳禁。せめて和菓子にすること。

 

5 油分の摂取を控える。

  私は天婦羅、油の乗った美味しいお魚はドクターストップである。

  お煎餅も禁止です。

      お煎餅は引っ付き防止で鉄板に油をひいて焼いている。

 

6 乳製品の摂取を減らす。

   乳製品は乳がんを増やす。乳製品の摂取量が日本より多い欧米は、乳がんの発生率が高い。

 

7 ノーパン生活を心がける。

  グルテンフリーを心がける。パンの主成分の小麦粉は、腸の中でお米の10倍のガスを発生させる。それだけ長く腸に留まり、細菌が増える。それが万病に基。だから私はパンを食べない。ノーパン生活である。

 だから食べるならうどんより、蕎麦である。

 欧米型の肉・パン中心の食事では、乳がんの発生率は1.3倍になる。(国立がんセンターの調査)

8 チンチンはしない。

  電子レンジは、食材を超高周波数で振動せる。自然界にはない現象である。それで食材のビタミン類が破壊される。私は電子レンジを使わない。外食でも、食材を電子レンジで温めてもらわない。

 

9 夕食から朝食までを13時間以上空ける「プチ断食」を心がける。

  プチ断食が癌の再発防止に役立つ。

  間食禁止です。

 

10 アルコールは再発リスクを高める。

  どんなに微量でも、アルコールは発癌物質である。

  WHОでは、アルコールは薬物として認定されている。食べ物は胃で消化されるが、アルコールは肝臓で薬物と同じプロセスでしか分解されない。だから宴会は、薬物パーティである。

  ワイン1本で、タバコ10本分の害がある。

  飲まない女性と比べると、飲む女性の乳がんリスクは1.8倍高い。(国立がんセンターの調査)

 

 コレ内緒の話?アルガ、私は毎朝、小原庄助さんばりに朝寝はないが、朝酒、朝湯をやっている。

 アルコール分0パーセントの甘酒30mlに、糖質ゼロのヨーグルトとキウイ(皮ごと刻んで)を混ぜて食べている。南雲吉則先生の著書にあるノウハウである。

 朝湯は、体温を上げるためである。

 

11 お風呂に肩まで10分間以上浸かる

  シャワーは使わない。お風呂で体を温める。体温が1度下がると、免疫力が30%下がる。癌は体の免疫力が低下して、発症する。還暦までは体力、免疫力があるから癌は発症しにくい。還暦後に体力が低下して癌の発症率が急上昇する。だから癌の早期発見の為、定期検診を。

 入浴後、水シャワーを全身に浴びる。自律神経を刺激して、免疫力を上げるためである。癌になり、メスで開腹手術され、毎日点滴で注射針を刺される辛さを思えば、冷たさも我慢できる。

 

12 有酸素運動が推奨される。

  散歩がよい。

 

13 一日座りぱっなしは避ける

 座り作業とがん死亡との関係を検討したところ、座位時間が1時間延長するごとに、がん死亡リスクは16%上昇することが示唆された。座位時間を30分減らし、その間に軽い運動を行うと、がん死亡リスクは8%低下し、30分間の中強度から高強度の運動に置き換えると、がん死亡リスクは31%低下すると推定された。

論文は、2020年6月18日付のJAMA Oncology誌電子版に掲載されている。Gilchrist SC, et al. JAMA Oncol. 2020 Jun 18;e202045.

https://style.nikkei.com/article/DGXMZO63466340U0A900C2000000/?page=2

 

14 ビタミンDの生成の為、太陽光に一日20分当たる。

  ビタミンDに抗がん作用がある。

  私は南雲吉則先生の診断で、ビタミンD欠乏症と診断され、治療を受けている。

 

15 十分な睡眠

  睡眠中に出る成長ホルモンが、傷んだ細胞を修復する。若い時は、成長のための成長ホルモンだが、歳を取れば、それが傷んだ細胞の修復に使われる。0時から午前2時まで、一番多く成長ホルモンが分泌される。だから夜更かしは癌を誘発する。

 熟睡するため、睡眠環境を整える。電気も完全に消して、真っ暗な環境で寝る。小さな電灯でも、網膜はそれに反応して完全熟睡を妨げる。熟睡できないと、免疫力が低下する。癌への抵抗力が下がる。

 

16 高血圧を治す

 高血圧は病気ではないが、癌と認知症の遠因となる。血管の内部にプラークが堆積して、血管内径が細くなり、血圧を高めないと、末端まで血が行かないので、自律神経が血圧を上げている。それが高血圧症。それを降圧剤で血圧を下げると、血が末端までいかないため、血液に含まれる免疫酵素が、末端までいかず、癌が増殖する遠因となる。

 

17 タバコは言語道断で禁止。

   夫や子息がタバコを吸うと、妻の乳がん罹患率が急上昇する。

    非喫煙者と比べると、喫煙者の乳がんリスクは1.9倍高い。(国立がんセンターの調査)

18 対処療法しかしない医師を避ける

  癌になった真因を探し、その対策を教えてくれる医師にかかる。

    私は抗がん剤治療を拒否した。

    私は降圧剤しか出さない医師を避けた。  

  私は、薬を原則飲まない。薬は基本的に毒である。

 

19 安い食材に手を出さない

  安いものにはワケがある。添加物、偽造食材、発癌性物質が入った毒入り食材、劣悪環境で作られた食材が、出回っている。将来、それが原因で医療費を使うなら、本末転倒の結果となる。

 

20 肝炎ウイルス、胃ガンの予防でピロリ菌対策を

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番外編

21 認知症になったふりをする(ジョークです。下記はホント)

  癌経験者は、健康な人よりアルツハイマー型認知症を発症するリスクが33%減少し、喫煙に関係する肺がん等では、74%もそのリスクが低下する。

 追跡期間の22年間にアルツハイマー病と診断された人がその後、癌を発症するリスクは61%低下した。

 つまり癌患者はアルツハイマー病になりにくくい。アルツハイマー病をかかった人は癌になりにくい。

 ただし喫煙関係のがん(肺がん、食道がん等)では、アルツハイマー病のリスクは下がるが、脳卒中の発症リスクは2.18倍に跳ね上がる。

  英医学雑誌「BMJ」の記事より

 

 要は、癌はストレスから来る確率が多いので、認知症になれば、そのストレスが減るのが理由のようだ。認知症になれば本人は何も分からなくなるので幸せだが、回りが地獄に落ちる。

 癌は一朝一夕ではできない。目に見える大きさになるまで約10年間かかる。つまりサラリーマン生活でストレスを溜め、退職10年後に発症するようだ。私の場合もそうだった。ストレスこそ、最大の癌の要因である。柳に風でストレスを受け流そう。ストレス発生元と縁を切ろう。そんな元凶と付き合って癌になってはたまらない。私は定年延長せず、会社を辞めた。

 

 以上は補完代替医療の専門誌、日本乳癌学会の治療ガイドライン、国立がんセンターの調査資料、他の資料、私の癌治療の実経験より得た知見を編集した。

 

P10409731s   馬場恵峰書

2020-11-07 久志能幾研究所通信 1816  小田泰仙

著作権の関係で、無断引用を禁止します。

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