アインシュタインの相対性理論を使う 磨墨知522
E=mC^2
E:エネルギー
m:質量
C:質量の速度
たとえ質量が小さくても、速度が大きいとそのエネルーギは極めて大きい。時間がエネルギーを制御する。質量を速度でカバーしよう。自分の能力が小さければ、スピードを上げて補おう。それを妨げるのは、優柔不断である。優柔不断では、人生速度を上げられない。
格物致知
速度を2倍にすれば、エネルギーは4倍になり、目の前の障害を打破して、人間として達成すべき境地に、半分の時間で到達する。
エネルギーが溢れていれば、鬼神さえも退く。織田信長は、神仏さえ焼き討ちした。比叡山を守る僧侶武士さえ敵ではなかった。
人は多くの失敗をして、やってはいけないことをやってみて、やってはいけないと理解する。それが智慧であり、格物致知である。私は自分が人並みの能力しかないと自覚して、とにかく多くのことを早く経験(失敗)しようと走り回った。嫌われもしたが、エリートではないので、それしか手がないのだ。抵抗があるから、揚力が出る。それで痛い目に多く会ったが、それは智慧を得るための税金で必要悪ある。
税金
会社でも多くの利益を得れば、税金を多く納める。それは社会のインフラの使用料金である。だから多く稼いで、多く税金を納めるほうが幸せなのだ。それを脱税するから、仏様から罰が当たる。
人の成長
人は動物として生まれて、霊長類の人間に成長して死ぬ。躾、学習、精神の修養がなければ、動物のまま老いて、動物として死ぬ。今の世は、あまりに幼いまま大きくなった老人が多い。
生存的境遇
それは単に生きるための方策、知識しか学ばなかったからだ。より豊かに、より楽に、より贅沢に生きる術しか学ばなかったからだ。それは生存的境遇で生きてきたためである。だから人間的には成長しない。ある意味、守銭奴で終わる。死を想定せず、生存的に生きるから、死の間際で慌てるのだ。
生命的境遇
それに対して生命的境遇で生きれば、何のために生まれたのか、使命は何かを考え、人間の命を輝かせて生きることが出来る。その境遇に達するには、人の倍のスピードで経験を積むことだ。生命とは、生と死がセットで生命である。死を前提に生きるから、限られた命を精一杯生きようとする。それが時間の創造である。
やることをやり切れば、従容として死を迎えることが出来る。よく働いた一日が、安らかな眠りを誘うように、よく働いた人生は、安らかな死が与えられる。それが天命を全うすることだ。
2020-10-07 久志能幾研究所通信 1776 小田泰仙
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