強欲・非道の小倉利之、大垣市商連理事長
今は高齢者が増大した時代である。大垣市もまた、老人ばかりの都市になってきた。それも大垣市が没落して、暇な老人が益々増えている。その状況で、商店街で昔のような餅つき大会を開催するのは非常識である。それを取り仕切っていたのが小倉利之、大垣市商店街振興組合連合会理事長である。
非常識・危険な餅つき大会
2020年1月19日(日)、新大橋北側で大垣市市商連主催の餅つき大会最中、救急車が飛んできた。餅を食べた老人が餅を喉に詰まらせた。老人は大垣市民病院に運ばれ、その3日後に亡くなられた。
餅は高齢者に凶器
柔らかい出来立ての餅は、高齢者には誤嚥の発生(嚥下障害)が危惧され、老人にはまさに凶器である。餅という食品は、飲み込み能力が低下した老人には、飲み込むことが大変難しい。餅はその付着性で、喉に張り付く。餅は他の食品に比較して、餅の付着性はゼリーの100倍である。
嚥下障害とは、食物などを口から胃まで運ぶ、「飲み込み」を嚥下という。高齢者や脳疾患などのためにこの飲み込みがうまく行かない障害を嚥下障害という。厚生省の発表では、平成17年の段階で療養病床の施設に入院されている方の半数以上が何らかの嚥下障害を抱えている(厚生労働省、平成17年10月)。
狂気の沙汰の無料の餅つき大会
その危険性が高い餅で、街が寂れて老人ばかりの商店街で、無料の餅つき大会をするとは狂気の沙汰である。
老人が当日に亡くなられたわけではないので、大垣市商連理事長の小倉利之は、ダンマリを決め込んだ。小倉利之理事長、大垣市市連の道義的責任、社会的責任は免れないはずだ。特に街を寂れさせた元凶は小倉利之なのだから。
死神として祟る
大垣市長の小川敏と小川敏の命令を盲従する下僕・小倉理事長の策略で、大垣市は貧乏になり、大垣駅前商店街は死に絶えた。まるで死神に取りつかれたようだ。小川敏が市長になって、開店率が80%であった大垣駅前商店街が、20%まで開店率が激減した。実に全体の60%の店がシャッターを下ろした。最終的に大垣駅前商店街は、80%の店がシャッターを下ろして没落した。大垣市の公示地価も半分以下に暴落した。
市民功労賞という汚職
2018年に商店街のリーダの正札堂が倒産し、2019年に岐阜県下で2軒しかない百貨店のヤナゲンが閉店し、2020年に創業260年のツチヤ駅前店が閉店した。
その商店街を血祭りにした「功績」で、小倉利之理事長は、市民功労賞を小川敏から与えられた。大垣駅前商店街を死に追いやった元凶に何故、市民功労賞なのだ。それも市民の血税である。税金泥棒である。それは汚職と言ってよい。
商店街の全店主が、元気ハツラツ市行事等のやり方に反対しているのに、それを無視して、小川敏の命令の手先として、小倉利之は理事長権限で、やりたい放題の行事を10年間も強行したのだ。それで利益を得たのは、他市の業者だけである。市商連の幹部達が裏で良い思いをしたとしか思えない。小倉利之は、大垣駅前商店街にお店を持っていないので、大垣駅前商店街が消滅しても、知ったことではない。なぜそんな男が、大垣市商連の理事長なのだ。なぜ市民功労賞なのだ。
理事長の選挙は密室
その理事長の選任選挙も、関係者だけの密室で決められた。一度手にした理事長の座は、8年間も手放さない。現在、進行中の郭町再開発でも、裏で利権を行使しているという噂がある。
他市の商店街組合の理事長選挙は、組合員の投票できまる。それが常識だ。しかし大垣市商連は、密室で、一般の組合員を排除しての選挙である。そこで利権の奪い合いがあるようだ。
市から補助金が出ている元気ハツラツ市行事に、その会計報告さえない。既に1億円の金が市商連に渡ったが、その会計報告がない。それをある女将さんが会議でそれを問うたら、後で幹部から叱られたという。そんなことは皆の前で言ってはいけないとか。だから常識的に汚職しか考えられない。
辞めない三兄弟
小川敏、小倉利之、松本正平元気ハツラツ市実行委員長は、この界隈で「辞めない三兄弟」と揶揄されている。いつも元気ハツラツ市行事では路頭を組んで闊歩している。その悪影響で大垣駅前商店街は「病める」状態になってしまった。三人とも「辞めろ」と言っても、絶対に辞めない。利権がよほど美味しいようだ。商店街の組合員たちは辞めさせる手段がなく、泣いている。まるで死神に取りつかれたようだ。
某連合自治会の敬老会贈答品を変更
数年前、敬老会で配る贈答品の選定で、私は連合自治会に贈答品(焼き海苔)の変更を申し入れた。焼き海苔は老人の喉に張り付き、誤えんの発生で、窒息死の事故発生の恐れがあるからだ。そうなれば敬老会を主宰した連合自治会の責任となる。その提案が受け入れられ、翌年から贈答品物が変わり、死亡事故を起こすこともなく、事なきを得た。それが危機管理である。
小川敏・大垣の危機管理意識は醜態
大垣市はつい最近まで、危機管理室がなかった。台風被害が大垣に出て慌てて危機管理室を作ったが、形だけの組織である。その悪しき習性が大垣死商連にもDNAとして受け継がれている。大垣死商連は、死神に取りつかれている。小川敏というトップに危機管理意識がないと、下部組織も危機管理意識がない。
魚は頭から腐る。それは2017年のドローン墜落人身事故でも、その醜態を露見させた。その時も、市の関係者は全員、ドローンである。小川敏は謝罪もせず、説明責任も果たさなかった。責任は全て業者に押し付けた。
今回も、その醜悪なDNAを受け継いで、小倉利之理事長は敵前逃亡である。謝罪もお見舞いも弔問も全くない。人間としてクズだ。大垣市民は呆れている。大垣の恥である。
これでは大垣が没落しても当然である。クーデターしか手がないだろう。
2020-09-19 久志能幾研究所通信 1755 小田泰仙
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