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2020年6月 2日 (火)

大垣市仮想肖像画美術館 vs 如来の御尊顔

 大垣市に将来、肖像画美術館ができたら、市長であった小川敏の肖像画や似顔絵が展示されるだろう。現在でも、動態美術館として、新聞や元気ハツラツ市、各種の行事で小川敏の「動態」肖像画を鑑賞できる。人間観察として、人間学と心理学の勉強になる。

 肖像画に描かれる顔だけが、人格表現の手段ではない。全身の動作・表情の全てが人格表現の手段である。

 人間以外の動物は、全て言葉以外の非言語コミュケーションで済ませている。文書では、たった7%の比率の言葉だけで伝わる。それ故、言葉の一つ一つが敏感に他人に影響する(文のトーン)。それ以外は、声の質や顔の表情が、その人の人格や性格を示している。

 

人が他人から受け取る情報の比率

 話す言葉の内容             7%

 声の質(高低)、大きさ、テンポ    38%

 顔の表情               55%

     アメリカの心理学者  アルバード・マレービアン博士

 

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氷山の一角

 日頃の言動や顔に出る一瞬の表情は、その人の人格の氷山の一角である。水面下の潜在意識がその人物の行動を支配している。潜在意識は、人生観、仕事観、人間観から構成されている。小川敏の言動や顔を見ると、人生観、仕事観、人間観が未完成で、決して上等のレベルではない。指導者として不適の人格である。

 Photo_3   日ごろの言動は洗剤意識の氷山の一角

 

小川敏のキャラクター図

 この頻繁に登場するキャラクター図はヒトラーを連想させる。ニコリともせず「ハイル ヒトラー」と叫ぶ姿を連想させるキャラクターに、私は不快感を覚える。いかにも俺が一番偉いのだとのポーズで、ニコリともせず、唯我独尊の姿である。大垣市民として、こんな図を見ると恥ずかしい。

 

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『Wao! Club 2020年6月』より

 人口16万人の大垣市が2億2480万円のコロナ対策費で自慢している。それに対して人口3.4万人の海津市が5億円のコロナ対策費を出している。それなのに、恥ずかしくもなく針小棒大で自慢するのが、小川敏である。

 

しかめっ面

 小川敏は、いつもしかめっ面で威厳を保つ。市民から寄付を受け取るときでも、ニコリともしない。まるで玄関にドクロをぶら下げているようだ。

 「顔色や容貌を、いきいきと明るく見せることは、人間としての基本的なモラルである。なぜなら人の顔色は、 家の門口のようなものだからである。広く人と交際して、自由に付き合うには、 門をひらき入口を清潔にし、客が入りやすくすることが大事である。

 ところが、本心は人と交際を深めたいのに、顔色に意を用いず、孔子の格言を信じて、ことさら渋い顔つきを示すのは、入口にガイコツをぶら下げ、門前に棺桶を置いているようなものである。これでは誰も近づかなくなる。」(福沢諭吉)

  Img_3134sjpg   2011年1月9日 出初式で、ブラスバンドの演技を観閲する。

  この面前で、子供たちが休日に出初式に駆り出されて、ブラスバンドの演技をしている。小川敏は冷血漢の輩のような眼で、眺めているだけである。子供の前でもニコリともしない。

 この顔で19年間も君臨すれば、大垣が没落して当然。

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2011年1月9日 出初式で、ブラスバンドの演技を観閲する。

Img_3120s   2011年1月9日 出初式で。

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  寄付を受け取る小川敏。  岐阜新聞 2020年3月12日

  寄付を下々から受け取ってやるのだ、という尊大な顔である。下々に寄付をさせても、ニコリともしない。

 

下品な笑み

 小川敏が笑う顔を見せたのは、ギネスの金儲け商売に騙されて水饅頭共食いの記録の認証を受けた時に思わず出た下品な笑みだけである。

 

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 市政100周年記念行事「水饅頭の共食い記録達成」で

 

 米大統領リンカーンの言葉「男は40を過ぎたら自分の顔に責任を持て」

 以上を考察すると、小川敏の顔はリンカーンからは失格の烙印を押されるだろう。

 It is said that Abraham Lincoln, when he was President of the U.S., was advised to include a certain man in his cabinet. When he refused he was asked why he would not accept him. "I don't like his face," the President replied. "But the poor man isn't responsible for his face," responded his advocate. "Every man over forty is responsible for his face" countered Lincoln.

http://www.sermonillustrations.com/a-z/l/lincoln.htm

  

仏像のお顔

 人としてあるべき指導者の理想の顔は阿弥陀如来、釈尊如来、大日如来の顔ではないか。仏師はそれを意識して仏の顔を彫る。観音菩薩像や普賢菩薩像、千手菩薩像のお顔では、組織の長として優しすぎるお顔である。普賢菩薩像のお顔は、知的財産事業部の担当役員のお顔である。それは慈悲の眼差しを持ったお顔である。不動明王の表情では怖すぎる。それは佛大国防衛庁の長官のお顔である。

 やはり如来様のような威厳あるお顔が理想の指導者のお顔であろう。「如来」とは、「かくの如く来たれし者」という意味で、あるべき理想の姿を言う。そういうお顔は人格からの発露である。そういう観点で、仏像の顔を鑑賞すると、それを創りだした仏師の意図と願いの心が見える。仏師はそのお顔の彫りに命をかける。

 

1  松本明慶大仏師作 阿弥陀如来(部分) 慈照寺

 『大仏師 松本明慶作品集』(小学館)より

(松本明慶美術館より掲載許可を得ています)

P10409361s   松本明慶大仏師作 不動明王像

  怒りの表情だが、目は慈愛に満ちている

Dsc01363s 松本明慶大仏師作 千手観音菩薩像(福山市 三好眼科蔵)

Dsc06566   松本明慶大仏師作 普賢菩薩像

 

2020-06-02 久志能幾研究所通信 1616  小田泰仙

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