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2020年6月 7日 (日)

男性の私が、「乳ガン」防止で肉食を控える

 乳ガンに関しても、こうしたライフスタイルの変化の中で増加していったわけですが、ほかのガンと同様、欧米型の食事も大きく関係しています。

 たとえば、乳ガンは35歳~40代が好発年齢で、閉経した50代以降は減少していきますが、欧米ではむしろ閉経後に増える傾向があります。

 驚かれるかもしれませんが、肉や乳製品を日本の5倍摂っている欧米では、閉経後の乳ガンの発生率が日本の5倍にも及ぶことが分かっています。そして男性の前立腺ガンもちょうど5倍なのです。それは何故でしょう?

 肉や乳製品には「コレステロール」が多く含まれています。また、肥満の人も血中のコレステロールが高い「高脂血症」の状態にあります。

 このコレステロールは男性や女性の性ホルモンの原料となります。つまり、肉や乳製品ばかりの食事を続けていると、閉経後も女性ホルモンの分泌が増えて、乳ガンになる確率が何倍にもなるのです。(p96)

 南雲吉則著『50歳を超えても30代に見える生き方』講談社α新書(2011年)より

 

 私は、上記の件を読んでから、肉や乳製品を取るのを控えていた。肉や乳製品を全く取らないのではなく、常識的なレベルで、普通の人よりも食べる量を控えている。肉や乳製品を食べると、どうしても便秘がちになり、おならも臭くなる。やはり、腸の長い日本人には、肉や乳製品は合わないようだ。

 昔は、私も「高脂血症」であったが、肉や乳製品を控えてから、現在は「高脂血症」も改善された。コレステロール値も正常である。

 乳ガンは、この30年で3倍になった。男性も相応の癌が増えている。食事が病気の元である。食事が体を作り、病気も作る。医食同源である。

 私もこれだけ食事に気を付けても癌になった。癌はからめ手で攻めてくる。己の生活全般を見直さないと、ガンは減らない。

P1120482

 愛知県がんセンターの掲示コーナの資料より 2019‎年‎3‎月‎7‎日撮影

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2020-06-07 久志能幾研究所通信 1622 小田泰仙

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