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2020年5月13日 (水)

遠きを謀る者は富み、近くを謀る者は貧す。

 

 指導者は10年後、100年後を考えて、手を打たねばならぬ。目先の利益に囚われてはならぬ。100年の計は、人を育てるにしかず。

 

「一年之计,莫如树谷;十年之计,莫如树木;终身之计,莫如树人。」

                     『管子』

 訳: 一年の計画において作物を植えるに及ぶことはなく、十年の計画において木を植えるに及ぶことはなく、一生の計画において人を育てるに及ぶことはない。

 『管子』は、管仲の作といわれる。管仲は春秋戦国時代に活躍した斉国の政治家、軍事家である。管仲は桓公に仕え、覇者に押し上げた。

 

小川敏の近視

 ところが、大垣市長の小川敏は、目先の派手なことで市民の目を引こうと愚劣な政治に終始している。彼の頭には、市長の座に長く座っていたいため、次の選挙のことだけであるようだ。だから小川敏は、市長6選が頭から離れない。元気ハツラツ市の派手にパーフォマンス、炎天下で園児虐待、市制100周年記念行事での数々の愚行、業者から寄付を強制して御用新聞にそのパーフォマンスを披露している。結果は二宮尊徳翁の予言通り、大垣市は小川敏の近きを謀る政治が19年間続き、それで没落した。

 行政の長として本当に必要な施策は、100年後を見据えて若い人を育成することなのだ。ところが、大垣市は児童生徒一人当たりの教育費が、県下最低である。その資源を、小川敏達は自分たちの給与に繰り入れて「食べて」しまった。大垣市職員の給与は岐阜県で岐阜市のそれを抜いて一位である。教育に投資しなければ、大垣の未来は真っ黒けである。

 

 大垣市民の皆さん、こんな低落の市長のままでいいのか?

 これでは大垣市民が全国から笑われる。

 小川敏は間違いなく、歴代市長で最低の市長である。大垣の歴史にその汚名を残すだろう。

 

二宮夜話(巻之二) 二宮尊徳

翁曰く

 遠きを計る者は富み、近くを計る者は貧す。

 それ遠きを謀る者は、

  百年の為に松杉の苗を植う。

  まして春植えて秋実る物に於いておや

  故に富有りなり

 近きを謀る者は、

  春植えて秋実のる物をもなお遠しととして植えず

  ただ目先前の利に迷ふて、蒔かずして取り、

  植えずして刈取る事のみに眼をつく、

  故に貧窮す。

 

 

現状(2019年) 2020年度もあまり変わらない

 大垣市の教育は県下最低レベル

      一人当り予算   児童生徒数 

         千円  大垣100で   人

 多治見市    735    158    8,862  

 岐阜市     529    114    32,074  

 可児市     517    111    8,352   

 大垣市     465    100    14,400  

 各務ヶ原市   445     96    12,525   

 刈谷市(愛知県)918    197    11,120  

 

2020-05-13 久志能幾研究所通信 1584  小田泰仙

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