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2020年5月 2日 (土)

磨墨智96-1 引き返す勇気を持つ

 

 道を間違えたことに気が付いて、そのまま間違った道を進むのは、人生で最大の過ちである。人生で最大の時間喪失である。道を間違えたことに気が付いたら、直ぐに引き返そう。メンツの問題など些細なことだ。

 朝令暮改、君子豹変で人生を歩もう。

 優柔不断が時間創出の最大の敵。

 人生経営とは、臨機応変に対応すること。

 

 ・・・なのに、どうして中止しないのだろうか? どうして諦めないのだろうか?

 答えは決まっている。慣れ親しんだこと、波風を立てず痛みを生まないことに、何時までもしがみ付いていた方が楽だからだ。

 アメリカ独立宣言の一節に、こんな警句がある。「全ての経験が示しているように、慣れ親しんだやり方にしがみ付くために、あらゆる害悪に耐えるだけ耐えるというのが、私たち人間の性というものだ」

 行き止まりに出会ったら、引き返す勇気を貴方は持っているだろうか?

 セス・ゴーディン著『ダメならサッサとやめなさい!』マガジンハウス p64

                         2007.12.31

 

私の君子豹変

 私はインプラントの手術を決断して、手術2時間前に取止めの決断をした。そのまま手術を受けていれば、大変なことになるところであった。その経緯は本ブログのカテゴリー「ma_経営診断♠インプラント」を参照ください。

 

小川敏の不決断

 大垣市の元気ハツラツ市を、やればやるほど大垣駅前商店街の営業妨害になり、却って大垣駅前商店街の衰退を加速させていた。それが10年間も継続された。結局、小川敏は、毎年1千万円、10年間で1億円を投入して、大垣駅前商店街を叩き潰した。それで大垣駅前商店街の80%の店が閉店した。大垣駅前商店街はパンデミック状態となった。

 小川敏は知識とプライドはあっても、智慧がない。儲かったのは、その行事に取り入って甘い汁を吸った輩たちだけだ。なにせ公共の金を使って、会計報告がない。

 もし小川敏が本気で大垣をよくしようとするなら、小川敏に引き返す勇気があったら大垣はここまで没落しなかったはず。しかし彼にはその勇気がなかった。反面教師としてよきサンプルである。

 

2020-05-02 久志能幾研究所通信 1562 小田泰仙

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