磨墨智625 死んでもいいけど、事故を起こさない
死んでもいいけど病気にならない。
病気とは、人生航路での事故である。
生死は神様の管轄範囲、事故・病気は人間様の管轄範囲である。
事故・病気で死ぬのも運命。
死ぬとは此の世でやることが無くなり、神仏に召されたのだ。
そうでないなら、此の世でやることが残っており、死に物狂いで使命を達成するため生きねばならぬ。
事故とは
事故・病気ほど時間を無駄にするものはない。
首相の乗る飛行機が事故に会った例はない。
事故は心がけの怠慢からで起きる。構えないから、事故になる。
危機管理の意識をしていないから、事故になる。
再発防止をしないから、事故になる。
神仏を敬わないから、罰が下る。
親の死の原因を考えないから、同じ病気になる。
事故は神仏からの警告である。
1つの重大事故の背後には29の軽微な事故があり、その背景には300の異常が存在する。
ハインリッヒの法則
傷害を伴った災害を調べると,傷害は伴わないが類似した災害が多数発見されることがよくある。潜在的有傷災害の頻度に関するデータから,同じ人間の起こした同じ種類の330件の災害のうち,300件は無傷で,29件は軽い傷害を伴い,1件は報告を要する重い傷害を伴っていることが判明した。このことは5000件以上について調べた研究により追認されている。 重い傷害とは保険業者や(米国の)州の補償委員に報告されたものをいい,軽い傷害とは応急手当だけですむ擦り傷や打撲等をいう。傷害を伴わない災害とは,人間や物資,光線などの移動(スリップ,転倒,飛来,吸入等)を伴う計画外の事象で,傷害や物の損害の可能性があるものをいう。報告のある傷害(重い傷害)のうちの大多数は死亡事故や手足を切断したような大事故ではない。全部が休業を伴うものでもなく,補償金の支払いを必要とするものでもない。傷害を伴うにせよ伴わないにせよ,すべての災害の下には,おそらく数千に達すると思われるだけの不安全行動と不安全状態が存在する。--H. W. ハインリッヒ、D. ピーターセン、N. ルース(著)井上威恭(監修)、(財)総合安全工学研究所(訳) 『ハインリッヒ産業災害防止論 海文堂出版(株) 1987年(昭和62年)9月 2版 ISBN 430358052X p59-60』
この項、wikipedia「ハインリッヒの法則」より
2020-05-03 久志能幾研究所通信 1563 小田泰仙
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