小川敏、6選に向け猛烈ダッシュ
フライング
巷の噂では、小川敏は2021年4月の市長選に向けて、組織を動かし始めたという。昨年末に、大垣の高級料亭で大垣財界の寄り合いがあった時、6選への出場を表明して、財界陣の了承を取り付けたという。
知能犯
小川敏は吝嗇と噂された母親から、市長選に出る時「政治は金がかかるから止めて欲しい」と泣いて止められたという。だから彼は、カネのかからない選挙を考え出した。対立候補が活動する前に、現職の強みを生かして最大限の事前選挙活動をして対応した。選挙が公示されたときは、対立候補が手も出せないようにしてしまった。それで今まで3期連続の無投票当選である。小川敏は、民主主義の原則を踏みにじっている。
子供を泣かして、ヒラメの舞
小川敏市政は現在5期目で、満期になれば20年間の長期痴政である。そのため取り巻きはヒラメ状態に陥っている。取り巻きにも、家族もあり生活がかかっているのだ。小川敏に逆らって飛ばされたら、市民の平均年収2倍の市役所職員手当が危うくなるのだ。
大垣市の職員の給与は、岐阜市を抜いて県下一の高さである。それに比較して、大垣市の児童一人当たりの教育費は、県下最低なので、児童生徒はその待遇に泣いている。2年前のエアコン導入では他市が100%だったのに、大垣市のそれは2.1%しかなかった。その費用を大垣市政が食べてしまったのだ。大垣市は、国に泣きついてその費用を出してもらった。
長期独裁政治
今回もこの姑息な作戦がうまく行けば、4期連続無投票当選である。これでは民意が踏みにじられる。市長6期では24年間の独裁政治となり、腐敗がさらに浸透する恐れがある。北朝鮮の将軍様顔負けである。長期政権で腐敗をしなかった歴史事例はほとんどない。
市議会自民党の動き
最近、大垣市自民党の内部が、市長派と反市長派に分裂したという。利権が絡んで怪しい動きが密かに動き出した。市長派も小川敏が言う事を聞かないなら、すぐ反市長派に転向するぞと暗黙の圧力を小川敏にかけている。それは利権の渦巻く世界である。要は、小川敏が市長として6期目の当選を目指すというのが市会議員の間で知れ渡っている。
手口
1 御用新聞をフル活用
御用新聞社の岐阜新聞社を使って、過剰に行事に出る小川敏の顔写真を、過剰に新聞に載せる。中日新聞と岐阜新聞の西濃欄を比較すると明らかに、岐阜新聞は裏で小川敏とつながっていると推察される。
2 寄付がエサの売名行為に敏乗
大垣財界に声をかけ、市に寄付をさせて、僅か数十万円の寄付で功名心をくすぐり(売名行為)、それにかこつけて小川自身の宣伝のツーショットの写真を岐阜新聞に掲載しまくる。大垣財界トップも小川に任せれば、己たちは企業活動でやりたい放題にできるので、都合が良いようだ。それこそ利権にまみれたギブアンドテイクである。こんな低落の大垣財界首脳陣が大垣経済を牛耳っているから、大垣市は衰退した。
3 1年以上前からの事前選挙対策
小川敏は、3期前の市長選挙の1年以上も前からずっと、事前選挙活動を密かに始めていた。手始めに大垣財界の了承を取ってしまう。その企業の組合の支持をも取ってしまう。これで対立候補に対して絶対的優位に立てる。
4 表敬訪問を悪用
大垣市長を表敬訪問する人とツーショット写真を岐阜新聞に頻繁に掲載させる。表敬訪問する人の写真を乗せるのは記事として必要かもしれないが、市長の顔写真は不要である。その公共の報道に不要な写真を、中日新聞は載せないが、岐阜新聞はあえて載せる。小川敏は公共の報道機関を私物化している。
福岡市は日本一成長している。その福岡市の高島市長は、「表敬訪問は市の発展に寄与しない」として、表敬訪問を受けないという。高島市長はその時間があれば、市の発展のための仕事をするという。自己宣伝ばかりの小川敏と大違いである。要はド田舎の政治屋のやることなのだ。だから大垣市は没落した。
2018年5月30日付の岐阜新聞西濃地域欄に、「褒章受章の喜びを語る」の記事が掲載されていた。要は、天皇陛下から拝受した章を報告しに行った表敬訪問である。主役は授章者で、市長は何の功績もない。掲載された写真では、まるで小川敏が褒章受章を拝受したような写真である。正に自己宣伝に使っている。市長の小川敏への表敬訪問の記事はこのレベルばかりである。
他市の例
長崎新聞では、その表敬訪問の写真に長崎市長は写っていない写真を新聞に掲載する。長崎新聞と岐阜新聞社のレベルの差である。
2020年1月9日、オランダ駐日公使が長崎市長を表敬訪問した記事が長崎新聞に掲載されていたが、オランダ公使の写真だけが掲載されていた。これが岐阜新聞なら、過去の例から見て、必ず小川敏とツーショットの大きな写真になるはずだ。
他市では、寄付をする人の写真などは掲載しない。ましてや寄付に全く貢献しない市長の写真を載せるのが非常識である。寄付は陰徳であるのに、新聞紙上にしゃしゃり出て、私が寄付しましたと新聞に掲載させるのは、売名行為である。大垣市民として、全国に恥さらしで恥ずかしい。
オランダ駐日公使が長崎市長を表敬訪問 長崎新聞 2020年1月10日
なぜ辞めないか
小川敏は、19年間の無能政治で大垣市を没落させても、責任も問われず、退職金を含めて5億円も手当てを貰い、濡れ手で粟の豪華な新市庁舎を建設した。市民税である。人口一人当たりの負担では、県下一高い負担の新市庁舎である。それは人口11万人弱の多治見新市庁舎(2024年完成予定)よりも65%も豪華なのだ。新市庁舎の居心地の良い椅子に座れば、その椅子にしがみ付きたくなるのが餓鬼の根性である。乞食と大垣市長を3日やれば、やめられなくなるのだ。
小川敏の成果
大垣市は、小川敏が市長になってから経済は年率1%で衰退し続け、公示地価が19年連続で下がり続けた。こんな都市はない。結果、大垣市の公示地価は49%に暴落してしまった。大垣駅前商店街は80%がシャッターを下した。
その大垣市がなぜ、県下一の費用をかけて新市庁舎を建設したのか。
新市庁舎比較
人口 新市庁舎費用 市民一人当たり負担
大垣市 159千人 126億円 79千円(県下一)
岐阜市 406千人 266億円 65千円
各務ヶ原市 145千人 83億円 57千円
多治見市 107千人 52億円 48千円
佛のお裁き
佛は小川敏に人並み以上の(記憶力だけは秀でた)才能を与えた。それで東大に入る機会を得た。しかしその能力は、大垣市を衰退させ、利己的な利益のために天から与えたのではなかろう。世のためにその能力を使うために与えられたのだ。それに反した20年近い無能政治に、きっと「佛のお裁き」が下るだろう。
2020-01-21 久志能幾研究所通信 1457 小田泰仙
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