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2020年1月26日 (日)

磨墨智126 自燃(自然)する

 人間は燃える時に佛性を持つ。燃えている人間に邪心はない。燃えれば自然とエネルギーが発散される。エネルギーを発散するほど、エネルギーが集まってくる。その燃えるような熱き情熱が時間と障害の壁を打ち破る。燃える佛性は無限の時間を創造する。偉大な仕事をした人は、人生に燃えて、仕事に燃えて、己に燃えて、その熱き情熱を維持して、夢を実現した。夢の実現とは、時間の創造である。

 醒めた人間は、悪魔の囁きに耳を傾け、悪魔に魂を売る。醒めた人間はその冷たさで、自他に害毒をまき散らす。冷えこそが体への毒なのだ。冷酷な批判で、燃える人を批判する。人を批判する時間があれば、代案を考え、自分が学び、自分の仕事に一刻の時間を費やすべきだ。冷たい人間は、その大事な時間を無為に捨てている。時間は命である。非難誹謗からは熱き夢は生まれない。冷血は全ての夢を殺す毒である。

青春

 熱き燃えるような情熱は青年の心にあり、情熱の炎が消えた冷たき心は死の直前の老人にある。青春とは、心の若さであるとサミュエル・ウルマンは言う。青春とは、心の温度を表す言葉である。

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   馬場恵峰書

 2020-01-26 久志能幾研究所通信 1462  小田泰仙

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