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2019年12月24日 (火)

極秘、厚顔、小川敏、市長選出馬を表明

 風の噂によると、先日、大垣市内の高級料亭で大垣財界の寄り合いがあり、そこで大垣市長の小川敏が、次回の大垣市長に第6期目も市長をやりたいと表明して、大垣財界の了承をとりつけたという。

 小川敏は、これから市の行事には最大限の顔出しと、御用新聞に顔を頻繁に掲載させて事前選挙活動に入るようだ。

 それを認めるようなレベルの大垣財界のトップ達が、大垣経済を牛耳っているから、大垣は衰退した。大垣財界のトップ達は利権しか考えていないようだ。財界のトップは24年間の長期政権が大垣にどんな悪影響を与えるかは考えないのだ。彼らは自分達の利権が守られれば、誰が市長になってもよいのだ。

 

4期連続の無投票当選?

 最悪の場合、小川敏は4期連続で、無投票選挙で、6期目の大垣市長となる。前回の連続3回の無投票選挙時は、小川敏は今回と同じように1年以上前に、大垣財界に根回しをして、選挙が公示された時は、立候補予定者には手遅れで、対立候補がでられないようにしてしまった。

 次回の大垣市長選は2021年3月である。それに対して小川敏は極秘で選挙活動を始めたのだ。

 

若手の芽を奪う

 老獪な小川敏が出場する意向を財界に宣言すれば、意欲ある若手の機会を奪ってしまうことになる。

 それは、大垣市民の民意ではなかろう。

 前回の連続3回の無投票当選のように、次回も無投票選挙にでもなれば、市民の信任投票の機会を奪うことになる。

 

何故、今の時期か?

 1年4か月前に市長選6選出馬を宣言すれば、財界首脳陣は、今までの利権が変わらず温存されることを望み、トップが社内をまとめてくれる。選挙が公示されたときは、社内の準備は終わっている。

 なぜそれをコソコソと高級料亭の宴会の席で発表するのか。よほでやましい気持ちがあるのだだろう。その出場宣言は、大垣市民にはマル秘である。

 

大垣市の異常さ

 小川敏が市長になって18年経つ。それで16万人都市大垣の基幹の1キロほどの大垣駅前商店街に、コンビニと書店が一軒もない街に落ちぶれてしまった。コンビニは大垣駅ビル内にはあるが、大垣駅前商店街の1キロの街並みにはない。それだけ人通りがないので、コンビニの商売が成り立たないのだ。

 大垣駅ビルが今春に改装され、改装前にはあった三省堂書店が消えた。大垣駅、大垣駅前商店街1キロの道中には、文化の象徴の書店も一件もない。

 だからどの街の繁華街にもあるマクドナルドもスタバも牛丼屋もcoco一番のカレー屋もない。中堅都市として、他市にあって、その有るべきお店がないのは没落の象徴である。情けない街になってしまった。

 それでいておバカな殿様用ふんぞり返り場所の新市庁舎だけは岐阜新市庁舎より5割も豪華なつくりなのだ。庶民の住む大垣駅前商店街は築50年以上の古いビルばかりになっている。

 そういう街に小川敏が落ちぶれさしたのだ。それがいかに異常かを財界の老人たちは気が付いていない。大垣財界長老達は自分達の利権の維持に忙しいようだ。

 

疑惑

 日産のゴーン被告が19年間も権力に執着したのは、美味しいものがあったからだ。小川敏もよほど美味しいものがあると考えるのが、見識ある人の見方である。なにせ行政の行事予算の使用用途で、会計報告がマル秘扱いにできる条令を作ってしまった小川敏である。大学で法学部を出た人間のやることではない。常軌を逸している。歴史上で長期政権が腐敗しなかった例は皆無に近い。

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大垣市民が全国の笑いもの

 痴的な市長に6選、24年間の行政をなすがままに許す大垣市民を全国の有識者は笑っている。それを阻止する市民運動はないのか。立候補する気概ある人はいないのか、である。

 

経営とは

 経営とは縦糸(歴史)と横糸(世情)をもてる智慧で結び、己が使える資源を最大限に活用する営みである。「経」には道という意味もある。

 小川敏妖怪は、大垣の歴史をないがしろにして、現代の大垣政治をめちゃめちゃにした。その反面教師の妖怪役を、小川敏は演じてくれた。彼は権力欲に取りつかれれた妖怪なのだ。誤選妖怪として、大垣の名を全国に知らしめてくれた。

 

大垣の民主主義

 「民主主義は最悪の政治といえる。これまで試みられてきた、民主主義以外の全ての政治体制を除けばだが」(英国の元首相ウィンストン・チャーチルの言葉)

 小川敏は、その市民の声を無投票選挙に持ち込んで、民主主義を破壊した妖怪なのだ。大垣市民の世論の多数が健全な判断で多選を反対しているのを妖怪の力で封じてしまったのだ。。恐ろしい妖怪である。

 

小川敏は我が命の恩人

 小川敏が市長の座に居座って痴的満杯の行事を披露するから、私のブログに尽きないネタを提供してくれる。私はその批判とその対策案の検討をブログに書く執筆活動に忙しく、ない頭を酷使するので、おちおち死んでなんかおられない。彼は私に延命の糧を提供してくれる恩人(?)なのだ。

 小川敏は市長職として公費を使って、公職の時間内に大垣を没落させた。私は無職であるので、無限の時間を使って彼の行動を考察できる。批判のブログも義憤から書いているから、忙しく仕方がない。醒めた目で観ると、彼のように神輿に乗って公金を浪費する人間が痴呆に見える。彼にはそんなに時間は残されていないのにと哀れに思う。

 

2019-12-24 久志能幾研究所通信 1433  小田泰仙

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