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2019年10月 8日 (火)

「冷し飯食い」でガン防止、肥満防止

 「寿司飯やパスタサラダなど、加熱後に冷ました炭水化物に含まれる“難消化性デンプン”は、大腸がんを予防する可能性がある」とは、コロラド大学・がんセンターの研究グループが専門誌に発表した内容である。

 “難消化性デンプン”は分子の結合様式の関係で、消化酵素の分解作用を受けにくいので、胃での分解をスルーして腸に届くため吸収速度が遅くなり、血糖値の上昇も穏やかになる。

 また“難消化性デンプン”は、腸管内で発酵し、腸管内を覆う細胞のエネルギー減になる酪酸などの脂肪酸を産生する。酪酸は炎症を抑える作用がある。

 ラットを使った“難消化性デンプン”食材での実験では、結腸・大腸がんの損傷が減少した。

 ダイエットに成功した肥満ラットに、難消化性デンプンの食材を与えると、リバウンドが穏やかであった。

 お米を加熱してから室温以下に冷ました場合は、熱でバラバラになった分子が再結合して消化されにくくなる。その「冷し飯」には、難消化性デンプンが豊富に含まれる。しかし電子レンジ等で再加熱すると、元の木阿弥となる。

 だから肥満防止、癌防止には「冷し飯」状態で食べるのが、健康的である。残業で遅く帰宅した夫には、温かいご飯でなく「冷し飯」を食べさせるのが妻の愛である。妻は子供と一緒に温かいご飯を食べる。温かいご飯は美味しいので、つい沢山食べてしまい肥満になる? ご飯の糖質は、乳がん等の遠因となる。

 以上の項、『週刊ダイヤモンド』2013/03/23号 井手ゆき著「冷たい飯で大腸がんを予防」を基に記述。

 

人生の冷や飯

 私は、健康管理の為、冷えたご飯は電子レンジでチンしない。冷えたまま食べている。冷えていると、必然的によく噛んで食べるようになるので、健康によい。

 華やかな舞台でちやほやされ、ご馳走を振舞われると、舞い上がり、冷静に人生の糧を消化出来なくなりがちだ。心の糖尿病、頭の肥満肥大化になりがちである。私のサラリーマン時代も、人並みに栄枯盛衰に例えられる会社人生を送った。華やかに活躍した時代より、冷や飯を食わされた時代が、人間味あるれる人達と交流できて、一番人間的に成長したと思う。いろんな諸事を部外者として冷静に分析して眺められるからだ。

 その経験から、18年間の独裁的栄華を謳歌した小川敏市長の哀れな末路が私には見える。小川敏市政は、大垣市の癌のようなものである。癌細胞が大垣市を蝕み、大垣市の体力・活力を奪っている。既に大垣市の地価は半値に暴落し、大垣市の顔である大垣駅前商店街は、激ヤセして息も絶え絶えである。

 癌細胞は甘~い美味しいものが大好きである。一度、権力の座に就きその美味さを知ると、♪ やめられない、♪ 止まらない。水道水で冷やした水饅頭 ♪

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馬場恵峰書「佐藤一斎「言志四録」五十一選訓集」(久志能幾研究所刊)より

 

2019-10-08   久志能幾研究所通信No.1361  小田泰仙

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