« 未来計画-8「久志能文化財団(仮称)」設立 | メイン | 小川敏市長は、無能政治で大垣市を破壊した »

2019年8月21日 (水)

頭を悪くしよう

「頭のいい人」ぶるのを止めると賢くなる。頭がいいのと知恵があるのは違う。

 

頭のいい人の欠点

 頭がいい人は、相手の問題点を先に見えて、自分の問題点に頭が回らない。

 一度思い込んだら、それが正しいとして猪突猛進である。自分は、一番頭がいいと盲信しているから、小川敏市長は、愚策を18年間も続けることが出来る。そんな愚かなことは凡人には無理である。

 頭のいい陸軍大学校出の参謀たちが、同じ戦法で何度も戦い、それを事前に察知して待ち構えていた英米軍に敗北した。それを一度ならず何度も続けた。敗北から学ぶことさえしない。頭のいい陸軍大学校出の参謀たちが、部下を万歳突撃、玉砕を命令して全員を死に追いやった。

 頭が良くても、名誉欲だけが強い陸軍大学校出の牟田口廉也中将が、無謀なインパール作戦を強行し、26,000人の犠牲者をだした。父の弟もその犠牲となった。牟田口廉也中将の強硬な主張により作戦は決行された。頭のいいと自ら信じている輩は。人の意見など聞かない。インパール作戦は、兵站を軽視した杜撰な作戦であったため、多くの犠牲を出して歴史的敗北を喫した。現在では史上最悪の作戦と言われている。牟田口廉也は生前、その誤りを認めることはなく、部下の無能のせいにして憚ることがなかった。

 小川敏市長は自分が正しいと思い込んでいるので、2018年のギネス水饅頭食い合いで世間の笑いものになっていても気にしない。それは痴呆認知症の前哨症状であるようだ。

 小川敏市長は、公金を無駄遣いしても、その使用用途は市の条令をつくり、マル秘にしてしまう。それを異常とは思わない異常さである。

 小川敏市長は、元気ハツラツ市で10年間も同じ過ちを繰り返して、大垣駅前繁華街が壊滅状態になっても、まだその誤りに気が付かない。この小川敏市政18年間で、大垣市の小売商店が35.7%消えた。30.4%の小売商店従業員たちが、働く場を追われた。大垣市の平均地価が半分以下になった。小川敏市長は、大垣駅前商店街の61%がシャッターを下したのに、その変化さえ気が付かない。認知症の気があるようだ。

 問題の先が見えて、最初から諦める。真因までは考える能力がない。

 やり繰りする方法があるのに、両方ともやる方法を探すことを放棄する。

 冷静で、まず相手の失点を突いてくる。

 頭がいいので目先の損得には鋭い。しかし10年後のことには目が行かない。だから小川敏市長は、10年前に、市役所近くの立体水門川駐車場の保守費が高すぎるとして、水門川駐車場を取り壊した。しかし、最近またその直ぐそばに立体水門川駐車場を作り直した。愚かである。

 燃えない。汗をかかない。

 相手がバカに見えて、話を聞かない。部下の作った原稿を馬鹿にして、思い付きで演説する。それが支離滅裂であることに気が付かない。

 相手の欠点ばかり見えて、まず他責にする。それで進歩が止まる。

 

大垣市没落の原因

 小川敏市長が、大垣を没落させた原因は以上である。彼は頭が良すぎたのだ。頭がよくて有名大学の卒業証書を入手することに最大の価値を置き、それに拘って翌年に東大に入り直した。だから頭がよくて、石の上にも3年などは、馬鹿らしくて、もしくは居る場所がなくなり、超一流の伊藤忠商事を辞めたようだ。

 

他山の石

 私は頭が悪かったので、嫌なことは一杯あったが、前職にしがみ付いて(我慢して)定年まで在籍した。今は幸せである。有名大学や資格試験に受かるための知識の全てを記憶はできなかったが、それを補填する智慧は身に付けた。試験に受かるための知識は自宅の書庫とコンピュータのハードディスクに収めた。その代わり現場で汗をかいて、実務に使える智慧を獲得した。

 人は他人の失敗からでも学べる。頭のいい人は、驕りそれをしない。

 

2019-08-21   久志能幾研究所通信No.1304  小田泰仙

著作権の関係で、無断引用を禁止します。

コメント

コメントを投稿