サウスウエスト航空『破天荒』経営に学ぶ
大垣市は「破滅行」経営
サウスウエスト航空の経営方式の『破天荒』は、20年前に読んで感銘を受けた。最近の大垣市の破滅的経営に照らして、感じるところが多々ある。お役所でも市民のために、これくらいの発想で働けば、大垣市も発展する。
福岡市の最強経営
福岡市の高島市長は、この会社のように既成概念にとらわれず、福岡市政治を改革して、福岡経済を成長路線に乗せた。政令都市で唯一、5年連続税収が過去最高を更新した。地価上昇率が東京都や大阪府のおよそ倍である。人口増加率も東京を抜いて一位である。
小川敏市政の 破滅行
この会社と対極の考えが、小川敏市長の考えであろう。小川敏市長が、お山の大将で威張って旧態依然たる独裁経営に固執しているので、大垣は衰退の一途である。小川敏市政は、最弱の戦略を推進中である。
大垣市は、小川敏市政18年間の無為無策で地価が半減である。人口密度も半減で、各種の経済統計が30~40%減の悲惨な状況である。小川敏市長の経営が無能としか言いようがない。
責任転嫁でシルバー人材を首
小川敏市政は、市政100周年記念行事で金を痴呆的に使いすぎたようだ。なにせ当初の3億円余の予算を3億5千万円程使って、大赤字となったようだ。要は、ギネス水饅頭を食べ過ぎて、赤字という毒が回ったのだ。
そのためスイトピアセンンタの駐車場係にシルバー人材センターの人を雇うカネさえ底をついて、その契約を破棄し、シルバーを首にして、市の正規職員が当番制でそのお役目を回している。担当者は、不慣れな業務でなおかつこの暑さで、駐車場の控えボックスと外を出入りして、その気温差に気の毒である。そのため街角の掃除でも、シルバー人材センターに頼む予算もなくなり、掃除が行き届かず、街頭が汚くなり、久しぶりに大垣にお盆帰省をした人が、大垣の汚さに呆れている。
小川敏市長のアドバルーンを上げる節約は無駄遣いの隠れ蓑
小川敏市長は、市民のために日本初の取り組みと各種の愚劣なIT化をぶち上げるが、どれだけの費用が必要かは、口が裂けても言わない。金ばかりかかり費用対効果が全くない事業ばかりである。要は市民一人当たり100円の節約のために、一人当たり数千円もの設備費用(市の予算は億円単位)をIT業者にばらまくのだ。
責任転嫁で保身
このように小川敏市政のやることが支離滅裂で、8月22日に軍事情報包括保護協定(GSOMIA)の破棄決定を決めた韓国の文在寅政権とダブって見える。シルバー人材の人の首を切るとは、その人たちの生活を奪うことだ。それも小川敏市長の失政の責任をシルバーに押し付けている。文在寅政権が自分の経済政策の失敗の責任を日本に押し付けていると同じである。これでは大垣市も終わりである。
小川敏市長の大垣市経営は、市民にとって破天荒どころか破滅行である。トップがダメだと、市もダメになる。だから大垣市は県下一の衰退をした。
自分の人生経営
私は、自分の人生経営の改革に、このサウスウエスト航空の経営思想を参考にしている。デフレ経済下では、人と同じことをやっていては、衰退なのだ。智慧を出し、汗をかいて現状維持なのだ。破天荒くらいの経営をしてやっと上向くのだ。
(2019/8/23 小田)
2019-08-23 久志能幾研究所通信No.1309 小田泰仙
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