108の夢 №3「10億円を稼ぐ能力を作る」
最近、「死ぬまでにやりたい108の夢」の第三番目に「10億円を稼ぐ能力を作る」を追加した。
なにも10億円を稼ぐとは言っていない。「稼ぐ能力を作る」である。その能力を作れば、自分の夢を語り、それに共感してもらい、その賛同者を得て、お金持ちの財力を借りることが出来る。そうすれば、10億円のプロジェクトも実現できるという理論である。
その金を世のために使い、悪いことに使うのでなければ、お金は何とかなるものだ。それが自分の命を長くする糧となる。夢は棒ほど願って針ほど叶う。夢は大きく見るものだ。人は一生かけて、実現できないほどの大きな夢を持ち、それに向かって努力するのがよい。
皆で夢を叶える
やりたいことを全て自分でやろうとするから時間がなくなる。人にやってもらえばよい。自分が生きている間に完成できなくても、後進に後の仕事を託して、自分の死後に完成でもヨシとして、プロジェクトを始めてしまえばよい。他人の金を当てにすればよい。それが世のためになるなら、実現するはずだ。天国からその出来栄えを観るのも楽しいもの。
そのためなら、踏み倒すのも楽しいもの(?)。大丈夫、相手も保険に入っている(?)。誰も損はしない。飲み食いや利己の為に金を使うわけではない。後は野となれ山となれ。
命の値段
ナポレオンと大石内蔵助と何方が多く稼いだかの問題がある。正解は大石内蔵助である。ナポレオンは敗戦後、セントヘレナに流され、そこで死んだが、誰も彼と死を共にしなかった。昼行灯と呼ばれた大石内蔵助は、同じ志の仲間の47士の命を預かり、吉良屋敷に討ち入り後、本懐を遂げて、死を共にした。つまり人の命、最低1億円の価値がある財産を預かったのだ。47億円を稼いだといえる。それは同じ志を共感したためである。人こそが、1のものを2にも10にもできる力を持つ存在なのだ。
馬場恵峰書画
2019-08-19 久志能幾研究所通信No.1301 小田泰仙
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