未来計画-4 人生を変える
自分の人生・運命を変えたかったら、人、モノ、カネ、時間、情報、場、方法の全てを変えればよい。惰性で流されてきた人生を変えるには、7つ要素を全て変えればよい。5W2Hの問題である。
サムソン電子は、李健熙が「女房と子供以外すべて変えろ!」と号令を出し、DRAM市場で東芝を抜いてついにシェア世界1位となった。しかしそれは変えてはいけない倫理観・道徳観まで偏向させてしまって、できたことである。
変えるべきものと変えてはいけないものを見極めて、人生を変えよう。
1.人
付き合う人を変える。人は朱に交われば赤くなる。悪い縁に染まると、運命が暗くなる。悪縁の人間とは付き合わないこと。人は悪縁の中を歩いている。一歩間違えれば、地獄へ転落である。一夜明けたら、大成功してたという話はない。毎日毎日、悪縁の道に迷い込まないように慎重に正道を進む。孟母三遷の教えは、今も生きている。私も多くの悪縁を切ってきて、今の自分がある。良いご縁が自分の人生を開花させる。縁ありて花ひらき、恩ありて実を結ぶ。
2.もの
モノを買うとは、自分を買う事。人は自分に見合ったものしか買わない。商売人は、その人を値踏みして、その人に合ったものしか勧めない。安いものを買ってくるとは、自分をディスカウントして、自分の価値を下げることになる。少し背伸びをしてでも、高いモノを買うこと。
私もモノを買う場合は、一番高いモノを買うことを心がけている。その方が長い目で見てお得なのだ。迷って時間を無駄にしては、高いモノにつく。良いモノを長く使う。そのために日頃節約して、無駄金を使わず金を貯めている。
3.カネ
カネの使い方が、人生を変える。何に金を使ったかを見直そう。金で時間も買えるのだ。カネをきれいに使えば、お金がお友達を連れて帰ってきてくれる。お金も水も、流れないと腐る。あの世にはお金をもって行けない。
4.時間
人生は寿命80歳として3万日しかない。60歳ならあと1万日しかない。時間をどう使うかが、人生の分かれ道である。人が一生の間に使える時間が「命」である。有限の資源である。今、自分が何に時間を取られているか分析しよう。
5.情報
情報とは情けの報せ。諫言を大事にしよう。己の事を一番知っているのは、師であり、批判者である。
6.場
天の理、地の理を生かすべく、場を大事にしよう。風水も理にあった教えである。住む場所、働く場所、行きつけの場所を変えよう。
7.方法
人、モノ、カネ、時間、情報、場という資源をどのように使うかで成果が違う。一番効率的な方法を選ぶべきだ。
2019-08-12 久志能幾研究所通信No.1293 小田泰仙
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