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2019年5月18日 (土)

幽霊にされた顧客の怒り

 私は、岐阜トヨペット大垣北店の不誠実さ、技術のお粗末さに呆れて、別の販売店に乗り換えた。だから5年以上も大垣北店では車検も定期点検も受けていない。それなのに、岐阜トヨペット大垣北店から、車検の案内がまだ来て、不愉快である。車検案内のハガキを見るたび昔の怒りが思い出される。それは、私から時間を奪う悪魔行為となる。二度と岐阜トヨペット大垣北店に行くものかと思っている私は、岐阜トヨペットでは幽霊顧客なのだ

 

ダイレクトメールの裏事情

 そのダイレクトメールは、大垣北店ではなく、岐阜トヨペット本部から送られてくるらしい。つまり、末端の岐阜トヨペット大垣北店が、私がまだ車検・定期点検を受けている顧客として登録してあり、その登録が本部データベースから抹消されていない。要するに、顧客管理が杜撰なのだ。それが杜撰だから、仕事も杜撰であるとの結論に至った。一事が万事である。

 なんらの付加価値を生まない私宛のダイレクトメールは、日本経済の足を引っ張る犯罪である。出す方も、受け取る方も、配達する郵便屋さんも、日本経済にも何の付加価値を生まない。そんな工数があるなら、日本の未来への付加価値を出す取り組みをすべきだ。あるのは岐阜トヨペットの自己満足だけである。

 

ゾンビ営業

 5年間も岐阜トヨペット大垣北店で車検を受けないのに、なぜ来店しなくなったかを、考えず、その対応ができない営業では、先が知れている。2025年、トヨタ車の車種が、全てのチャンネル販売店で売れるようになれば、淘汰されても致し方あるまい。

 うがった見方をすれば、登録を抹消すれば、お店の登録顧客数が減り、社長から営業の活動成績が問われるからだはないか。だから誤魔化しの営業活動なのだ。だから儲からない。ゾンビのような販売店が、その店と縁を切ったはずの客の時間を奪っている。心して販売店を選ばないと、一生ゾンビに取りつかれる。知性のないゾンビは怖しい。

 

ダイレクトメールはリトマス紙

 ダイレクトメール一つで、その会社を診断できる。心して付き合うお店を選ぼう。それは車だけに限らない。私がそのお店の対応に激怒して、行くのを止めた店からも、ダイレクトメールが頻繁に我が家に襲来する。頻繁にそのお店に行っていたのが、急に来店しなくなったのだから、お店はその理由を考えなければいけない。それが考えられないのは、知性なきゾンビ店である。

 

幽霊顧客名簿

 己が「自分株式会社」の社長として、人生営業活動の顧客名簿とは、年賀状送付名簿ではないか。それの中に幽霊名簿の人はいないだろうか。その人は、これからの自分の人生に付加価値を与えてくれる人だろうか?

 

残り時間を意識

 受け取る年賀状の中で、ダイレクトメールのように、表も裏も印刷の年賀状を出す人は、自分の人生に付加価値を与えてはくれまい。それも会社名が入った社用年賀状では、救いがない。年に一回の限られた便りで、両面印刷で済ませる人の人柄が窺える。だから私は、その人とは縁を切るようにしている。

 以前に、松下幸之助経営塾で知り合ったある経営者から、年賀状を受け取った。その年賀状は両面印刷で、会社名の入ったご用達年賀状であった。「年賀」の文字を外せば、まさにダイレクトメールであった。それについて少し苦情を言ったら、翌年は年賀状が来なかった。それでその経営者の薄っぺらさを知った。そういう輩は口先だけは、立派である。

 年賀状の虚礼だけで付き合うのは、癌で余命宣告をされた状況で、自分の残り時間を考えると、とても耐えられない。

 

2019-05-18   久志能幾研究所通信 小田泰仙

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