ゲゲゲの訪問記(6)大餓鬼 妖怪の宴
7.子喰い妖怪
大垣市観光狂会主催の毎月の「減気ハツラツ市」や「罵笑烙市」では、子喰い妖怪が、園児や生徒を金儲けに駆り出して、悦に入っている。妖怪のドンの名前で招集霊状が舞い込めば、大餓鬼紙に人事権と予算で縛られた園長さんや校長先生は、左遷の恐怖で抵抗できず、休日の朝に、無抵抗な園児を急き立ててステージで演技である。気温が36度の炎天下でも踊るのだ。鬼である。躍らせる鬼は、テント下の日陰で高見の見物である。
おらは死んじまうだ♪ 休みもなしに踊るのだ♪ アッちちぃ♪ アッちちぃ♪ 殿様命令、嫌でも踊るのだ♪ 大垣保育園にゃ、殿様ケチでエアコンねえ♪ 暑さなんか慣れてるわい♪
摂氏36度の中を園児に日の当たる炎天下の場所で踊らせる。鬼!
2018年8月4日 芭蕉楽市。大垣市職員はテントの下
体調の悪くなった子。頬が火傷状態。 2018年8月4日 芭蕉楽市で
炎天下36度の中を、出演まで園児に日の当たる場所で待たせている。鬼!
2018年8月5日 元気ハツラツ市で、踊らされる園児。
どうしてこれで商店街が活性化するの?
舞台で一人だけ泣き続けている子がいるが、誰も面倒を見ない。鬼!
耳なし妖怪と無口妖怪の戦い
毎月の大垣元気ハツラツ市では、人通りが多くなるとお店を閉める確信妖怪的なお店も多い。大垣駅前商店街組合は、「元気ハツラツ市の当日は開店して欲しい」と通達を出すが、多くのお店は開店しない。大餓鬼疫前昇天害組合患部は、その理由を考えることが出来ないほど、利権に溺れて痴呆症妖怪になっている。商店街のお店として、「元気ハツラツ市」の時は、普通の日の客層と違い、商品を買ってくれる客数が激減するので、開店しても意味がないから閉めるのだ。モノが売れないのに店を開ければ経費だけがかかる。店を閉めて当たり前の話である。多くの主店主は、商店街組合に言っても無意味なので、「減気ハツラツ市」と解釈して、その時だけ店を閉めている。「減気ハツラツ市」が大垣駅前商店街の活性化になっていないこととは明白である。それが10年も続いいているのに、元気ハツラツ市実行委員会は、自分達の利権に目が眩んで、皆の窮乏に目を背ける。人の意見に聞く耳を持たない耳なし妖怪である。無口妖怪と耳なし妖怪の戦いである。
9.口なし妖怪
商店街組合内には妖怪が跋扈している。妖怪は決して会計報告はしない。「減気ハツラツ市」開催費用は、大垣市の税金である。この10年間、一度も会計報告はない。口なし妖怪のお出ましだ。死人に口なしだ。だって大垣の閻魔様が、率先して条例で市の行事予算の使用用途をマル秘にしているのだ。右習えしないと、地獄の閻魔様から怒られる。
楽しいな♪、楽しいな♪、会計報告無視妖怪にャやりたい放題、使い放題♪、人の金は俺の金♪、会計報告は、ない、ない、ない♪ お殿様が率先してやりたい放題、報告な~し♪ 長期政権たのしいな♪
日参で 恕矢の金 ゴーン時効
10.死骸妖怪
「減気ハツラツ市」で、死骸(市外)の露天商が、大通りの道路上に屋台を出すと、地元の飲食店のお店の売り上げが減る。死骸の露天商は、大垣のお店を食い物にする妖怪である。経営学用語で「カニバリズム」という。要は商品の「共食い」である。経営者として避けねばならぬ経営の基本である。
その「カニバリズム」の経営の基本を大垣駅前商店街組合幹部は知らない。「減気ハツラツ市」では死骸妖怪が跋扈している。だからどんどんと大垣のお店が食われて廃業していく。もう61%の店がシャッターを下した。今年の4月に、大垣駅前商店街のリーダー的存在であった「正札堂」が倒産した。負債額は約2億円。同社は昭和20年創業の老舗衣料品販売店で、以前は25億円以上の売上高を計上していた。
楽しいな♪ 死骸にゃ、経営の勉強など、ない♪ ない♪ 試験も監査もない、ない、ない♪
ミラーレスの事例
「カニバリズム(共食い)」とは一例でいうと、一眼レフとミラーレスカメラの販売が上げられる。ミラーレスを売ると、儲け頭の一眼レフが売れなくなる。その兼ね合いをカメラメーカの経営者が躊躇している間に、ソニーは独走した。5年間も独走を許したので、観音様も尼昏様も大慌てである。(キヤノンは観音カメラが語源)
技術とは、それを真似さえすれば製品に対応できるわけではない。実際の製品でもまれないと完成しない。今回、キヤノンがミラーレスEOS-Rを出して、私も購入しようとしたが、性能を確認すると、オートフォーカスの面でソニーα9に追いついていないため、私はソニーからキヤノンへの切り替えを諦めた。私の場合、撮影対象である演奏会場の暗く、動きの激しい場面では、EOS-Rでは性能不足であった。やはりソニーが先行した5年の差は大きい。技術は、早く始めた方が勝ちなのだ。そこに創造がある。創造は物真似ではできない。
11.不理ーマーケット
上品で、徳ある人は、フリーマーケットで地面に置かれた不潔に思える商品などに手を出しませんぞ。安いものを買うと、自分が貧乏人になったようで、惨めになる。モノを買うとは、自分を買うこと。己に見合ったものしか、己は手を出さない。意識して良いものを買わないと、どんどんと貧乏の坂を転げ落ちる。
「減気ハツラツ市」でフリーマーケットが繁盛するため、どんどんと大垣市が寂れていく。100円ショップも同じ考えである。フリーマーケットが繁盛するほどに、地元の商店街は寂れていく。フリーマーケット商品を誰が保証してくれるのか。それを商店街活性化の名目で「減気ハツラツ市」実行委員会は強引に露天商の展開を進めている。裏で妖怪ビットコインか何かが動いているようだ。
100円ショップの安かろう悪かろうの製品に慣れると、人間が貧相になる。その製品は海外の奴隷のような環境で作られる。給与1万円の低賃金で子供が働かされて、作られた製品に心は籠っていない。そしてその分の日本製品が売れず、その製造の雇用が失われる。ますます日本の給与水準が下がっていく。日本の雇用の場が無くなる。自分で自分の首を絞めている。日本の景気が回復しない原因なのだ。貧乏人はそれに気が付かない。
私は100円ショップには、心して行かない。私は高くても良いものを、長く使う方針である。
大垣の減気ハツラツ市 フリーマーケット 2018年5月6日
12.取り巻きキモイ妖怪
「減気ハツラツ市」のメインステージで踊り子が大パーフォマンスで、絶叫、踊りまくる。困るのは、いつも同じ取り巻きがキモイ人ばかりで、奇声を上げている。このため街の雰囲気が悪くなると商店街のおかみさんが泣いている。この踊り子達がステージに立ち、キモイ人たちが集まると、子供連れの親子は、「減気ハツラツ市」の街から消える。
この踊りの音楽の騒音は、岐阜県の騒音防止条例違反であるが、大餓鬼妖怪は人の迷惑は知ったことではない。大餓鬼妖怪は法律の字を読めない文盲なのだ。それが大垣駅前商店街組合の幹部に居座っている。世も末である。
「減気ハツラツ市」ステージで前席を占領するキモイ人達 2017年10月1日、15:37
妖怪が出そうな不気味な建屋の前で開催される大餓鬼妖怪市。此の建屋の中に、大垣駅前商店街組合事務所がある。妖怪組合に似合っている。
2018-12-25 久志能幾研究所 小田泰仙
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