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2018年10月 6日 (土)

「全国の大垣さん大集合」は大迷惑

 大垣市は市制百周年記念事業として「全国の大垣さん大集合!!」で100名を集め市民税1000万円を使う。一人当たり10万円の浪費である。

 大垣姓は、全国で約9,500人も存在する。そこから、閑と時間を持て余している老人たちが、タダで旅行と飯が食え、大垣見物もできるというので、応募して大挙してしてやって来る。単に30分ほどのパレードに参加するだけである。勤め人や良識ある人はとても来れるはずがない。それは市民税という税金の浪費である。

 全国の「大垣」さんが、大垣のこの100年間で、どういう貢献を大垣にしてくれたか。釘一本でも打ってくれたか。「全国の大垣さん大集合!!」での予算浪費は、市民にとって、子供達の為のエアコン予算が無くなるので、大迷惑なのだ。

 

ギネスの無駄遣い

 わずか2週間しか記録維持できなかった「水まんじゅう食べさえ合いギネス記録」のバカ騒ぎでも、総額900万円の市民税を浪費した。市民にとっては毒饅頭である。

 2週間後に大垣の記録を更新した日大三島高校のコロッケ記録は、市民税の使用ゼロで、総額221万円である。詳細な使用用途も公開されている。大垣市のこの行事への使用用途は非公開である。いかに小川敏大垣市政が狂っているかが分かる。

 

その金を小学校のエアコンに

 大垣市の小学校エアコン設置率は2.1%で、県下最低レベルである。その設置総額は14億円である。対象が559室なので、一室あたり250万円である。この二つの行事を止めるだけで、7.6室の教室のエアコンが設置できる。大垣市制100周年記念行事の3億4千万円をあてれば、136室にエアコンが設置できる。その方が、子供を持つ市民は喜ぶはずだ。喜ばないのは、行事の陰で、甘い汁を吸っている業者だけだ。

 こんな痴呆的行事に金を使い、悦に入っている小川敏市長に大垣の未来を任せてよいのか。

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  2018年10月6日の前日の夜、ホテルで大垣さんたちの大宴会である。市民税である。

 

2018-10-06 久志能幾研究所 小田泰仙  

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