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2018年10月15日 (月)

極楽・地獄共通仮想通貨をゲット

 先日、私の師に、遺書のつもりで書いた『詞天王が詠う老計・死計』(全230頁)を進呈したら、お礼として、その住職様発行の「極楽・地獄共通仮想通貨」を頂いた。

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極楽通貨

 それを手に入れれば、使っても、使っても減らず、使い出があるという。そういう通貨が人生の仮想通貨であることに思い立った。それをこの世で貯めることを人生目標としたいと、思いを新たにした。

 その通貨の単位は「縁」である。日本国政府発行の「円」よりも信用がある。それを集めることが、人生の蓄財である。

 普通に縁を集めようとすると、足を使い、手間をつかい、頭を使い、心を気配りして、時間を使わないとご縁は貯まらない。その気がないと、貯まらない。「そげんこと、ワシに関係ないバッテン」との姿勢では、ご縁は貯まらない。

 

用を作りに行く

 しがない人が陰口で、馬場恵峰先生が240回も中国に自費で渡航したのを「どげん用ばぁ、あるばってん。でげん中国に行くかえ? 馬鹿かいな」。

 「用があるから行くのではない。用を作りに行くのだ。だからご縁が貯まるのだ。ばかでなければできない」と。

 一日中、やることもなく、訪ねてくる人もいない生活では、ご縁は集まらない。ばかだから還暦で1億円の借金をして、社会奉仕として350坪の土地に「日中文化資料館」を建て、24年かけて借金を完済した。世のために生きているから、92歳でも現役で矍鑠としておられる。

 時代が変わっても、円の切り替えがあっても、貨幣価値が激変しても、びくともしない永遠の「財産」である。その財産は子孫も使える。その財産が、悪縁や腐れ縁では、負の財産だ。よきご縁を手に入れねば、人生に花は咲かない。

 

縁あって花開く、恩あって実を結ぶ

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 私は、月に一回の頻度で馬場恵峰師の書の写真撮影のため、九州の馬場恵峰先生宅に往復1800キロの旅をしている。それで作成した写真集は、大赤字である。

 これは先生の書とその生き方に価値を認め、その気にならないと、足が動かない。いくら金があっても気がなければ行くまい。いくら条件がそろっても、健康でなければ行けない。価値を見出しても、先立つものがなければ、行けない。九州に足を運べる自分の幸せをつくづくと思う。それがご縁の力。

 

2018-10-15 久志能幾研究所 小田泰仙

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