大垣倫理法人会の不倫
大垣倫理法人会は、毎土曜日の朝、経営者モーニングセミナーを某ホテルで開催している。伊藤ひでみつ県会議員は、氏の議員会報で、「この場で学んでいます」と大威張りである。しかし、その場所は公共の場のホテルレストランである。その場で、大垣倫理法人会の会員は、傍若無人のふるまいである。小川敏大垣市長は、この会の顧問を務める。
大歓声
ある朝、2018年9月22日、そのレストランで朝食を取ったら、担当者がピリピリして不機嫌であった。訳を聴いてみたら、レストランの奥の部屋に陣取った大垣倫理法人会が、場違いな歓声と拍手の騒音を立て続けに出しており、宿泊の客から苦情を言われたという。それは新入会員の紹介と自己紹介で歓声と拍手の連弾であった。まさに傍若無人の振る舞い。
それが終わった後も、数人の幹部が残り、1時間ほど、隣の部屋まで聞こえる大きな声や笑い声で議論をしていた。周りの迷惑は知ったことではないのだ。
ホテルの対応の変化
以前は、倫理法人会のメンバーは早朝セミナーの後、朝食をホテルのレストランで、一般客と同席して取っていた。しかし、あまりに非常識な振る舞いが多く、他の客への迷惑行為が多かったので、ホテルが客の苦情で別の会場にした。しかし、その変化を倫理法人会の幹部は分からなかったようだ。
経営者は、世の中のわずかな変化を捉えないと、経営者として失格である。また倫理法人会は会員の入れ替わりが多いようだ。会員は単に仕事のツテを求めて会員になっているようだ。入会の動機が不純なのだ。
講師の傍若無人
ある朝、朝の経営者セミナーの講師が、外車をホテルの玄関のど真ん中に後ろ向きに止めて、平然としていた。伊藤ひでみつ県会議員が最敬礼で、講師をお見送りしていた。異常だ。ホテルの正面のど真ん中に止めれば、客が呼んだタクシーが駐車できない。排気ガスが、ホテルに出入りする人に、まともにぶつかる。そんな感性で、何が経営者を指導する講師なのだ。非常識極まりない。
会員の下世話話
朝のセミナーが終わった後、参加した会員が話し合っている話しが下品なのだ。節税とか、後継者問題で、占いとか、金儲けとか、所詮、中小零細企業の社長のおばん達の下世話な話題ばかりが聞こえてきた。モーニングセミナーの講演とは隔絶したレベルである。
人の上に立つ人の道
丸山敏雄師は、「人の上に立つということは、真っ白い衣を着て、ぬかるみを歩くようなものだ。泥を撥ねまいとして、一歩一歩細心の注意をして歩く。その繊細さがなければ、その団体は知らず知らず堕落していくのだ。」(p363 神渡良平著『一粒の麦 丸山敏雄の世界』致知出版社)
丸山敏雄師の言葉は、万人の管理者が肝に銘じるべき言葉である。丸山敏雄師が草葉の陰で泣いている。
2018-10-12 久志能幾研究所 小田泰仙
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