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2018年10月27日 (土)

小川敏市長がケンチャナヨ汚染

「朝鮮通信使」時代考証の出鱈目さ 

 大垣郷土館で開催中の「朝鮮通信使」特集展で展示中の「朝鮮通信使行列絵巻」、google画像検索での「朝鮮通信使行列巻物」と大垣大パレードの姿を比較検討した。2018年10月17日、大垣10万石まつりでの「朝鮮通信使のパレード」の様子が、時代考証的にでたらめだと断定した。

 絵巻と比較して、大パレードの御輿に乗った長官の冠がおかしい、御輿の形態がおかしい、随行婦人の様子がおかしい、服装がおかしい、靴がおかしい、旗がおかしい、のだ。

 今回のパレードの様子は、単に市制100周年記念で獲得した予算消化の見世物の行列となっている。韓国のケンチャナヨ文化が、大垣市制を汚染した。韓国人の行列には破顔で無邪気に喜んでいる小川敏市長の顔は見られたものではない。それなのに大垣少年少女合唱団が大垣の歌を歌っている最中、大垣の青少年たちが市長の面前で整列しても、にっこともしないぶすっとした小川市長である。

ケンチャナヨ主義:本来の意味は「問題ない」「関係ない」。細かいことに拘らない韓国人の適当な精神を指す。(小倉紀蔵・京都大学大学院教授)

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韓国人の行列時はご満悦の小川市長

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大垣市の子供達が韓国民族衣装で「大垣の歌」を歌う間、ずっとしかめっ面の小川敏市長

時代考証

長官の冠

 「朝鮮通信使行列絵巻」で描かれた使節長の冠は布製である。それも地味な色と形態である。金ぴかの冠を付けた姿は巻物では見当たらなかった。金ぴかの冠なら王様である。朝鮮通信使の長は単なる使節の長官である。当時の朝鮮には染料がなく、中国から輸入していた。

 

長官の乗る御輿

 パレードで示されたようなトロッコのように下部に小車を付けて、朝鮮人が神輿を曳いている形態は、巻物には描かれていない。歴史の巻物に描かれたのは、全て、8人ほどの日本の人足が長官を乗せた籠を担いでいる。通信使長の籠の上を覆う天蓋もない。扇のような旗もない。その後の玩具のようなキャスターを付けた派手な台車の行進はお粗末すぎる。そんな染料が当時の朝鮮にはなかったのだ。大垣市はケンチャナヨ。

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お粗末なキャスターで馬脚が現れている。こんな状態で、舗装の無い江戸時代の道を行けるわけがない。ケンチャナヨ

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出典konn.seesaa.net

 上図は、写真ができた当時の韓国貴族の写真。写真技術ができた時代でこの有様だから以前の朝鮮通信使が何度も来た江戸時代中期は、その姿が想像に余りある。当時の朝鮮には二輪車を作る技術さえなかった。車輪を左右均等に作れないのだ。日本は平安時代に二輪、天蓋付きの漆塗り牛車があった。それと比較すると、当時の韓国の文化レベルが推し量れる。

 

女性陣の参加の疑問

 当時の朝鮮は儒教の影響で、男尊女卑である。今でもその男尊女卑の風習は色濃く残っている。当時は貴族階級の女性でも外出はできなかった。だから晴れ晴れしい行列に女性は参加など言語道断である。

 大垣郷土館に展示された「朝鮮通信使巻物」に描かれた行列風景でも、95人の男性が描かれているが、女性はたった8名だけである。その女性の全ては、馬に乗って、日本人の人足に曳かれて行列している。多分高貴な女性であろう。それも派手な赤の服装ではなく、地味な服装である。もしかすると日本女性かもしれない。当時、女性が10か月間、2000キロに及ぶ朝鮮通信使の行列に同行するのは実質的に困難である。

 ユネスコ登録記念の歴史再現行列なのに、女性陣は運動靴での参加で、雰囲気が台無しである。それを許した大垣行政は、ケンチャナヨ。

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派手な色の服装と運動靴で馬脚が現れている。朝鮮の昔の歴史上では、女性は外出禁止。これは歴史の大嘘

 

子供達への反逆者・小川敏市長

 だから、大垣大パレードで赤の派手な韓国女性が、ほぼ半数の大勢でパレードするなど、歴史的に大嘘である。これでは大垣の子供たちに間違った歴史観を植え付けてしまう。大垣市長は、子供への教育の反逆者である。歴史を捻じ曲げてまでして、韓国に媚びを売りたいのか。何が子育て日本一を目指すのか。

 

原色の派手派手の衣装 

 大パレードの服装も、原色の派手派手で、絵巻物に描かれた姿と大違いである。当時の朝鮮には染料がなく、中国から輸入していた。だから大嘘の大パレードである。

 

旗の存在の疑惑

 大パレードで掲げた旗も、絵巻物では、その形跡が歴史上に存在しない。当時の朝鮮には染料がなく、中国から輸入していたので、こんな派手な旗は大嘘である。

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こんな旗は絵巻物に描かれていない。大嘘

歴史の事実

 当時の朝鮮通信使の中には狼藉を働く使用人も多く、殺人事件まで起こす人種が同行したとの記録がある。宿泊先の建屋内の階段で小便をまき散らす男たちもいて、それが記録に残っている。そういうレベルの人が同行していたという事実を知らねば、この行列を観察する意味がない。だからその警護で大勢の大垣藩の村民が駆り出された。それを認識しておかねば、歴史認識を誤る。ユネスコ登録という名目での再現行事なら、時代考証を綿密にしなければ、単なる見世物行列となり、税金の無駄遣いである。今回の朝鮮通信使行列の状況を検証したら、税金の無駄使いと断定した。

 

朝鮮通信使行列は朝貢外交

 朝鮮通信使は、日本の将軍への朝貢使節団であり、文化は伝えるためではない。「日東壮遊歌」を読めばそれが明白である。高い文化を所有していると自慢する国が、なぜわざわざ日本へ団体で頻繁に来るのか。日本が文化を教わる立場なら、出向くのは日本の方のはずだ。

 朝鮮通信使に同行した書記が書いた記録にも、大阪の風景は、当時の朝鮮の首都より万倍も立派と書いて感激している。

 朝鮮通信使についても、あくまで「日本に対し文化を教えてやった立場である」としないと、韓国が捏造する歴史の整合性がとれない。それでは、日韓の共同ユネスコ申請に際し、当時の両国は対等であったと妥協したのだ。そうでないと韓国が納得しない。だからユネスコ登録は妥協の産物である。本来、登録すべき事例ではなかった。これは事実を捻じ曲げて広報した慰安婦事件の変形版である。それをありがたがる大垣市長がおかしいのだ。小川敏市長よ、あなたはどこの国の市長なのか。

 

『朝鮮紀行』

 『朝鮮紀行』はイザベラ・バードが1894年(明治27年)から1897年(明治30年)にかけて、最末期の李氏朝鮮(朝鮮王朝)の4度の旅行記録。当時の朝鮮の風俗、社会、政治情勢などを知ることのできる歴史的資料である。李朝末期(約100年前)の朝鮮の姿は凄まじい。「朝鮮紀行」では下記が記載されている。

・貨幣制度が皆無に等しい。

・ソウルは世界有数の汚く悪臭のする都市。

・一般民衆の住む場所は藁葺きのあばら屋で、通りからは泥壁にしか見えない。

・道はとにかく悪い。

 

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出典blog-imgs-45-origin.fc2.com

「朝鮮通信使」の実際は「民度の低い盗人集団」

 江戸時代、大名たちは、家の格を守るために幕府に忠誠を尽くす必要があった。戦争があれば武功で忠義を示すことができる。しかし、江戸時代は戦争がない時代で、大名たちは幕府のために熱心に朝鮮通信使を接待した。江戸への旅で、過剰な接待を受け続けた朝鮮通信使の一行は、甘やかされた子供のように、しつけをしていない犬のように、どんどん傲慢になり、有頂天になって傍若無人な態度をとるようになっていた。それは、もはや不良中学生の修学旅行の一行であった。(出典 歴史投稿朝鮮通信使

 「朝鮮通信使」が、鶏を盗んで乱闘になっている有名な絵が残っている。船着場から上陸して町の中をうろついていた朝鮮通信使一行が、町人が飼っている鶏を盗んで逃げようとし、日本人と喧嘩になっている絵である。朝鮮人は、欲しいと思った物は、力ずくだろうとなんだろうと、何がなんでも手に入れようとする執念を持っていた。(出典朝鮮通信使の真実

 出典朝鮮通信使の宿泊施設の旅館では、部屋にある布団から、花瓶や、食器、掛け軸まで盗まれた。朝鮮通信使が去った後の部屋は、まさに「引っ越した後の空き家」状態になったという。朝鮮通信使の随員の中には、段々と尊大な行動をする者も現れた。食事に難癖をつけて、魚なら大きいものを、野菜ならば季節外れのものを要求したりというような些細なことから、予定外の行動を希望し、拒絶した随行の対馬藩の者に唾を吐きかけたりするようなこともあったという。(出典BBの覚醒記録)

 

韓国ドラマのいい加減さ

 韓国ドラマの衣装の素晴らしさは、作り話のテレビドラマだけの世界である。時代考証をした実際の姿とはかけ離れているとは、多くの識者の見解である。時代の捏造は韓国のお得意技。それに迎合する小川市長は誰の味方?

 

結論

 要は、大垣大パレードでの朝鮮通信使の格好は、3億4千万円の記念行事予算の消化のための大芝居なのだ。税金の無駄遣いである。行事で大きな金が動けば、陰で裏金が動くとみるのは、常識である。「大垣さん大集合」の行事一つ見ても、予算の半額が使途不明金である。下品な「水饅頭共食い挑戦」にも、使用用途の半分に疑惑があるようだ。なにせ今回の市制100周年記念行事の予算の使用用途は、条例で公開禁止なのだ。すべてそのためのカモフラージュと見るのが、常識のある人の見方である。

 

大垣丸の行く末

 近未来に大垣丸フェリーの横転、沈没が予想される。頭でっかちの船体で、未来を見据えて作った海図がケンチャナヨで、航海コンパスが狂い、燃料駄々洩れで、船底に穴が空いて浸水しているが、甲板上では、お祭りでどんちゃん騒ぎ。大垣船長は宴に酔い痴れている。大垣丸の行く末や、如何?

 

参考文献

日本人なら知っておきたい「朝鮮通信使」の嘘と真実https://matome.naver.jp/odai/2143457548330480301?&page=3

韓国のナンチャッテ時代劇

2015-03-20 | 歴史・政治

https://blog.goo.ne.jp/mannizawa/e/4596479e1def02a733f1cb62c761fcdb

 

2018-10-27 久志能幾研究所 小田泰仙

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