「サラ・ディビス コンサート in 大垣」エピソード
サイン会のハプニング
2018年9月17日のサラさんのピアノコンサートで、サイン会は当初想定していなくて、サイン会場も用意していなかった。サラさんが、演奏ステージの合間に、たどたどしい日本語で「3歳のころ、母に連れられてピアノ演奏に行き、感激した」という話を聞き、事務長の田中重勝さんが、「あしながチケット」の話をサラさん伝えたら、サイン会を急遽、することになった。サイン会の予定はなく、大急ぎで準備をしたので、サイン用の色紙も間に合わず、配ったハンカチやパンフレットで対応したという。それでも子供たちが大勢列を作って大喜びであった。
子供の感想
事務局長の田中さんは、会場の外で種々の段取りをして、サラさんの演奏を聴けなくて残念がっていた。
遅れてくる人がいると連絡があり、田中さんは演奏会会場の外で待っていたが、結局、来ないですっぽかされたという。また、小さい子供を連れた母親が、第一部の演奏途中で子供がむずかり、曲の合間に退席して、その案内をした。母親が残念がって、次の休息時間の次に再度、曲を聴くことを試みたが、やはり途中で子供がむずかり、1曲聞いて諦めて会場を後にした。
母親が後で、子供に感想を聞いたら、一曲しか聞かなかったが、「よかった」という感想を述べたという。子供は聞いていないようで、しっかり聞いているようだ。ただ長時間、じっと聞くことができないだけなのだ。そのことをその母親は、田中さんに手紙でお礼状を書いてきて、田中さんは嬉しかったという。子供たちを招待した「あしながチケット」を手配してよかったという。
親子ルームの準備
今回は、大垣文化ホールで演奏会を開催したので、親子ルームが準備できなかった。本来なら、大垣音楽堂で演奏会を開催すれば、親子ルームも設置されているので、この問題が起きなかったのに、残念である。まだまだ、大垣市の音楽関係の環境は良くない。大垣市に改善を要求する。
協賛のお願い
また皆さんも、次回の「世界で一流の音楽を聴く会」の演奏会開催時は、あしながチケットの協賛金の援助をお願いします。現在、演奏会があるたびに、スタッフが、大垣市内の企業を回って、協賛金を集めています。個人の援助も歓迎します。そのお金で、高校生以下の生徒120名を、音楽会に招待します。
2018-10-15 久志能幾研究所 小田泰仙
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