磨墨知632. 宝くじを買わない
一生の運の総量は一定である。宝くじごときで運を浪費しない。買いに行く時間、はかない夢を見る時間、当たり番号を新聞で探す時間、落胆して落ち込む時間等、全て無駄な時間である。もっと現実的な目標の実現のために時間を使おう。はかない夢を買う行為は、人生を他人任せにする練習である。運は自分の手で掴め。
くじに近寄らない
書店くじ、開店5周年記念くじ等と、街を歩けば、身の回りは、無料のくじだらけである。ダイレクトメールでもくじの大氾濫。一等に当る期待に胸を躍らせ、無料のくじをもらえば、その当落の確認で時間を取られる。確認のため、その場所(お店)に行かねばならぬ(それがお店の魂胆)。そのお店に行けば、何か買ってしまう。それに関わる時間を換算すれば、決してペイしない。くじは主催者だけがペイして、ひく方は決して儲からない。お客が儲かっては開催者が赤字倒産である。
無料の大当たり
この世にタダのモノはないと心得るのが、時間創造の基本である。己が親の遺産をもらったら、宝くじが当たったと思おう。それはご先祖様の汗水の賜物と思おう。自分もそれに負けない努力をして、それを増やして子孫にバトンタッチしよう。自然界でプラスばかりでは、自然界が成り立たない。
2018-10-31 久志能幾研究所 小田泰仙
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