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2018年8月22日 (水)

車販売店の観相占い(お店診断)

 人相を見れば、その人の人格がわかるように、お店の面構えをみれば、そのお店の経営状態が診断できる。車を買うとは、お店を買うこと。自分を買うこと。

 

事後処理

 私の車は、窒素ガスが入ったタイヤなのに、車検の時、普通の空気を補充したのが大垣北トヨペット店である。私の車のタイヤには、窒素が入っていることを示すマークが入っていた。そのお店の整備マンはそれを知らなかった。そのお店には窒素を入れる設備もない。なおかつその後始末もしてくれなかった。怒り心頭であるが、これでは言っても無駄だと思い、自分で別のトヨタ店に行き、自己負担で窒素を補充し直した。その後、大垣北トヨペット店には、二度と行かない。それ以降の車検を別の系列のトヨタ店に変えた。

 

殿様商法

 その昔、三河でトヨタマークⅡかクレスタかチェイサーを買おうかと、選定でお店を回り、トヨペット店とビスタ店、チェイサー店を回った。そのトヨペット店は殿様商売の有様で、営業マンの態度がデカかった。「マークⅡはベストセラーで売れているんですよ」と。営業マンのでかい態度から、売ってやるという姿勢が鼻につき、不愉快になった。それと値引きが少なかったので、私はビスタ店でクレスタを購入した。

 

再発防止

 そのビスタ店で自車のある部分の修理を依頼した。その時、一緒に別に項目の修理を依頼した。車の修理を終わった状態で、確認したら、その最初の大事な方の項目が修理されていなかった。指摘すると、整備マンは勘違いで忘れており、慌ててすぐ修理しますといったが、たかが2項目の修理で、その一番大事な項目の修理を忘れるなんて、と怒り心頭で、「もう頼まない」と怒鳴りつけてお店を後にした。そのレベルでは、お店への技術レベルの疑惑と往復時間と待つ時間が勿体ないと判断したのだ。

その1時間後、店長と担当者が自宅に詫びに飛んで来た。訳を話したら、後日、再発防止として、修理のチェック表を導入するとのこと。怒りを鎮めて、そのお店とは長い付き合いとなった。トヨタ生産方式として、再発防止をする会社は信用できる。それができるお店は少ない。

 

良いセダンがない

 18年間乗っている自車を買い替えようと、トヨタ店を回った。カローラ店ではカムリも検討したが、聞けばハイブリッド仕様車しかない。なおかつカムリはFF車である。私はハイブリッド車が好きでないし、FR車が欲しいので、それは諦めた。ハイブリッド車は、確かに燃費は良いが、私は遠出をあまりせず、燃費は気にしない。ハイブリッド車は、機構が複雑である。重いし、その分、故障と修理費がかかる。機械はシンプルが良い。だからハイブリッド車は選択枠から除外している。

 私はセダンが好きだが、よいセダンがない。マークχも検討したが、モデルが無くなるという噂である。サイも検討したが、FFで、しかもこれも無くなる噂がある。

 販売店はトヨタに対して、ユーザの声を伝えるべきだ。セダンが売れないのは、その声が届いていない。

 

お約束すっぽかし

 今度(2017年当時)、新しいクラウンが出るというので、トヨタ店に行き、検討をしていた。当時(2017年)、次の出る予定の新クラウンの情報をネットで見ていて、その顔の自己主張がごつすぎて気に入らず、迷っていた。

 営業マンは「実車を見ればイメージが変わりますよ。新車が出たら必ず案内をします」と言っていたが、新車が発売(2018年7月)されても、その連絡がない。クラウンは社用車のニーズが多く、個人客に売らなくても勝手に売れてしまう車である。私みたいに個人客で、前期高齢者で、買うかどうか曖昧な客は、重要視しないようだ。それでお店の姿勢がわかった。客はお店をシビヤに観察していることを忘れないように。

 

客と営業マンの対応

 私の担当営業マンは、若い主任クラスであった。その年代の営業マンでは、私のレベルに役不足である。会話内容をこちらが選ばないといけない。相手を見て、それに見合った営業マンを対応させないと、売れる車も売れない。それでお店の姿勢もレベルもわかる。営業マンの知的レベル・話題レベルの向上が必要だ。

 聞けば、最近の営業マンは企業回りもしないようだ。車以外に話題をできるかが、営業力である。その切磋琢磨を怠っているようだ。

 名古屋のネッツトヨタ店では、営業マンに、車の販売とは直接関係ない教育を定期的にしているという。有名講師を招いて講話を聴かせているとか工場見学に行くとか。だから儲かっているようだ。

 

テレビが喚く

 トヨタ店、カローラ店、ネッツ店、トヨペット店の多くのお店で、テレビが一人で喚いている。広い店内で、誰もテレビを見ていないのに、大型テレビが鎮座して、くだらないワイドショーを放映したままにしている。椅子に座ると見たくもない番組が目の前に飛び込んで来て、目障りである。テレビの音も耳障りである。だれがそんな番組を見るために車販売店に行くのか。その電気代や設備費が、回りまわって客に押し付けられる。お店の雰囲気で、お店の姿勢がわかる。私はそんな店には行かない。

 

一時間車検

 三河地方では当たり前の一時間車検が、大垣地区では普及していない。一時間車検にすれば、代車も不要で、客もお店にいく二度手間が無くなる。お店も儲かる。大垣のディーラは時間の大切さを理解していないようだ。これでは儲からない。大垣の意識革命と時間の効率化が、大垣市の発展に不可欠である。

 

毒物提供

 車販売店に行くと、必ずコーヒ等の飲み物と一緒に菓子類が提供される。それが砂糖やマーガリン、ショートニング、植物油の添加物(毒物)の入った美味しいスウィーツである。しかし世の常識として、美味しものには毒がある。それは長期的に体に悪い影響を与える。ショートニングやマーガリンは欧米では禁止制限があるが、日本の菓子類には無制限である。私は食べないが、それ含んだ菓子を出すかどうかでお店の姿勢がわかる。なおかつその分の菓子代がお店の経費に上乗せされ、車の値段が上がる。

 

お店の展示雑誌コーナ

 お店で雑誌コーナを見れば、その店のレベルがわかる。ゴシップ満載の週刊誌を置いているお店には、つい足も遠のく。知り合いのネッツトヨタ店の店長さんは、店長自らが雑誌を選定して、下品な雑誌は置かないと言っていた。それでお店の雰囲気が変わる。

 あるホンダ系列のお店は、その雑誌の選定・展示が下品であった。その社長との面会の約束もすっぽかされ、その人格も疑問視されたので、縁を絶った。一事が万事で、雑誌コーナを見るだけで、その社長の人格がわかる。

 

トイレ

 お店の評価では、トイレを見れば一目瞭然である。これはどの業種でもいえること。きれいで清潔なトイレのお店は、全体が気持ちがよい雰囲気である。

 

お店の宣伝ニュース誌

 冷やかしでレクサス店を回った。あるお店では、そのニュース広報誌にクラシックコンサートや料理教室、陶芸教室等の話題が掲載されていた。さすがレクサス店だと感心した。

 ある別系列のレクサス店では、その紙面の冒頭に、営業マンの顔写真付きで紹介記事があり、私は1児のパパで、趣味はなんだかんだ、である。レクサスを買う人間が、営業マンの趣味など知ったことではあるまい。その紙面の下半分にお店で提供するスウィーツの紹介である。これでお店の経営方針が垣間見える。これは営業企画の失敗である。客が営業マンの趣味相談やスウィーツ目的で、お店に来るわけがない。そんな情報を求めて紙面など見ない。

 そのお店には待合室に立派な応接室があり、大型テレビが、鎮座して喚いていた。私はご免こうむりたく、その場を退散した。レクサスを買うレベルの人が、そんな環境で不愉快にならないのかしら。

 

系列の崩壊

 トヨタも、トヨタ車でありながら、系列が違うとその車が買えない。そんなおかしな商売が続くわけがない。トヨタの業務改革のスピードは速い。これからは系列の垣根がなくなり、どの店でも同じ車が買えるようになるはずだ。その時に、お店の営業力が問われる。店長の経営能力の差が問われる。

 営業マンは車の知識だけあれば、車が売れる時代は終わった。それは車に限らない。ネットで買えば済むのは、ごく一部の商品だけだ。ものを買うとは、その営業マンを買うのだ。高くても、営業マンの人格を買って、商品を手に入れる。それが理解できないディーラが多くて、困ったものだと泣く私が悪いのか、そうでないかは近未来にわかる。そういうレベルのディーラは淘汰されるだろう。

 

延命処理

 私が新車を買う目的は、最新の安全装置の追加である。しかしその装置は後付けではできず、それを買うと、「おまけで」新車が付いてきてしまう。困っている。

 だから18年間乗っている今のクレスタを延命処理に取り組んでいる。聞けば、大事に乗れば、60万キロ、100万キロは乗れるとか。長崎でタクシーに乗ると、平気で70万キロのクラウンにあたる。

 それで自車に衝突防止装置としてイスラエル製のカメラを追加した。なかなかの優れもので、お値段も優れもの(?)、20万円ほどかかったが、性能に満足している。それで一件でも事故が減れば安いもの。そういう装置の販売を考えて欲しい。この装置は地元では買えず、豊田市の会社に取り付けに行った。

 

2018-08-22  久志能幾研究所 小田泰仙  

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