こんな「大垣」さんに誰がした?
大垣市は、市政100年奇念行事で、全国の「大垣」姓の人に5万円をばらまく愚行「全国の大垣さん大集合!!」を計画している。予算1,000万円である。また大垣市行政の恥を全国に晒すことになる。
大垣市の広報で曰く:「全国の大垣さん大集合として、市制100周年を記念して10月に開催する「記念式典」、「おおがき大パレード」等に参加していただける「大垣」姓の方を募集します。大垣さん、あなたの申込みをお待ちしております!」
何故、「大垣」さんだけ?
なぜ、大垣市長は、大垣に縁もゆかりも無い「大垣」さんに優しく、大垣のために汗と涙を流している大垣市民に冷たいのか。足が地についていない空虚な政策ばかりで、お遊びの行事になっていないか。100周年記念行事の目的は何か。なぜ、こじつけで何が何でも100個の行事をねん出する愚行をするのか。
私は、大垣の過去も現在も未来にも何の貢献もしない人に、祝って欲しくない。自身が米寿や白寿を迎えたのなら、御恩とご縁のあった人に祝って欲しい。自分に全く無関係の人に、金をバラ撒いてまでして祝って欲しくなんかない。
おいしい行事
どこの馬の骨か分からない人に、かつ大垣市100年の行政に何の貢献も税金も払っていない人に、大垣の草一本抜いていない人に、単に姓が「大垣」であるだけで市民税5万円、総額1,000万円をばらまく愚行である。
なぜその金を大垣の発展に貢献した人に使わないのか。
行政マンにとって、こんなにおいしい行事はない。お上(市長)が決めた行事であるので、お金は使い放題である。予算総額1,000万円で、100人の「大垣」さんに500万円を使っても、残りの500万円は裏金として使える。なにせ大垣の特別条例で、使用用途は公開しなくてもよいのだ。小川敏大垣市長は、平成30年6月11日の市議会で、岡田まさあき市会議員の一般質問に対して、議会で厚かましく「条例で非公開」と答弁したのだ。
「全国の大垣さん大集合!!」予算推定(一人当たり)
交通費 2万円(最大)
宿泊費 1万円
宴会費用 1万円
市内観光 5千円
パレード費用 5千円
合計 5万円
総費用は5万円×100人=500万円。残りの500万円はどこへ?
調整業務不要の美味
この行事が、行政マンにとって美味しいことは、普通の行事では関係者・関係部署との調整で、意見を聞き、その調整で大変だが、この行事は大垣市が一方的に決めて実行すればよいので、涎が出てしょうがないのだ。全国9,500人の「大垣」さんからの回答を待つだけなのだ。何の苦労もない。「大垣」姓さんを集めて、前夜に大宴会をして、市内を観光で案内して、翌日、パレードをするだけである。
声なき善良な大垣市民が哀れ
大垣市のために黙々と汗を流す声なき善良な市民には、市民税を取り立てられるだけで、何の「お情け」もない。大垣市の草一本さえ抜いたことのない人に、血税の市民税をばらまく大垣市長の思考回路が理解できない。
日頃、節約、節約と言って、必要な治水行政や産業振興施策さえ放置して、文化芸術関係の予算は勿論、必要な予算を無駄な金として水道の蛇口を閉めているが如き小川敏大垣市長である。しかし、頭のおかしいとしか言えない「水まんじゅうギネス挑戦」や、恥さらしとしか言えない「全国の大垣さん大集合!!」には、金の糸目を付けずばら撒くようだ。大垣市長のお金の使い方の論理構成が理解不能である。大垣市長が信条としているお金の使い方のトピックセンテンスは何か?
大垣市長の使命
大垣市長の最大の使命は、市民の幸せ作りと未来の大垣市の発展のための種を植えることである。市長の役目は、市民税を最大限の効率で、市民の幸せと利益のために還元することだ。その幸せのネタである市民税を、大垣市に何の貢献もしていない人に、回して散財してしまう。市長としての使命放棄である。市民に対する裏切り行為である。忖度に余念のない地元紙は何も言わない。
世の中の常識
全国の知人に、もしあなたの姓が「大垣」なら、参加しますかと問うたら、全員Noであった。自分が選んだ友人・知人がまともな人ばかりであったので安堵した。もしyesと答えたら、私の人物の選定能力が疑われる。
人相鑑定
当日、パレード中の「大垣」さんの顔写真をアップで撮って、一人ひとり人相鑑定をしようかと楽しみにしている。どういう性格の人が、応募してきたかが大変興味がある。
私は、その昔、人生で悩んでいた折、占いと人相鑑定、手相鑑定にも熱を入れて研究した。その結界、普通の占いは当たらないことを統計的に確認したが、人相と手相は、よく当たる。これは経験則からの知見だからだ。
添付ファイルは、「全国の大垣さん大集合!!」募集パンフレット
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2018-07-16 久志能幾研究所 小田泰仙
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