« 恐ろしい大垣都市伝説(2/7)戊辰戦争 | メイン | 恐ろしい大垣都市伝説(3/7)シベリア抑留1 »

2018年7月10日 (火)

オウム信徒からの攻撃

 201879日、久留米の真島消化器クリニックに定期検診に出かけた。大雨で交通への影響を心配したが、無事、診察を受けて当日に帰宅できた。それでも帰宅が深夜であったのでブログはお休みにしました。

 帰りの九州新幹線の中で、恐ろしい目に会った。早朝5時起きで、6時半に自宅を出て、久留米まで出かけて、真島院長の診察も終わり、ほっとして久留米駅から九州新幹線に乗車した。九州新幹線の指定席は、4列配置で、座席もグリーン車並みの作りで広く快適であった。早朝からの移動で疲れて、新幹線の席に身を委ねてうとうととしていた。小倉を通り過ぎたあたりで、隣席に中年のおばさんが乗車してきた。

1p1100913

  久留米駅にて 2018年7月9日 

 

鈴の騒音で目が覚めた

 ところが、静かな新幹線内で、私の耳元でそのオバンが鈴を付けたスマホを頻繁にいじり回し鈴の音を立て、財布に付けた鈴を鳴らしまくって車内販売のコーヒーを買い、騒音を発し出したのだ。ゆっくり寝たかった私は大迷惑である。まるで自分だけの身勝手で、新幹線殺人事件を起こした犯人と同じである。人の睡眠時間を殺したのだ。そのオバンは、人に迷惑をかけていることに全く気が付いていない。日頃の迷惑をかけまくっている行動が目に浮かぶ。

 まるで「どうぞ私だけが幸せになりますように、チリン、チリン」、「オネエさん、私の幸せのためホットコーヒーをください、チリン、チリン」、「これお代で300円、チリン、チリン」である。自分が発する音が、周りの人に迷惑になることなど、知ったことではないのだ。昔の日本人のように、人に気を使った身のこなしや気配りは消滅した。

 

オウム真理教信徒の勧誘

 オウム真理教信徒も、元は高学歴で、頭が良く、良い子で育てられた好青年ばかりである。そのオウム真理教の教祖が誘った究極のキャッチコピーが「信徒になれば、簡単に超能力が身に付き、貴方だけは下々とは違い特別扱いで、極楽浄土に行けます。未来永劫の幸せが手に入ります。貴方には尊大師の称号を与えます」である。

 要は苦労せず、超効率的に幸せになれるのだ。過酷な受験勉強を過ごした頭のいい利己主義の子は、楽をして成果を得たいのだ。それがオウムの修行をすれば、超能力が手に入る、それに飛びついたのだ。人は特別扱いというキーワードに弱い。現代子は、苦労を嫌うのだ。それでコチョコチョとされると、簡単に堕ちる。

 

鈴が鳴る鳴る鸚鵡(オウム)真理響

 それと「スマホや財布や身に鈴を付ければ、貴方だけは幸せになれる、との鈴の音の教え」と比較して、オウム真理教の洗脳教育と何が違うのか。上品であった日本婦人が、鈴を付けて下品なオバタリアンに大変身である。まるで鸚鵡の口真似である。鸚鵡真理教徒である。それはオウム真理教のヘッドギアのスマホ版である。

 最近の日本は、猫も杓子も周りは鈴だらけで、電車や静かな演奏会場でも鈴のチリンチリンの氾濫である。日本人が軽薄になり、近隣の人への気配りがなくなり、利己的になった証である。その利己的な親の後ろ姿をみて、子供が育ち、努力をしないので成果が上がらず、それで新興宗教に走る。それと阻止できない親の責任である。親が安易な道に走れば、子供も真似をする。

 新幹線の座席のテーブルの前には、「携帯電話はマナーモードに切り替えてください」と表示がある。それだけ人は他人の音が迷惑なのだ。鸚鵡真理響徒には、それが分かっていない。

2p1100914

 新幹線座席の注意銘板

 

キーボード狂

 久留米への行きの朝の山陽新幹線内では、無神経なオジンがパソコンのキーを叩く音で迷惑をした。静かな新幹線内で、サルが太鼓を叩くが如き様で、横の二人のオジンがキーボードを叩きまくっていたのだ。キーボードを叩く甲高い音が車両内に響き、本人は他人迷惑であることに気が付かない。キーボードを新幹線等の公共の場で叩くには、作法がある。私は、基本的にPCのキーボードを打っても音を出さないように打つ。そのように気を使って音の出ないような叩き方を訓練した。そうしないと、昔の職場である静かな研究開発部内で、頭脳労働をしている仕事仲間に迷惑なのだ。阿呆な仕事のできない人に限って、それ見よがしに、PCキーボードを大きな音を出して打っていた。それでその人の仕事のレベルと人格が分かったものだ。

 PCがネットワークで繋がり、孤独な人がのめり込んでいる。いかにも大勢の仲間ができたように錯覚している。そこに過度な個人主義が生まれ、その中で生きている人たちに見せかけの仲間が生まれている。その人たちが打つキーボードの音は、孤独を紛らわせる音なのだ。キーボードが悲鳴を上げているのだ。

3p1100910

 山陽新幹線内で 2018年7月9日 10:38

 

ピアノ殺人事件

 私が社会に出た1年後、1974年8月28日朝、神奈川県平塚市でピアノのキーボードから出る騒音が理由で、騒音に悩んだ男が階下に住む母子3人を殺害した。音の問題は深刻なのだ。いつ何時、キーボードの音がうるさいと、刃物を振るう人が出るやも知れぬ。第二の新幹線殺人事件が起きるやも知れぬ。少し気に障ったと、煽り運転や口論で殺人事件が起きる世相である。

 昨日、久しぶりに新幹線に乗車して驚いたことは、警官、警備員、乗務員が頻繁に巡回していたことだ。安全な日本はどこへ行った? 日本社会に利己主義者が増えたのが原因である。他人に気を遣う人は、犯罪に手を染めない。

 

2018-07-10  久志能幾研究所 小田泰仙  

著作権の関係で無断引用、無断転載を禁止します。

コメント

コメントを投稿