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2018年2月12日 (月)

「大村藩蔵屋敷跡」碑の見学でのご縁

 2015年10月8日、私は松本明慶師の造佛された四天王像の写真撮影のため、高野山に行った。その帰りに梅田のNTTテレパーク堂島ビルに寄って、馬場恵峰先生が揮毫した「大村藩蔵屋敷の跡」の碑を事前調査した。肝心の馬場恵峰先生がまだ完成したこの碑を見ていないので、お墓建立の開眼法要の後、九州への帰路の伊丹空港に行く途中で、寄り道をしてこの碑の見学する予定を立てた。

 2015年11月29日、彦根での墓改建の開眼法要が終り、その後の会席を彦根キャッスルホテルで終えてから、15:24米原発の新幹線で梅田の大村藩蔵屋敷跡の碑の見学に向った。新大阪駅まで代表の川添純雄様に車で迎えに来ていただき、現地に向った。前回に来たときは道に迷ってしまったので、現地への案内をお願いした。現地では大村高等学校関西同窓会の4名の方が対応して頂いた。恵峰先生もこの碑を見るのは今回が初めてで、大層喜ばれた。案内をした甲斐があった。

 同じ場所に建つ他の2つの碑と比較しても、恵峰先生揮毫の碑は、伸びやかな優雅な書体で、長く後世に残る碑となった。この建立に携った長崎県立大村高校OBの皆さんも喜んでおられるのが、碑の書体から伝わってきた。

 恵峰先生が自家の墓の字を揮毫するとき、「大きな碑文では、上に位置する字は大きく書く」と言われたのを思い出した。確かに、「大村藩蔵屋敷の跡」の字の「大」のが他の文字よりも大きく書かれている。その文字を下から仰ぎ見ると全体のバランスが良く見えるだ。

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 馬場恵峰先生、三根子先生  2015年11月29日撮影

Edsc_1903t  20151129日撮影 笠野氏撮影 

2018-02-12

久志能幾研究所 小田泰仙  e-mail :  yukio.oda.ii@go4.enjoy.ne.jp

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