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2018年1月 6日 (土)

人生の基本姿勢

1.なりきる

   しっかり自分を見つめきる。男になりきる、女になりきる。

   統合されたあり方で、志、夢を持って生きる。   

2.やりきる 

        何事も中途半端にやると、画竜点睛を欠くことに

3.捨てきる  

        自我没却  

    小事を侮らず 大事をおそれず。  

    気配り 目配り 心配り

4.生ききる

   生ききるのが生命の責任である。

        ご先祖から頂いた命、その命を全うしてこそ天寿である。

 

 「きる」というのが要点である。中途半端にしか、ならず、やらず、捨てないから、中途半端な成果しか生まれない。人生の成功者になりきることである。己は何に生まれたのか。そのお役になりきらずして、成仏はできまい。優柔不断な己の心を切るのが大切。

 行動は心の発情である。バレエも、己の心の表現である。心の内面を最大限に表せば、腕が、手が、指が、体が極限まで伸びきって、人の動きを最大限に美しく見せる。人生はバレエ舞台なのだ。人生舞台で踊る以上は、美しく踊りきりたい。バレエダンサーになりきらないと、観客の神様を満足させられない。神様を満足させればご褒美がある。

 まず一歩を踏み出そう。それが「為せば成る 為さねばならぬ 成らぬ業を 成らぬと捨てる 人のはかなき」だ。

 

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図2 恵峰書「迷って百年、悟って1日」の言葉に惚れて入手した。

本原稿は、馬場恵峰師の新潟講演会(2017年4月9日)の講話内容をヒントに構成しました。

2018-01-06

久志能幾研究所 小田泰仙  e-mail :  yukio.oda.ii@go4.enjoy.ne.jp

HP: https://yukioodaii.wixsite.com/mysite

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