ドレスデントリオが離日
ドレスデントリオは2018年1月7日にセントレアに到着して以来、計4回の公演、4日間のリハーサルをこなして、今朝の1月15日07:40発の国内線ANA767にて、セントレアから成田に向けて飛び立ち、ドイツ帰国に向かった。私は彼らの真摯な音楽に取り組む姿に接して感銘を受けた。岡崎の宇野病院の午後からの金澤澄華さんとのリハーサルでも、聞けば午前中に着いて彼らだけで練習をしていたとか。
私は、彼らの来日の間、終日、演奏会、リハーサルのお付き合いと写真撮影、ビデオ撮影を担当していたため、ブログ記事を作成する時間がとれなかった。今朝、彼らをセントレアでお見送りして大役が完了した。来日中の各イベントの報告は順次します。
演奏ツアーの目的
この来日中、彼らは短時間の岡崎城見学と少しの買い物以外、全て公演、リハーサル中心のハードスケジュールでした。今回の演奏会では、観客数と会費から飛行機代・宿泊費、ホール代、共演者のギャラ等を計算すると、日本の皆さんによい音楽を聴いてもらいたいという意思がないと採算が合わない演奏会である。金儲け主義なら、ドイツ現地だけで演奏をしていた方が、よほど楽だし儲かる。あえてハードスケジュールで日本の演奏会をこなして頂けた皆さんの音楽に対する情熱に感謝です。
せわしない日程
1月14日の昨夜、八事のレストランChez KOBEにて、ドレスデントリオと金澤澄華さんの来日最後の演奏会が72名の参加者で大成功のうちに21時半に終わった。彼らは二次会も断り宿泊地に帰り、今朝の5時に名鉄金山駅に集合して5時15分の始発でセントレアに向かった。聞けばハイケさんと小出さんは前日のシャンペンのせいか朝4時発を意識して一睡もできなかったとか。私もこの時間には、大垣始発のJRでは間に合わないので、金山のホテルで前泊をした。見送りに来たい女性ファンも多くいたようだが、この時間に金山駅に来る足が無く諦めた人も多かったようだ。彼らは経費節約のため、せわしない日程である。将来はクラッシクを聴く人が増えて、もっと余裕のあるスケジュールになることを期待したい。せっかく海外から来た音楽家に気の毒であった。
彼らの搭乗手続では、アンドレアスさんの機内持ち込みのビオラケースが、3cm超えとかで、少しすったもんだした。国内線は意外と規則が厳格である。ウフルさんのチョロは、専用の重量級のケースに入れているので、手荷物ではなく預かり手荷物で搭乗をされた。機内持ち込みだと、1席分が必要となり経費が大変なので、この専用ケースにしたとのこと。問題は、移動に「重い!」
成田行きの国内線ANA便でも、乗り継ぎ国際線扱いのため2時間前の搭乗が必要で、ゆっくりとお茶を飲む時間もなく、彼らは名残惜しそうに手を振りながら検査ゲートに消えた。彼らを乗せたB767は定刻通り駐機場9番を離れ、成田に向けて飛び立った。さようならドレスデントリオ。
始発の名鉄急行にて。始発でガラガラ
9番スポット。ドアが閉まり、搭乗ブリッジが離れていく。
時刻表上はこれが離陸 07:37
駐機場より誘導路へ運ばれる
離陸スタート地点に向かってタキシング
朝日を浴びて離陸滑走開始 07:50
離陸 一路成田へ
2018-01-15
久志能幾研究所 小田泰仙 e-mail : yukio.oda.ii@go4.enjoy.ne.jp
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