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2017年12月 1日 (金)

渡る世間は鬼ばかり、鬼から身を守れ

 自分の考えを明確にし、他の邪悪な思想に取り付かれないように門番の役目をするのが四天王の役目である。目を見開き、高い視点で物を見よと教えている。目や舌や鼻が食物の危険から身を守るために四天王の役目を果たすように、心に入ってくる思想の正悪を、四天王として判断する力を付けねば生きていけない。それが出来ず滅んでいった民族は数知れない。歴史を学ばない民族は滅ぶ。

 自分達とは思想の違う民族が、世界には跋扈している歴史事実を認識しないと、無防備に正道を歩くだけでは、鬼に食い殺される。自宅でも寝るときは鍵をかけて戸締りして寝るではないか。非武装中立とは戯言である。きちんと戸締りをするから泥棒が入ってこない。プロレスラーに喧嘩を売るヤクザはいない。必要最低限の自衛の戦力は必要である。トヨタの中興の祖 石田退三氏曰く「自分の城は自分で守れ」。

 

鬼の思想

 アーリア人は「俺たちが一番優秀な民族だ」、「人のものはオレのもの」、「俺の考えが正しいと思うのは正しい」、「だから他の民俗は我々に従うのが当然」との考えで歴史を邁進してきた。力による征服で、従わなければ虐殺、よくて土地の強奪、奴隷として搾取である。原住民との言葉は、「未開の」とのユニアンスがあり、優秀な民族と自負するアーリア人は、罪の意識もなく、やりたい放題で原住民の皆殺しの戦術で世界を席巻していった。そして現在の西洋社会が構築された。中華思想も同じ傾向である。中華思想も自分達が一番偉いとの考えが根底にある。紀元前2000年から続くこの人種の思想はDNAとして今も払拭されず今も鬼畜のように生き延びている。今の中東の紛争は、植民地政策による後遺症であり、アーリア人同士の内輪揉めである。和を重んじる民族には理解不能である。

 

アーリア人の民族皆殺し歴史(中国人はアーリア人と同じ思想)

 イギリスがアテスカ帝国を皆殺し、滅亡

 スペインによるインカ帝国を皆殺し、滅亡

 英国人(現米国人)のアメリカ原住民のインディアン600万人の殺害

 イギリスが侵略しオーストラリア原住民を皆殺し、植民地として統治

 アメリカでのハワイ原住民の皆殺しでハワイ併合

 列強諸国によるインド、アジア、アフリカの植民地化

 英国は中国人にアヘンを売りつけ、因縁をつけてアヘン戦争を起した

 米軍は東京大空襲での民間人10万人焼殺、原爆での20万人の虐殺した

  東京大空襲は山の手周囲を焼夷弾の炎で逃げ道を無くして爆弾投下

  広島、長崎の原爆は米軍歴史資料で爆発実験の項に分類される。

 米軍の日本本土無差別爆撃で、非戦闘員の死傷者100万人

 ヒトラーはユダヤ人を1700万人虐殺 

 スターリンは2300万人を虐殺

 中国共産党は4000~6000万人の自国民、他国民の虐殺

 中国共産党によるチベット民族皆殺し作戦進行中   120万人の虐殺

 中国共産党による仏教寺院の破壊活動(仏教の平和主義は共産党に不都合)

 

狂祖の誘惑

 思想に犯されて誤った道の進んだ優秀な若い人たちが、つい最近の日本にも存在した。誤った思想に洗脳されて、地下鉄サリン事件を起こした。普通の人よりも頭の良い子達が、である。学校もまともに出ていない狂祖に取り付かれると、正悪の判断もできなくなり、地獄の餓鬼道に堕ちる。

 

拝金主義狂

 現在は拝金主義狂という鬼に取り付かれた人が氾濫している。拝金主義狂に犯されると、貧富の差が拡大した格差社会が出来ると、社会不安が増大し暴動が発生し、最終的には社会が崩壊する。拝金主義者は己の立っている社会が崩壊すれば、己も生きていけないことが分からない人たちである。拝金主義とは、金勘定だけがよくできる餓鬼どもが罹る病気である。

 体に悪いことを知りながら、金儲けのために添加物まみれの食品を売るメーカは死餓鬼ではないのか。

 金や権力、強欲の本能に目が眩むとどれだけ非道の鬼になれるか、歴史が教えてくれている。その歴史を学校では教えてくれない。学校で習う歴史は、あくまで西洋の視点で、勝者の立場で見た歴史観である。洗脳教科書である。もっと目を見開いて物事を観よと広目天は言う。在れども、その気になって、持てる知識を総動員して視点を変えてみないから、真実が見えない。西洋史観に騙されてはならない。自分を守るのは自分である。自分の城は自分で守らないと家族が殺され国が滅ぶ。

 

我が家の犠牲者

 先の太平洋戦争で、父の5人兄弟のうち、2名が戦死している。父も戦後2年間のシベリア抑留を強いられた。シベリア抑留では一説に10万人の邦人が極寒の地に散った。ロシアの鬼畜の火事場泥棒による戦争犯罪である。戦争は身近にある。

 

仏の顔を被った鬼

 世には仏の顔を被った鬼が跋扈している。それを見極めないと、地獄に突き落とされる。先に民主党政権時代は、その仏の仮面をかぶった鬼に騙された最悪の時代であった。「コンクリートから人への投資」とかの美しい言葉で、日本国民は騙され、民主党が政権を取った。民主党は未来に投資をしない政策で、経済は停滞を極め、不況が続き、消費税増税でとどめを刺した。対米関係が最悪になり、防衛で隙をみせため中国が尖閣諸島でやりたい放題の事態となった。仏の仮面を被った鳩山に騙されたわけである。

 先に社会党は、非武装中立をうたい、平和をもたらす仏の真似をして国民を騙した。自衛隊を罵倒し、北朝鮮による拉致犯罪の真実は知っていても、オタカさんは知らんふりを通した。もし今、社会党を信じて、自衛隊を無くし、非武装中立をしていたら、尖閣諸島はおろか沖縄も中国に強奪されていたであろう。

 

仏の顔を被った鬼ではないか?

 大垣市も仏の仮面をかぶった市長が市政を混乱に陥れている。節約第一で、未来に投資をせず、チャラチャラした見栄えの良い行事にばかり金を使い、大事な治水や道路行政、経済活性化への投資には、金をケチる。その挙句客寄せパンダ如きドローンでの菓子まきで人身事故を起こし、その責任を下請け業者に押し付け、責任を取らない。その17年間の治世の挙句の結果が、大垣経済の停滞・没落である。

 大垣市には改革が必要だ。大垣市長の現在の政策は、一見美しいが、それは成長を阻害する政策ばかりである。それなら何もしない方が良い。保守的なトヨタを変えた奥田碩社長(1995~1999年)は「変わらないことは悪いことだと思え」「改革をしないなら、せめてその邪魔をしないで欲しい」「任務に忠実なだけではいけない。リスクは覚悟の上で収益の向上に積極的に挑戦せよ」と訴えて、トヨタを変えた。それからがトヨタが世界一への道を歩み始めた。

 現大垣市長は節約第一主義で、金を使わないことが己の任務と勘違いとしている。節約と投資の違いが理解できないようだ。それでいてトンチンカンな行事には、業者に丸投げで大金を使う。会計報告も無い。未来への投資をお願いすると「金がないんですよ、だからやれません」である。「仕事の鬼」は許されるが、「鬼のような節約」では大垣市は浮かばれない。

 

大垣の未来

 今の小川敏大垣市長の政策のままならば、大垣は没落の道へ一本道である。これこそが、仏の顔を被った鬼ではないのかと思わざるを得ない。現世代はその影響が少ないかもしれないが、鬼のような政策が、未来の市民である子供達を、確実に地獄に突き落とす。今のままの大垣市政では、大垣市の未来は暗い。一見、見た目は美しいが、誰も歩いていない街並み、お洒落なお店が見当たらず、詳細に見れば汚い街並み、日本一汚れたトイレ、朽ちた観光施設、安物買いの銭失いの設備、役人天国の市政、老人ばかりの歩行者、子供の不良の増加、買い物難民の氾濫、介護・医療産業だけが興隆、市民税の高騰、商店街の衰退、工業の衰退、名古屋のベットタウンに没落である。それを食い止める政策が急務である。

Photo

 「大垣市長よ、大垣の未来のビジョンを書いたこの巻物を観よ」と広目天は目で言っているようだ。(松本明慶大仏師作 高野山中門に納佛直前の姿 松本工房にて2015年10月8日)

 

2017-12-01

久志能幾研究所 小田泰仙  e-mail :  yukio.oda.ii@go4.enjoy.ne.jp

HP: https://yukioodaii.wixsite.com/mysite

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